- 住所変更で追記をしたマイナンバーカードだとeKYCに失敗する場合がある
- 多くのeKYCは問題ないが一部のeKYCは追記欄がうまく読み取れない可能性有
- やむを得ない理由がない場合でのマイナンバーカードの再交付手数料は有料
マイナンバーカード発行後に住所変更をしたので、追記欄に現住所が記載されているのですが、このようなマイナンバーカードだと、eKYCでの本人確認ができない場合があるようです。


再交付がやむを得ない、と認められるか微妙ですものね。

うーん、eKYCも万能じゃないんやね。
住所変更後のマイナンバーカードでeKYCでの本人確認ができない

通常、マイナンバーカードにおける現住所記載欄はカード左上になるですが、マイナンバーカード発行後に住所変更を行うと、右下にある青枠内の追記欄に転居後の住所が記載されるようになっております。
つまり、転居してもマイナンバーカードは原則そのままというわけです。

さて、筆者のマイナンバーカードなのですが、マイナンバーカード発行後に転居しているため、現住所は左上ではなく、右下の追記欄に記載されております。もちろん、然るべき手続きを踏んでいるため、身分証としても当然有効です。
しかしながら、このマイナンバーカードでeKYCによる本人確認をしようとすると、「入力した内容と異なるため本人確認できませんでした」と失敗することが多々あります。
こうなってしまうと非常に厄介。eKYCによる本人確認ができなかった際、サポートセンターからメールなどで連絡が来れば、そこで事情を説明して本人確認を改めて進めていくことができるのですが、完全にシステム任せになっているところは、この時点で“詰み”になってしまうのです。
マイナンバーカードの再交付手数料について

Image:マイナンバーカード総合サイト
マイナンバーカードの再交付には、“有料”と“無料”の場合が存在しております。
カードの有効期間が満了した場合、表面の追記欄が満欄になった場合、これらについては再交付手数料は無料となります。また、再交付がやむを得ないと認められた場合についても、再交付手数料は無料です。それらに該当しない場合においては、原則として再交付手数料が有料となります。
マイナンバーカードの再交付手数料なのですが、国の制度として統一されているようで、全国一律で1,000円となっています。なお、電子証明書が不要な場合は800円です。

ちなみに、今回の件で問い合わせたら、有料での再交付になりそうなのであーる。

そうなると、1,000円かかりますわね……。
まとめ「住所変更後はeKYCに御用心」

現住所が右下の追記欄に記載されているマイナンバーカードだと、稀にeKYCによる本人確認ができない場合がある。
“有料”と“無料”の場合が存在。
再交付がやむを得ないと認められた場合以外は、原則として再交付手数料は有料(1,000円)。
マイナンバーカードというよりかは、eKYCに問題ありという感じ。
最近では、eKYCでしか本人確認を受け付けていないサービスも多々見受けられるので、かなり困ったことになっています。

再交付手数料が安かったら、作り直すんだけどねー。
おまけ

そういうわけで、eKYCも万能じゃないですな。

難しいところですわね。

大丈夫なeKYCがほとんどやと思うけど、ダメなeKYCに当たると厄介やね。
おわり
マイナンバーカードを再発行すればいい話なんだけど、有料になりそうだから困ーる。