記事のポイント
- 最新防水タブレットは超少ない!
- Androidだと2機種しかおすすめない!
- この記事はあくまでカタログ!
おすすめと言われれば2機種のみ。
2019年で購入できそうな防水タブレットを10機種探してきました。すると分かったのが、ちゃんと防水お風呂タブレットとして使えそうなのが、たった“2機種”だけという事実でしたとさ…。
2019年防水タブレット2機種+8機種
1.Huawei『HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp』
OS | Android |
画面サイズ | 10.1インチ |
画面解像度 | 1,920×1,200 |
重量 | 465g |
防水性能 | ○(IPX7) |
防塵性能 | ○(IP6X) |
ポイント | 指紋認証搭載 4面スピーカー ワンセグ・フルセグ対応 |
Huawei『HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp』のスペック表。
Huaweiの『HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp』は、現状、最新のお風呂タブレットの中で、数少ないのおすすめと言える機種。
完全防水タブレットのジャンルは不人気なのか、2017年12月に発売されたこの製品が、事実上のお風呂タブレットでの独擅場。価格も3万円台前半と格安かつ、地デジも視聴できるので、誰にでもおすすめ。解像度も高いので、格安なのにスペックは良い機種となっています。
2.KEIAN『KWP10R』
OS | Android |
画面サイズ | 10インチ |
画面解像度 | 1,280×800 |
重量 | 532g |
防水性能 | ○(IPX5) |
防塵性能 | - |
ポイント | とにかく格安 |
KEIAN『KWP10R』のスペック表。
KEIANの『KWP10R』は、1万円台で購入可能な格安の防水お風呂タブレット。
正直、これをおすすめと言ってしまうと…ね。そこはお察しくださいな。格安でどうしてもお風呂タブレットが欲しいとか、お風呂に持って行くから、使い捨てでもOKと思えるならですな。基本は、HuaweiのHUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wpのほうが断然おすすめ。
3.NEC『LAVIE Tab S TS508』
OS | Android |
画面サイズ | 8インチ |
画面解像度 | 1,920×1,200 |
重量 | 321g |
防水性能 | ○(IPX2) |
防塵性能 | ○(IP5X) |
ポイント | 珍しい防水8タブ 高解像度 |
NEC『LAVIE Tab S TS508』のスペック表。
NECの『LAVIE Tab S TS508』は、防水防塵対応の8インチ防水お風呂(と正確には言えない)タブレット。
発売年が古い(というか、AndroidではHuaweiと富士通の以外全部そう)ので、防水タブレットという組み合わせでかつ8タブなら、という感じ。防水搭載ではあるが、IPX2はかなり心もとないし、お風呂はかなり厳しい可能性あり。手放しでおすすめできるかは微妙な気もするモデル。
4.LG『Qua Tab PZ』
OS | Android |
画面サイズ | 10.1インチ |
画面解像度 | 1,920×1,200 |
重量 | 486g |
防水性能 | ○(IPX7) |
防塵性能 | ○(IP6X) |
ポイント | デュアルウィンドウ ワンセグ・フルセグ対応 高解像度 LTE回線利用可能 |
LG『Qua Tab PZ』のスペック表。
LGの『Qua Tab PZ』は、auから発売されていたQua Tabシリーズの防水タブレット。
2016年発売なので少し古いですが、完全防水&防塵で、高解像度で地デジ対応な稀有なモデル。これだけだとHUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wpでも良さそうなのですが、Qua Tab PZはau系SIM(mineo やUQ mobile など)が使えるので、LTE回線が欲しいなら、意外とおすすめな選択肢に入るかも。白ロムが2万円台なら買っても良さそうです。
5.京セラ『Qua Tab KYT31』
OS | Android |
画面サイズ | 8インチ |
画面解像度 | 1,920×1,200 |
重量 | 286g |
防水性能 | ○(IPX7) |
防塵性能 | ○(IP5X) |
ポイント | デュアルウィンドウ 高解像度 LTE回線利用可能 |
京セラ『Qua Tab KYT31』のスペック表。
京セラの『Qua Tab KYT31』は、先程のQua Tab PZを8インチにして、地デジ機能を抜いたような防水タブレット。
こちらもauの製品だったので、au系SIM(mineo やUQ mobile など)が使えるのが特徴。おすすめからと言われるとかなり微妙ですが、防水8インチタブレットでSIMを挿したいなら…という感じ。
6.富士通『arrows Tab F-02K』
OS | Android |
画面サイズ | 10.1インチ |
画面解像度 | 2,560×1,600 |
重量 | 441g |
防水性能 | ○(IPX8) |
防塵性能 | ○(IP6X) |
ポイント | Wacomデジタイザーペン搭載 ワンセグ・フルセグ対応 QuickCharge対応 USB PD対応 MILスペック対応 マルチウィンドウ機能 虹彩認証搭載 USB Type-C NFC搭載 ハイレゾ対応 LTE回線利用可能 |
富士通『arrows Tab F-02K』のスペック表。
富士通の『arrows Tab F-02K』は、2018年発売のメーカー公式でお風呂に対応している高性能防水タブレット。
正直、価格がちょっと高いことと、入手性がドコモの白ロムに限られてしまうのがネックですが、それ以外は“珍しく”おすすめと言っても過言ではないモデル。防水で高性能なのもそうですが、ドコモ系のSIM(LINEモバイルやmineo など)が使えるのも大きな魅力。そして、Wacomデジタイザーペン対応。価格以外は、かなりおすすめのモデルです。ほんと、入手性の悪さのみ…。
7.SHARP『AQUOSポータブル 2T-C16AP-W』
OS | 独自OS |
画面サイズ | 12インチ |
画面解像度 | 1,366×768 |
重量 | 970g |
防水性能 | ○(IPX7) |
防塵性能 | - |
ポイント | お風呂テレビ 地デジ・BS・CS対応 AIoT対応 |
SHARP『AQUOSポータブル 2T-C16AP-W』のスペック表。
SHARPの『AQUOSポータブル 2T-C16AP-W』は、防水タブレット“みたいな”ワイヤレスのお風呂テレビ。
お風呂テレビなので、防水タブレットみたいな見た目ですが、インターネットはできません。そのかわり、地デジもBSもCSも見られます。防水タブレットというよりかは、お風呂テレビが欲しいならおすすめ。ネットをするなら当然除外です。
8.Sony『Xperia Z4 Tablet』
OS | Android |
画面サイズ | 10.1インチ |
画面解像度 | 2,560×1,600 |
重量 | 389g |
防水性能 | ○(IPX8) |
防塵性能 | ○(IP6X) |
ポイント | 薄型軽量 最後のXperia Tablet |
Sony『Xperia Z4 Tablet』のスペック表。
Sonyの『Xperia Z4 Tablet』は、Xperia系最後のタブレット。かなり古いですが、しっかり防水・防塵なお風呂タブレットです。
さすがにもうおすすめはできないスペックなので、出なくなってしまったSonyのタブレットが欲しいなら…ですね。完全にコレクション用な気がします。
9.Sony『Xperia Z3 Tablet Compact』
OS | Android |
画面サイズ | 8.0インチ |
画面解像度 | 1,920×1,200 |
重量 | 270g |
防水性能 | ○(IPX8) |
防塵性能 | ○(IP6X) |
ポイント | 薄型軽量 最後のXperia Tablet |
Sony『Xperia Z3 Tablet Compact』のスペック表。
Sonyは『Xperia Z3 Tablet Compact』、先程のXperia Z4 Tabletの8インチ版な完全防水タブレット。
これも…もうおすすめできないですね。スペックがレガシーすぎて、防水タブレットとしてもおすすめできないです。完全にコレクション用。これを今から買う人は、お風呂タブレットとして使うともったいない気もします。
10.Amazon『Kindle Paperwhite』
OS | Kindle |
画面サイズ | 6インチ |
画面解像度 | 1,448×1,072 |
重量 | Wi-Fi:182g Wi-Fi + 無料 4G:91g |
防水性能 | ○(IPX8) |
防塵性能 | - |
ポイント | Amazonの電子書籍Kindle端末 |
Amazon『Kindle Paperwhite』のスペック表。
Amazonは『Kindle Paperwhite』は、Amazonの電子書籍Kindleを読むための専用端末。
新型になり、防水機能が搭載されたので、お風呂でもKindleが読めるようになりました。もちろん、ネットはできないので、お風呂タブレット…と言われれば違うかも知れませんが、一応はタブレット(板)です。異論は認めませんぞ。
比較表
製品名 | HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp | KWP10R | LAVIE Tab S TS508 | Qua Tab PZ | arrows Tab F-02K | arrows Tab F-02K | AQUOSポータブル 2T-C16AP-W | Xperia Z4 Tablet | Xperia Z3 Tablet Compact | Kindle Paperwhite |
製品画像 | ||||||||||
特徴 | 地デジ対応の最新タブレット | とにかく格安 | 国内メーカー8タブ | au系LTE回線搭載10タブ | au系LTE回線搭載8タブ | 最強防水タブレット | 防水お風呂テレビ | コレクション用 | コレクション用 | 防水Kindle |
画面サイズ | 10.1インチ | 10インチ | 8インチ | 10.1インチ | 8インチ | 10.1インチ | 12インチ | 10.1インチ | 8.0インチ | 6インチ |
画面解像度 | 1,920×1,200 | 1,280×800 | 1,920×1,200 | 1,920×1,200 | 1,920×1,200 | 2,560×1,600 | 1,366×768 | 2,560×1,600 | 1,920×1,200 | 1,448×1,072 |
重量 | 465g | 532g | 321g | 486g | 286g | 441g | 970g | 389g | 270g | Wi-Fi:182g Wi-Fi + 無料 4G:91g |
防水性能 | ○(IPX7) | ○(IPX5) | ○(IPX2) | ○(IPX7) | ○(IPX7) | ○(IPX8) | ○(IPX7) | ○(IPX8) | ○(IPX8) | ○(IPX8) |
防塵性能 | ○(IP6X) | - | ○(IP5X) | ○(IP6X) | ○(IP5X) | ○(IP6X) | - | ○(IP6X) | ○(IP6X) | - |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
2019年版防水お風呂タブレットスペック比較表。
紹介した10機種の防水お風呂タブレットを、スペック比較表にしています。適当にご査収くださいな。
IP規格(防水・防塵規格)について
最後に『IP規格』という、防水/防塵保護等級について少しだけ説明。
よくある表記ですが…
IPX(ここが防塵性能)X(ここが防水性能)
という見方です。
防水保護等級 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | - |
種類 | - | 防滴I形 | 防滴II形 | 防雨型 | 防まつ型 | 防噴流型 | 耐水型 | 防浸型 | 水中型 | 防湿型 |
お風呂の利用 | - | - | - | - | - | - | △ | ○ | ○ | △ |
防水保護等級表。
防水保護等級が“IPX7以上”なら、お風呂の利用はまず大丈夫と思ってもらえればOKです。なので、NECのLAVIE Tab S TS508は、お風呂でおすすめとは言えないですね。
総評「実質2つしか選択肢がない事実!もっと出して!」
正直、10機種も防水タブレットを紹介できません。かなり強引です…。
ガジェット系ブログをやっている身としては、今更Xperia Z4 TabletやXperia Z3 Tablet Compactをおすすめなんて、口が裂けても言えなかったです…。だって、何年前の端末だと思っているんですか!Xperia好きしか買っちゃダメ!
- HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp
- arrows Tab F-02K
だけっ!おしまーいっ!!
おすすめなんて2機種で良かったのです。だから、2機種+8機種です。
おまけ
たぶん、「防水スマホでいいんじゃね?」って、みんな思ってる気がしたよー。
おわり