- Finderのタグ機能に名前起因のバグを見つけてしまった!
- タグ名を特定の文字にするとNASのファイルに不具合が生じる!
- 回避方法はタグ名の先頭に記号や数字を入れないこと!
タグの命名には要注意。
Finderのタグ名に、特定の記号や数字を入れると“表示結果にバグ”が生じることが発覚しました。なので、そのタグ表示バグの内容と、バグ発生の条件を調べてみます。
…あら。
厄介そうな予感がめっちゃするんやけど……。
TL;DR
■概要
- Finderのタグ名由来の不具合
- 主に先頭の文字に起因してバグ発生
- NAS利用時にタグ表示バグ発生
- NAS内のタグ非付与ファイルに影響
- 避けるべきタグ名は“数字”や“記号”
これからお話しするFinderのタグ名表示バグは、どうやらNASを利用していると生じるようです。可愛いバグならよかったのですが、実際はかなり厄介なので、このバグを回避して利用することをおすすめします。
NAS内のファイルに影響するのですか。厄介ですわね……。
勘弁してほしいバグなのであーる。
バグの内容
遭遇したFinderのタグに関係するバグとは、タグ名に特定の名前を付け、そのタグを表示すると、本来タグを付けていないファイルまでFinderで表示されてしまう、というもの。
この表示バグが発生する条件としては、NASをMacに接続している場合。NAS非接続時、そもそもNASを利用していない場合においては、このFinderのバグは発生しませんでした。なので、NASがバグの原因という可能性もあります。
本当はタグ付けしていないNAS内のファイルまで、Finderの任意のタグ欄で表示されてしまう時点で非常に厄介なバグ。
加えて、さらに困ったことに、このバグが発生した状況下だと、NASがずっとアクセスされた状態になってしまいます。
NASのHDDがずっと回転してる音が聞こえるんだよね…怖お!
うーん、それは嫌なバグやね……。
どうしてこういう状態になっているのかが分からないのですが、このバグが生じると、NAS内のファイルを無限ループで読み込もうとしてしまいます。しかも、1つしか存在しないファイルが、Finder上で、2個、3個、と重複して表示されたりも……。
このFinderのバグはタグ機能に起因するものなので、タグを使わなければよいだけの話。ただ、私のようにタグ機能を活用している人からすると、それでは困るのです。なので、なぜ発生するのかの原因を特定する必要があります。
そういうわけ検証して特定するのであーるっ!
バグの検証
■表示バグが生じるタグ名
- 先頭が記号(例:★FooBar)
- 先頭が数字(例:0000FooBar)
- 記号のみ(例:★)
- 数字のみ(例:0000)
Finderのタグが表示バグを起こしてしまう条件を、あれこれ検証してみました。
すると、タグ名に記号や数字を単独で使用した場合や、先頭に記号や数字を入れてしまうと、今回の表示バグを引き起こしてしまうことが判明しました。
これならば、バグの回避ができそうですわね。
ですなー。
タグ名を付けるときは慎重にならないと…かも!?
例えば、タグ名を『★』という記号にすると、今回のバグが発生してしまいます。
また、タグ名を『00_test』という先頭を数字のものにすると、こちらもバグが発生してしまいます。
ただ、タグ名に記号や数字を使うことができないというわけではなく、それらが先頭以外であれば、使っても表示バグが発生しませんでした。
ですので、今回のFinderのタグ表示バグを回避するには、原則的に記号や数字の利用を避ける。どうしても使いたい場合は、タグ名の先頭では使わない。という形になりそうです。
これで一応は解決した…はずっ!
まとめ「Finderのタグ名には要注意」
今回、私が遭遇したFinderのバグは、タグ名に記号や数字を入れると、タグを付けていないNAS内のファイルまでもが、そのタグ欄に表示されてしまう、というものでした。
このタグ名の表示バグは、名前に記号や数字を単独で使わないことや先頭で使わないことで回避できるので、この状態が改善されるまでは、この方法で対処する必要があるでしょう。
これを踏まえて、MacのFinderタグ活用術を話そうかなー!?
おまけ
Finderは、バグがおおくって……。
それは『がんばれゴエモン』やんね!?
完全にもらい事故ですわ……。
でも、ゴエモンのバグの多さは、ヤエちゃんがセルフで言ってたからねー。
だから、わたしは悪くないのであーる!
おわり
んんんー!?
タグを付けてないのに…タグが付いてる扱いに!?