- スマートスピーカー主要4社を比較した!
- できることに大きな差異はない!
- 選ぶときのポイントが“好み”になってくる!
主要4社のAIを覗く!
『スマートスピーカー』と呼ばれる、声リモコン的なスピーカー。ただ、種類も多く、何ができるかも意外と知らないもの。なので、Amazon・Apple・Google・LINEのAIさんを比較しました。
ディスプレイがあるモデルもあるやんね!
そうなのであーるっ。
簡潔にサクッと見ていこー!
目次
スマートスピーカーの基本
スマートスピーカーは主要4社がベース
まず、スマートスピーカーを選ぶ上で知っておきたいのは、各社から発売されてますが、“基本は4社”ということ。
スマートスピーカー主要4社
- Amazon(AIアシスタント:Alexa)
- Apple(AIアシスタント:Siri)
- Google(AIアシスタント:Google Assistant)
- LINE(AIアシスタント:Clova)
このスマートスピーカーの主要4社というのは、AIアシスタントを自社で持っていて他社にも提供しているAmazon・Apple・Google・LINEのことです。
でも、BoseやSonyだってスマートスピーカーを出してるやんね?
出してるけど、主要メーカーじゃないって感じかなー。それは次で説明することにするよー。
ガワは『スピーカー』・アンコは『AI』
なぜ各社から出ているスマートスピーカーが、まとめるとたった4社になるのか。それは、スマートスピーカーが『スピーカー』と『AI』という2大要素からできているからです。
かーんたんにまとめちゃうと…
スマートスピーカー = スピーカー + AI
ってことですな〜。
例えば、BoseのBose Home Speaker 500はAlexaを、SonyのLF-S50GはGoogle AssistantをAI部分に使っています。つまり、アンコ(AI)部分はAmazonやGoogleのものを使っているのです。自社部分はハード部のみ(一部はソフトも自社だが)ということ。
対して、Amazonが自社販売しているEchoシリーズは、ガワ(スピーカー)部分がAmazon製で、アンコ(AI)部分もAmazon製。つまり、オール自社製なスマートスピーカーを作っているのが、前述の主要4社ということになります。要するに、ハードもソフトも“純正”ということです。
だから、最初は主要4社のものを買えばいいと思うよー!
スマートスピーカー比較表
Amazon:Echo
Echo Dot(3Gen.) | Echo(2Gen.) | Echo Plus(2Gen.) | Echo Show 5 | Echo Spot | Echo Show | |
AI | Alexa | |||||
ディスプレイ | - | - | - | 5.5インチ(960×480) | 2.5インチ(480×480) | 10.1インチ(1,280×800) |
スピーカー | フルレンジ ×1 | ツイーター ×1 ウーファー ×1 |
ツイーター ×1 ウーファー ×1 |
フルレンジ ×1 | ツイーター ×1 ウーファー ×1 |
フルレンジ ×2 パッシブラジエーター |
カメラ | - | - | - | 1MP | 0.3MP | 5MP |
インターフェース | ステレオミニプラグ | ステレオミニプラグ | ステレオミニプラグ | ステレオミニプラグ | ステレオミニプラグ | ステレオミニプラグ |
Amazon Echoシリーズのスペック比較表。
Apple:Siri
Apple HomePodのスペック表。
Google:Google Assistant
Google Home Mini | Google Home | Google Nest Hub | |
AI | Google Assistant | ||
ディスプレイ | - | - | 7インチ(1,024×600) |
スピーカー | フルレンジ ×1 | フルレンジ ×2 パッシブラジエーター |
フルレンジ ×1 |
カメラ | - | - | - |
インターフェース | - | - | - |
Google Google Homeシリーズのスペック比較表。
LINE:Clova
Clova Friends mini | Clova Friends | Clova WAVE | Clova Desk | |
AI | Clova | |||
ディスプレイ | - | - | - | 7インチ(1,024×600) |
スピーカー | フルレンジ ×1 | フルレンジ ×1 パッシブラジエーター |
ツイーター ×2 ウーファー ×1 |
フルレンジ ×2 |
カメラ | - | - | - | 5MP |
インターフェース | ステレオミニプラグ | - | - | - |
LINE Clovaシリーズのスペック比較表。
スマートスピーカーができること
スマートスピーカーができることを簡単にまとめてしまうと、
- 音楽の再生
- 動画の視聴(ディスプレイがある機種のみ)
- 家電の操作
- ニュースの読み上げ
- 天気予報の読み上げ
- メッセージの返信
といった感じです。
本当はもっと細かく機能としてはあるのですが、おそらく一般的な使い方をするなら、上記の項目をよく使うはず。
ニュースや天気予報の読み上げに関しては、特に設定も不要で各社機能としては差異がありません。しかし、音楽再生や動画視聴に関しては、搭載されているAIアシスタントによって、対応してたりしてなかったりなので、購入前にチェックが必要です。
- Amazon:Alexaスキル
- Apple:Siri
- Google:できること - Googleアシスタント
- LINE:Clovaのスキル
各AIアシスタントができることについては、上記の各社公式サイトを見るのがベター。AIアシスタントのスキルは日々更新されているので、下手にまとめられたサイトを見るよりも、公式サイトを見るのが一番無難だったりします。
正直なところ、できることの差異が少ないから、選ぶときは好みってなりそうだけどねー。
あると便利なもの
スマートスピーカーと抱き合わせで買ってもよいくらいなのが、『スマート電球』と呼ばれるジャンル。その中でもphilips『Hue』がオススメ。
個人的にかなり便利で未来を感じるからオススメなのが、既存のエアコンをスマート家電化できる『Ambi Climate 2』というグッズ。
まとめ「主要4社のスマートスピーカーに大きな差異はない」
Amazon・Apple・Google・LINEの主要4社のスマートスピーカーについて比較してきたが、ハッキリ言って「どれも似たり寄ったり」だったりします。なので、現状は好みで選ぶという感じになりそうです。
一応の結論づけとすれば、
- Amazon:安くて汎用的でプライム会員なら
- Apple:オーディオ特化で高級志向
- Google:安くて汎用的でスマホの延長
- LINE:スキルの多さを求めなければ
という感じになりそうです。AmazonとGoogleの立ち位置が似すぎててもう…。
そう考えると、ディスプレイがついてて安いのを選べばよかったり…!?
おまけ
細かく見れば違いはあるけど、大枠でまとめちゃうと“ほぼ一緒”ってなるんだよねー。
なんだかスマホに似ていますね。ニュアンスとしては。
そうかもだねー。
この手のジャンルの製品は、他社と差別化しづらい面が大きいってのもあるよね。音声アシスタントに関しても、どこも完全体って感じじゃないし…。
おわり
かなり種類が多くなりましたからね。