auのSIMロック解除条件のおさらい—白ロムも9月までに総務省により全面解禁へ

auのSIMロック解除条件のおさらい—白ロムも9月までに総務省により全面解禁へ
サイト内の外部リンクはアフィリエイト広告を含む場合があります(詳細はプライバシーポリシーを参照)
記事のポイント
  • au端末のSIMロック解除が9月に全面解禁!
  • SIMロック未解除の白ロムでも問題ないぞ!
  • 改正後は中古スマホの価格変動があるかも!

縛りがなくなるゾッ!

auスマホの白ロムを購入するときに気をつけたい“12月以降”や“100日以降”という制限。これは9月から気にしなくてもよくなります

二条ねこ

auのややこしい中古スマホのSIMロック解除事情を調べたぞー!

まの

確か、購入者しかSIMロック解除できない…とかでしたよね?

二条ねこ

それが総務省のお達しで変わるんだよー!

au端末のSIMロック解除について

au端末のSIMロック解除について

auの白ロム(中古スマホ)には、SIMロック解除済“でない”ものも多くムスビーなどの市場に売られています。

そこで気になるのが、SIMロック解除されていないauの中古スマホを購入したMVNOユーザーがそのまま使えるのか、もしくはSIMロック解除できるのかということ。

二条ねこ

MVNOと組み合わせるなら気になると思うし、ちょっと調べてみたよー!

未解除の中古端末は買っても大丈夫

結論から言ってしまうと、SIMロックがかかっているau中古スマホを買ってしまっても大丈夫です。

auの中古スマホは、2019年9月1日以降はSIMロック解除が可能に。

現時点ではau端末のSIMロック解除は不可ですが、2019年9月1日以降はSIMロック解除が可能になります。これは総務省が『モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針』というガイドラインを改正したため。要するに、国のお達しで全キャリアともSIMロック解除が義務化されるということです。

まの

総務省が決めたことですと、さすがに逆らうことはできないですからね。

二条ねこ

auの白ロムを買いやすくなったってことですな〜。

▼au版Galaxy Note9も白ロムで買いやすくなる。

未解除な場合のそのまま使える回線

前述のとおり、2019年9月1日までに中古端末のSIMロック解除が義務化されます。ですが、そもそもSIMロック解除しなくてもよいMVNOもあります。

au端末のSIMロック未解除な場合でも使えるMVNO

上記のMVNOはau回線を持っている事業者なので、原則としてauスマホの白ロムを購入しても、SIMロック解除が不要です。

UQ mobileでau版iPhone XSを使う場合、SIMロック解除は不要。

UQ mobileでau版iPhone XSを使う場合、SIMロック解除は不要。

ただ、auの場合は端末がVoLTEと4G LTEで挙動が変わってきます。なので、上記のMVNOを契約する前に、使いたい端末の動作確認を調べておきましょう。

二条ねこ

時期的にいうと、2017年8月以降の端末なら大丈夫な感じだねー!もち、ちゃんと要確認っ!

auのSIMロック解除のタイムライン

まもなくau中古スマホのSIMロック解除が解禁されます。ただ、せっかくなので、今までのauにおけるSIMロック解除についてを時系列で追ってみます。

2017年11月30日まで:手数料を払えば白ロムも解除可能

2017年11月30日まで:手数料を払えば白ロムも解除可能

個人的にはこの時期のイメージが強いのですが、2017年11月30日までは、au未契約者が白ロム(中古スマホ)をauショップに持ち込めばSIMロック解除可能(手数料3,000円必要)でした。

二条ねこ

ところが、翌年の12月以降に事態が急変しちゃったんだよねー。

2017年12月1日から:契約者本人+100日制限

2017年12月1日から:契約者本人+100日制限

2017年12月1日以降からは、

  • 契約者本人のみロック解除可能
  • auに購入履歴がある端末のみ
  • au解約済の場合は100日以内

というSIMロック解除の制限が設けられました。

現時点でもこれが適用されているので、総務省のガイドラインが適用されるまでは、SIMロック未解除の白ロムは買ってはいけない(9月まで解除を待たないといけない)と思う人も多いはず。

2019年9月1日から:白ロムのSIMロック解除解禁

2019年9月1日から:白ロムのSIMロック解除解禁

そして2019年9月1日からは、au未契約者でもSIMロック解除が可能になります。

今回は2017年のときとは異なり、オンラインからもSIMロック解除が可能になります。あとの細かい規定は総務省のガイドラインに倣う形になるでしょう。

二条ねこ

これでauの白ロムが買いやすくなったぞー!

新ガイドライン適用後は価格高騰必至

総務省のガイドラインで、キャリア販売の中古端末(スマホ)のSIMロック解除が義務化されるということは、さすがのauも従わざるをえないということ。

中古端末のSIMロック解除条件

  • 割賦払い中の端末は、購入から100日程度まで解除不可。
  • 一括払いの端末は、支払いが確認でき次第解除可。

つまり、新たな動きがない限り確実に9月1日からauスマホのSIMロック解除ができる。なお、総務省のガイドラインによると、上記のような“条件”が課せられている。

auの白ロムが価格高騰する可能性はある。

auの白ロムが価格高騰する可能性はある。

この条件から考えると、ムスビーのような白ロムマーケットでは、auのSIMロック解除解禁になると同時に、今まで未解除だったau端末が軒並み価格高騰する可能性が高い。なので、総務省とauを信じるなら、8月までにあえてSIMロック未解除スマホを買っておくのも手と言えよう。

二条ねこ

実際、docomo端末の白ロムが価格高騰しちゃってるからね〜。

さたえり

今のような大きな価格差はなくなりそうやんね。

まとめ「auの白ロムを気にせずに買える時代が来た!」

まとめ「auの白ロムを気にせずに買える時代が来た!」

まとめると、2019年9月1日以降、SIMロック未解除のau端末でも解除ができるようになるということです。

今回の解禁は、現在のような縛りもないのでMVNOユーザーが白ロム(中古)を買う追い風になるでしょう。ただ、解禁されると白ロム価格が高騰するかもしれないことに注意。

二条ねこ

自由っていいね〜♪

この記事で紹介したガジェット

おまけ

二条ねこ

さーて、今のうちにGalaxy Note9を確保したいな〜♪

さたえり

うん、ダメやね。

まの

却下です。

二条ねこ

そんなぁ…。

おわり