- 新型Philips HueのみBluetoothを搭載!
- 新型はHue Bridge不要でコントロール可能!
- 新型でもHue Bridgeはあると便利!
新型はHue Bridge不要なのだ!
他のスマート電球と異なり、『Hue Bridge』というハブが必要だったPhilips Hueシリーズ。ところが、2020年に発売された新型は、このHue Bridgeが“不要”になりました。そこで、新旧Philips Hue製品の違いについてまとめてみます。


Bluetoothが新たに搭載されたわけですね。

むむっ!?
さらに遊べるようになった予感っ……!?
目次
新旧Philips Hueの違い

冒頭で話したように、2020年にリニューアルされたPhilips Hue製品には、新たに『Bluetooth』が搭載されています。
新型Philips Hue | 旧型Philips Hue | |
ZigBee | ○ | ○ |
Bluetooth | ○ | × |
新旧Philips Hue製品の搭載通信規格の差異。
2020年6月時点では、全部のPhilips Hueシリーズのスマート電球にBluetoothが搭載されているわけではないことに注意。どのPhilips Hue製品がBluetooth対応になったかは、見分け方も含めて最後にまとめて紹介します。
新旧Philips Hueの比較表
新型Philips Hue | 旧型Philips Hue | |
通信規格 | ZigBee Bluetooth |
ZigBee |
対応アプリ | Philips Hue Philips Hue Bluetooth |
Philips Hue |
Hue Bridge | 不要 (接続可能) |
必要 |
Bluetooth操作 | ○ | × |
Wi-Fi操作 | ○¹ | ○ |
タイマー機能 | ○ | ○ |
スケジュール機能 | ○ | ○ |
ジオフェンス機能 | ○¹ | ○ |
ゲーム等との連動機能 | ○¹ | ○ |
新旧Philips Hueスマート電球の比較表。
¹Hue Bridgeと接続が必要。
新旧Philips Hueのスマート電球の機能を比較すると、上表のとおり。この後、新旧でどうシステム構築が変化するかを図解しているので、まずはこう違っているというのだけ目を通してみてください。
言えることは、旧型Philips Hueのスマート電球でできたことは、新型Philips Hueのスマート電球でもできるということ。なので、新型が出ているPhilips Hue製品ならば、わざわざ旧型を買う必要性はないと思ってもらえれば大丈夫。

単純に強化されたって感じやね!
新旧Philips Hueのシステム図解
新旧Philips Hueスマート電球のリモートコントロールシステムを図解と、リモートコントロールをしたときの接続ルートを簡単にまとめてみました。
旧型のPhilips Hueスマート電球をコントロールする場合は、原則Hue Bridgeを経由してスマートフォンやスマートスピーカーから操作を行っていました。これは旧型のPhilips Hueスマート電球がZigBeeしか搭載していなかったから。基本的にスマートフォンにはZigBeeは搭載されていないので、一度Hue Bridgeを介さないといけなかったというわけです。
ところが、新型のPhilips Hueスマート電球では、旧型のHue Bridgeを経由したZigBeeでの操作に加えて、スマートフォンから直接Bluetoothでコントロールできるようになりました。なので、Hue Bridgeなしでも明るさや電球色を、簡単に変えられるようになったわけです。
じゃあ、Hue Bridgeは不要…というわけではなく、家の外からコントロールしたい場合や、他の機器と連動させて使いたい場合は、新型のPhilips Hueであっても、Hue Bridgeが必須となってきます。ですので、基本的にはHue Bridgeは持っておいたほうが無難にはなってきます。

Hue Bridgeを使うほどでもない場所で使いたいときに便利になった、って感じやね!
新型Bluetooth対応Hueの見分け方
現状、全Philips Hueのスマート電球がBluetoothに対応しているわけではないので、購入時にBluetooth対応なのか否かを見分ける必要があります。特に、販売店によっては新旧混ざって販売されている場合があるので、さらに注意が必要です。
Bluetoothに対応しているPhilips Hueのスマート電球を簡単に見分けるには、パッケージにBluetoothのアイコンがあるかどうかで見分けることができます。
パッケージの右上あたりにBluetoothのアイコンがあれば、それはBluetooth対応のPhilips Hueスマート電球ということになります。もし、そのあたりにBluetoothのアイコンがない製品ならば、パッケージをよく見てみることをおすすめします。
新型Bluetooth対応Hue製品
それでは最後に、Bluetoothに対応した新型Philips Hueのスマート電球を掲載しておきます。
電球(シングルランプ)
Hue ホワイト シングルランプ(1パック)
『Hue ホワイト シングルランプ(1パック)』は、白色光のみのスマート電球。口金サイズはE26。
Hue ホワイト シングルランプ(2パック)
『Hue ホワイト シングルランプ(2パック)』は、白色光のみのスマート電球の2個パック。こちらも口金はE26。
Hue ホワイトグラデーション シングルランプ
『Hue ホワイトグラデーション シングルランプ』は、電球色〜白色に色温度が変更可能なスマート電球。口金はE26サイズ。
Hue フルカラー シングルランプ
『Hue フルカラー シングルランプ』は、フルカラーに色を変更できるタイプのスマート電球。口金はE26サイズ。
テーブルランプ
Hue Go ポータブルライト
『Hue Go ポータブルライト』は、バッテリー駆動可能なスマート照明。フルカラー光対応で、こちらは電球対応ではなく、この製品のみで単体駆動可能なライトのタイプ。
まとめ「新型HueはBluetooth搭載で使いすくなった!」

改めて、新旧Philips Hueスマート電球の違いをおさらいすると、
- 旧型Philips Hue:ZigBee
- 新型Philips Hue:ZigBee+Bluetooth
ということになります。
すでにHue Bridgeを持っているユーザーからすると、あまり意味がないかもしれませんが、これからPhilips Hueを始めるユーザーにとっては、イニシャルコストを抑えることができるメリットがあるでしょう。

あえてシンプルにコントロールしたいっていうなら、既存のPhilips Hueユーザーでも、新型を狙う価値はあるかもやね!
おまけ

これでついに、Philips Hueも単体コントロールが可能になったわけなんよ!

他社のスマート電球の多くが、電球自体にWi-Fi搭載されてたもんねー。

そういうのがないぶんPhilips Hueは安かったのですが、ちょっと他社製品に比べて、設置や設定の煩わしさはありましたものね。

それが幾分か軽減されたって感じやね!
おわり
簡単にまとめちゃうと、
って、いう感じになったんよね!