充電器は“沼”である。
その月のがじぇっと部の記事をピックアップして、ダラダラ〜っと語る『月刊がじぇっと部』。2020年6月号は、無線も有線も充電器はカオスがテーマ。USB PD充電器がカオスなのは知ってましたが、なんと…Qiワイヤレス充電器もカオスなのでした。


何、それ……。

また不毛な旅を始めましたわね……。
目次
『月刊がじぇっと部』について

『月刊がじぇっと部』とは?
私たち“ギーク系女子”が集まった『がじぇっと部』が、日々の記事の中で、オススメな記事を5つピックアップして紹介しているブログマガジン。毎月月末に刊行しています。
- 5つのオススメ記事を独自にポイント化して紹介!
- 今月購入して良かったものを紹介!
- 8vividの来月の方針を考える!


ちなみに、USB PDについてはこちらの解説記事をどぞー!

もう勝手にスタートしてるんやね……。
今月のオススメ記事
私がHUAWEI MatePad Proを買った理由。非GMSは“買い”なのか? – 65pt

HUAWEI MatePad ProもQi対応だ!
一部界隈では、iPad Pro 11インチにそっくりと言われている、Huawei『HUAWEI MatePad Pro』を買いました。GMSが使えないこと、デザインの似てること、いろいろ言われているけれど、タブレットとしての完成は高い。もちろん、詰めが甘い部分はあるのですが、HMSやEMUIに可能性を感じる“第3のタブレット”を手にして感じです。…レビューは来月にでも。

Androidタブレットと思うから気にしちゃうけど、EMUIっていう新たなタブレットだと思えば意外と楽しめるのであーる。

AppGalleryのアプリも急速に充実していっているみたいですからね。
Amazon『Fireタブレット』全種類の比較まとめ大全 –2020年版– – 68pt

タブレットつながりで…Fire OSを。
HuaweiがAndroidベースのEMUIなら、FireタブレットはAndroidベースのFire OS。頻繁にモデルチェンジをするFireタブレットですが、最近だと『Fire HD 8 Plus』が面白い。Fire HD 8 Plusは、さながらタブレット兼スマートスピーカーのような感じ。家使いが基本なFireタブレットは、こういうスタイルが正解かも。

Fireタブレットは安いから、いろいろ遊びたくなるよねー!

Fireタブレット = 遅い
っていう感じでもなくなってきてるし、サブのタブレットにもよさそうやんね!
Appleが狙うOS・SoC統合の未来を考える《WWDC 2020》 – 73pt

iOS = iPadOS = macOS …な未来。
毎年恒例の『WWDC 2020』が、今年も終了しました。ハードウェアの発表こそなかったのですが、macOS Big SurとApple Siliconのインパクトは大きかったはず。特に『Apple Silicon』は、macOSのARM化を示すマイルストーンになり得る。WWDC 2005で PowerPC → Intel となってましたが、15年でまたRSIC命令セットアーキテクチャに戻ってきました。

Intel入ってる…って言えなくなるかもっ!?

一時期に比べると、Intel一強なイメージは薄くなりましたよね。AMDも息を吹き返しましたし。
Qiワイヤレス充電器を選ぶときの5つのポイント – 80pt

私は旅に出ました。
USB PD…とまでは、いかないにしても混沌としているQiワイヤレス充電器。そんな迷える子羊(?)のために、Qiワイヤレス充電器の選び方をまとめてみました。Qiの規格周りも謎にカオスなので、最高のワイヤレス充電器を探し求める旅をしています。

USB PDにしても、Qiにしても…独自規格がカオスにさせる元凶な気がするあーる……。

ユーザーからしたら、ありがた迷惑な感もあるやんね。
Qiとは?—ワイヤレス充電の統一規格をプロファイルもまとめてお勉強 – 85pt

Qiもなかなかにカオスです。
そういうわけで、今月のタイトルにもなっている『Qi』というワイヤレス充電規格についてまとめてみました。詳しい仕様は記事を読んでもらうとして、ワイヤレス充電における急速充電は大変とだけ覚えておきましょう。唯一の救いは、認定済みのQiワイヤレス充電器はWPCで仕様を“一部”見られること。そう、一部…ですが。

もっと言うと、EPP(Extended Power Profile)対応だからといって、15W出力とは限らなかったりするんだよねー。EPPでも10W出力の製品があったりするし……。

購入前にWPCを見たほうがいいかもやね…ややこしいし。
今月の散財したもの


今月の散財は…TCL『BlackBerry KEY2』であーるっ!
BlackBerry社とTCL社のライセンス関係が解消され、2020年8月31日でこの『BlackBerry KEY2』もひっそり消えることになる。
じゃあ、このBlackBerry KEY2がダメな端末かと言ったらそんなことはなく、実際に使ってみると、現代のスマートフォンにはない別の気持ちよさがあったりします。ただ、この気持ちよさが、BlackBerry KEY2ユーザーにしか分からないのがつらいところ。
iPhoneやGalaxyなどのユーザーから見ると、使いにくい変態端末を持っているように思われてしまう。でも実際は、質実剛健とした歴史あるスタイルなスマートフォン。このギャップの大きさで、なんだか損をしてしまっている悲運の名機な気がします。

スマートフォン側が、“こうして使って”と定義してくれるデバイスな感じ。これが硬派でクールなんだけどなー。

ここまでアイデンティティーが明確なスマートフォンも珍しいのですが…ね。このまま消え去るのがもったいないですわ。
今月のレビュー

ここからは、今月のレビュー記事を一挙に紹介していくあーる!
TRACK Air+の限定版として登場した、LIBRATONE『TRACK Air+ SE』という、ノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホン。
リモコンボタンの割り当てが少ないこと以外は、かなり満足度の高い完全ワイヤレスイヤホンで、かなり気に入って使っています。イヤホン自体の充電も、Qiに対応。なので、手間いらずでサクっと充電できちゃうのもポイント大。
HUAWEI MatePad Proと同時期に発売された、Huawei『HUAWEI FreeBuds 3i』という、こちらもノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン。
ノイズキャンセリング機能の効果は良いんだけど、バッテリー駆動時間が短いことがウィークポイント。あとは、コンパニオンアプリがiPhone非対応というのも痛い。個人的には、Androidユーザーならアリだけど、iPhoneユーザーならナシという感じでした。
AUKEY『Focus Duo 63W《PA-D5》』は、窒化ガリウム(GaN)半導体採用のUSB PD充電器。
AUKEYといえば『Omnia』というシリーズのUSB PD充電器が出ています(来月から順次レビュー予定)が、本機はOmniaではない窒化ガリウム半導体採用のタイプ。Omniaと比べればサイズ感は大きいかもですが、普通に考えるなら小さいので充分アリ。そして、何よりUSBの仕様がクリーンなのが素敵。
Huawei『HUAWEI SuperCharge Wireless Charger』は、最大27Wの急速充電に対応したQiワイヤレス充電器。
Qiで27Wも出力できるところが凄いところ。とはいえ、この27Wでの急速ワイヤレス充電をするためには、結構な条件があったり……。そう、これが原因でQiワイヤレス充電器沼にハマってしまったわけです。そう言ってしまうとネガティブな感じですが、HUAWEI SuperCharge Wireless Charger自体は、非常に良く出来たQiワイヤレス充電器。iPhoneでも急速充電できるから、普通に便利です。
RAVPower『RP-UM003』は、USB 3.2 Gen 2(USB 3.1 Gen 2)のポータブルSSD。
こちらはタイアップ案件として頂いた製品なのですが、そういうのを抜きにして良いポータブルSSD。転送速度(ベンチマーク結果はレビュー記事に掲載)も同クラスのポータブルSSDと比べて遜色ないですし、何より小さいし軽い。作りもSSDらしからぬ高級感と質感の高さで、クラウドにはアップロードできない仕事のデータを入れるために使っています。
新8vividまであと数か月!?
ずーーーーっと話してきている、本ブログ(8vivid)のフルスクラッチの件。
あまり多くは言えない(未確定事項が多いので)のですが、あと数か月の間にはスタートできるはず。とりあえず、CMSは引き続きWordPressを採用することにしました。
こぼれ話なのですが、WordPressは管理運用が大変なので、できれば私たち開発者界隈で数年前からブーム化しているNode.jsをベースにしたかったのですが、サーバーやらインフラ関係で壁に当たりそうな感じだったので、今回は見送りました。
話は逸れてしまったのですが、新しい8vividを見たいと思っている奇特な人は…もうちょっと待って!はい、サボらずにがんばりますとも、ええ。あはは……。

チョットマッテテー!

誰も助けてはくれないんやけどね……。

このネタ、伝わりますかね……。
おまけ

ダレカタスケテー!…からの?

チョットマッテテー!…ですわね。

今年で10周年になるのですなー。ほえー。(ラブライブ!の話)
おわり
USB PD充電器に続いて、Qiワイヤレス充電器探しの旅が始まったぞー!