- ハイレゾロゴが消えた理由に迫る!
- Sonyのロゴがハイレゾのデフォルトになった!
- 消費者的には統一されたほうが分かりやすい!
いつの間にか…消えた?
普及しつつある『ハイレゾ』ですが、その“ロゴ”を家電量販店などで見かけることが多くなりました。そう、あの金色っぽいロゴ!でもでも、最近は1つしかロゴを見なくなった気が……。
![](https://mupon.net/wp-content/uploads/2018/02/shijoneko_base_R.png)
![](https://mupon.net/wp-content/uploads/2018/01/mano_base.png)
確かに、黒いハイレゾロゴもありましたわね。
![](https://mupon.net/wp-content/uploads/2018/02/satakieri_base_L.png)
そうなんよね。
今日はそんな、ハイレゾロゴの謎の話!
現在のハイレゾロゴ
![現在のハイレゾロゴ](https://mupon.net/wp-content/uploads/2019/11/hi-res-audio-logo_1.jpg)
こちらは、現在使われているハイレゾのロゴ。
このハイレゾロゴ、一般社団法人日本オーディオ協会が定めているオフィシャルな認定ロゴなのです。つまり、このハイレゾロゴがついている製品は、すべからく96kHz/24bit(デジタル製品の場合)以上で信号処理され、ハイレゾサウンドが楽しめるというわけです。
![](https://mupon.net/wp-content/uploads/2018/02/shijoneko_wow_R.png)
これって、Sonyのハイレゾロゴじゃなかったんだ!?
![](https://mupon.net/wp-content/uploads/2018/02/satakieri_base_L.png)
うーんと、元はSonyのロゴって感じやね。
この金黒のハイレゾロゴ、Sonyのハイレゾロゴっていうイメージがある人も多いはず。それもそのはず、このハイレゾロゴはSonyのものでした。
前述の日本オーディオ協会が2014年にハイレゾの定義と推奨ロゴを策定する際に、Sonyが作ったこの金色のハイレゾロゴを無償譲渡したもらったのです。だから、現在ではSony製品以外のハイレゾ対応製品でも、この金色なハイレゾロゴが使われているというわけなのです。
![](https://mupon.net/wp-content/uploads/2018/02/satakieri_base_L.png)
ちょっと話は逸れちゃうけど、最近のSonyは技術をフリー化することが多くなったんよね。
以前のハイレゾロゴ
![以前のハイレゾロゴ](https://mupon.net/wp-content/uploads/2019/11/hi-res-audio-logo_2.jpg)
こちらは、以前に使われていたロゴ。
上画像のロゴは左から、
- Panasonic
- JVCケンウッド
- RIAA
となっている。
“以前”とは言ったが、もしかするとまだ製品やサービス等に使われているかもしれないことはあらかじめ断っておきます。
一番右のハイレゾロゴはRecording Industry Association of America(アメリカレコード協会)が制定したロゴ(アメリカではまだ主流?)で、こちらだけアメリカのものになっている。あとの2つはPanasonicとJVCケンウッドのハイレゾロゴなので、日本のものというわけです。
ハイレゾロゴが1つになった理由
![ハイレゾロゴが1つになった理由](https://mupon.net/wp-content/uploads/2019/11/hi-res-audio-logo_3.jpg)
どうして、ハイレゾロゴが複数種類あったのにもかかわらず、現在ではSonyが制定したロゴ(一番左)に統一されたか。それは、やはり日本オーディオ協会が音頭を取ったからでしょう。
各社からハイレゾロゴが独自で制定されると、消費者としては分かりにくいし、ハイレゾが認知されにくい。しかし、Sonyのハイレゾロゴに統一されれば、ハイレゾ対応ロゴを見たときに「これはハイレゾ対応だ!」と消費者が理解しやすくなる。つまり、ハイレゾが普及するには、この手の公告は統一すべきとうことなのでしょうね。
現在では統一されている
そういうわけで、現在ではSonyもPanasonicもJVCケンウッドも、ハイレゾのロゴは旧Sonyロゴ、つまり日本オーディオ協会が制定した“金黒なハイレゾ”に統一されています。
![](https://mupon.net/wp-content/uploads/2018/02/satakieri_base_L.png)
ってことで、Sony・Panasonic・JVCケンウッドのサイトを見てみたやよ!
日本オーディオ協会のハイレゾロゴは、元はSonyのハイレゾロゴなので、統一Sonyでも使われています。
以前はシックなデザインだったJVCのハイレゾロゴ。しかし、現在では日本オーディオ協会のハイレゾロゴに統一されています。
以前はPanasonicらしいロゴでしたが、現在ではこちらもJVCケンウッド同様に日本オーディオ協会のハイレゾロゴに統一されています。
ちなみに、現在では、
- Hi-Res Audio
- Hi-Res Audio Wireless
という2種類のロゴが日本オーディオ協会で制定されています。
右側のHi-Res Audio Wirelessについては、ワイヤレス機器でハイレゾ認定されたものについているロゴです。
Bluetoothコーデックの1つ『LDAC』は、Hi-Res Audio Wireless認定を受けているので、所有しているSony『WH-1000XM3』にも当然ロゴがついていました。
まとめ「ロゴは統一されてほうが分かりやすいよね!」
![まとめ「ロゴは統一されてほうが分かりやすいよね!」](https://mupon.net/wp-content/uploads/2019/11/hi-res-audio-logo_8.jpg)
ちょっと気になったので、ハイレゾロゴについて調べたのですが、いつの間にかハイレゾロゴが1つに統一されていました。
いろいろなロゴがあると面白いですけど、やはり消費者からしたら1つのハイレゾロゴに統一したほうが分かりやすいですよね。そういう意味でも、日本オーディオ協会は一定の役割を果たしているのだと感じる結果になりましたとさ。
![](https://mupon.net/wp-content/uploads/2018/02/satakieri_base_L.png)
やっぱ、Sonyのハイレゾロゴが定番…かもやね!?
おまけ
![](https://mupon.net/wp-content/uploads/2018/02/shijoneko_base_R.png)
それでPanasonicのハイレゾロゴを見なくなったんだねっ!
![](https://mupon.net/wp-content/uploads/2018/02/satakieri_base_L.png)
そういうことなんよね。
こうやって統一されたほうが普通なんだけど、昔から複数のロゴを見てると違和感はあるやんね。
![](https://mupon.net/wp-content/uploads/2018/01/mano_base.png)
一番おしゃれなロゴに統一されたと思えば…。ですわ。
おわり
そういえば、ハイレゾのロゴって複数あった気もするなー。