- 『Revolut (Metal)』 → 複数カード発行可能 & 外貨両替手数料無料
- 『ミライノデビット プラチナ』 → Apple Pay対応 & モバイル保険付帯
- ランニングコストやベネフィットを考慮すると『ミライノデビット プラチナ』優勢
プラチナデビットカードである、『Revolut (Metal)』と『ミライノデビット プラチナ』の仕様について、備忘録的にまとめておきます。
それぞれのベネフィットに注目ですわね。
向き不向きがある、って感じやね。
目次
はじめに
『Revolut (Metal)』の概要
英国発のデジタル銀行『Revolut』が提供している、プラチナデビットカード。
国際ブランドはVisa(日本の場合)。年会費は19,800円。
Revolutにおける最大の特徴と言えるのが、1つのアカウントで複数のデビットカードを発行できること。そして、複数の法定通貨を同時に扱えること。
Revolutはデビットカードではありますが、基本的には他のクレジットカードや銀行送金にて入金を行い、その残高から支払いや両替をするという形になります。
| Standard | Premium | Metal |
年会費 | 無料 | 9,800円 (月払いの場合は980円/月) |
19,800円 (月払いの場合は1,980円/月) |
還元率 | - | - | 1.0% (5,000円/月が上限) |
Revolutには『Standard』『Premium』『Metal』という、合計3種類のプランが用意されております。
このうち、Metalプランのみ、1.0%の還元率でキャッシュバックが付与されます。
| 2023年4月16日以前 | 2023年4月17日以降 |
クレジットカード | 0% | 1.7% |
プリペイドカード | 0% | 1.7% |
デビットカード | 0% | 0% |
銀行送金 | 0% | 0% |
※デビットカードの手数料0%は個人利用に限る
なお、2023年4月17日以降、Revolutへの入金方法によっては手数料が発生するようになります。
『ミライノデビット プラチナ』の概要
『住信SBIネット銀行』が提供している、プラチナデビットカード。
国際ブランドはMastercard。年会費は11,000円。
『ミライノデビット プラチナ』は、一般的な銀行口座直結型のデビットカードになります。
『ミライノデビット プラチナ』というのは愛称で、正式名称は『ミライノデビット PLATINUM (Mastercard)』です。なお、現在は『ミライノデビット PLATINUM (Mastercard)』という名称ではなく、『プラチナデビットカード (Mastercard)』に変更されております。
| ミライノデビット (Visa) デビットカード (Visa) |
ミライノデビット (Mastercard) デビットカード (Mastercard) |
ミライノデビット プラチナ プラチナデビットカード (Mastercard) |
国際ブランド | Visa | Mastercard | Mastercard |
年会費 | 無料 | 無料 | 11,000円 |
還元率 | 0.6% | 0.8% | 1.0% |
ミライノデビットには『ミライノデビット (Visa)』『ミライノデビット (Mastercard)』『ミライノデビット プラチナ』という、合計3種類のプランが用意されております。
現金に交換可能な『スマプロポイント』の還元率ですが、カードの種類によって異なっているため注意が必要です。
『Revolut (Metal)』と『ミライノデビット プラチナ』の比較
| Revolut (Metal) | ミライノデビット プラチナ プラチナデビットカード (Mastercard) |
国際ブランド | Visa | Mastercard |
年会費 | 19,800円 (月払いの場合は1,980円/月) |
11,000円 |
還元率 | 1.0% (5,000円/月が上限) |
1.0% |
Apple Pay | ||
Google Pay | ||
特長 |
|
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『Revolut (Metal)』と『ミライノデビット プラチナ』における、主な仕様の比較については上表のとおり。
以下、注目しておきたい比較項目をまとめております。
①年会費
| Revolut (Metal) | ミライノデビット プラチナ プラチナデビットカード (Mastercard) |
年会費 | 19,800円 (月払いの場合は1,980円/月) |
11,000円 |
デビットカードの年会費ですが、『ミライノデビット プラチナ』のほうが8,800円/年も安く設定されております。
②還元率
| Revolut (Metal) | ミライノデビット プラチナ プラチナデビットカード (Mastercard) |
還元率 | 1.0% | 1.0% |
備考 |
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双方とも還元率は1.0%で同じですが、細かな計算方法などが異なっております。
『Revolut (Metal)』の場合は、1か月あたりの還元上限が5,000円と設定されていることに注意が必要です。なお、還元対象外についてはこちらを参照。
『ミライノデビット プラチナ』の場合は、決済ごとに還元されるのではなく、月間利用金額の合計に応じて還元の計算が入ります。また、“100円ごと”ではなく、“1,000円ごと”での1.0%還元になっていることに注意が必要です。なお、還元対象外についてはこちらを参照。
③Apple Pay/Google Pay
| Revolut (Metal) | ミライノデビット プラチナ プラチナデビットカード (Mastercard) |
Apple Pay | ||
Google Pay |
『Revolut (Metal)』は、Apple Payに非対応です。
まとめ「用途と目的に応じたカード契約を」
- 年会費
- 19,800円
- 還元率
- 100円ごとに1.0%還元
- 5,000円/月が還元上限
- 決済ごとに還元
- Apple Pay/Google Pay
- Apple Pay非対応
- Google Pay対応
- その他
- 複数枚カード発行可能
- Visaプラチナカード特典
- 年会費
- 11,000円
- 還元率
- 1,000円ごとに1.0%還元
- 還元上限はナシ
- 月間利用金額の合計に応じて還元
- Apple Pay/Google Pay
- Apple Pay対応
- Google Pay対応
- その他
- モバイル端末の保険
- LoungeKey
- Global Data Roaming by FLEXIROAM
- ダイニング by 招待日和
双方とも、異なるベクトルを持ったプラチナデビットカードですので、用途と目的に応じて最適なカードを選びたいものです。
両方とも所有するってなると、年会費がネックになってきますな。
おまけ
ま、最後はやっぱりお財布との相談ですな。
年会費が発生するデビットカードですものね。
ただ、持っているだけやと損する可能性もあるわけやもんね。
おわり
……という感じですな。