- Amazon.co.jpで『送料ぼったくり詐欺』が横行中
- 価格を下げて送料を上げる…古典的な詐欺の手口
- 出品者が悪いのだが野放しにしてるAmazonも同罪
注意喚起。Amazon.co.jpで、商品を激安価格にする代わりに、ウン万円というぼったくりな送料を請求してくる“送料詐欺”が多発しています。
Amazonの信用問題にも関わることやんね。
Amazon.co.jpで“送料詐欺”が多発
Amazon.co.jpで、ぼったくりな送料を請求する“送料詐欺”が多発しております。
百聞は一見にしかず!
…ということで、以下の画像をご覧になられよ!!
商品ページはこちらなのですが、商品価格と配送料に注目してください。
商品価格は「¥17,880」と表示されており、市場価格に比べると安く設定されており、それなりにお得っぽく見えます。ここまでは無問題。
しかし、ここからが問題でして。なんと、配送料が「¥59,000」と表示されており、通常ではありえない価格に設定されているのです。これぞ、ぼったくり。
当然、今すぐ購入
を押してしまったら、76,880円でお買い上げ……と、なってしまいます。
同じ商品における、Amazon.co.jpが発売元の価格を見てみると、「¥26,800」と表示されております。そして、配送料は無料です。なお、Amazon.co.jpが発売元の配送料は、同社の配送料規約に基づいて計算されます。
このことからも、前掲したマーケットプレイスの出品者が送料でぼったくりをしていることは明らかです。
これを「詐欺」だと言い切れるかは分かりかねますが、商品価格を激安にして、配送料でウン万円ぼったくるというのは、古典的ではあるが悪質な手口です(かなり前にヤフオクで横行した手口と一緒)。
商品価格を競合業者よりも安く設定し、その代わりとして配送料を高額に設定する。つまり、あたかも自社商品が著しく安いかのように偽って宣伝し、一般消費者を誤認させる行為だということから、景品表示法第5条第2号『有利誤認表示の禁止』に抵触する可能性があります。
被害には遭わなかったけど、Amazonと消費者庁には通報しておいたあーる。
見て見ぬ振りはできませんものね。
同じ手口の“送料詐欺”がAmazon内で跋扈
前述した、商品を激安価格にする代わりに、ウン万円というぼったくりな送料を請求してくる“送料詐欺”。
大変残念なことに、1件や2件というレベルではなく、すでにAmazon内で同様の手口でのぼったくり事案が跋扈しています。
これもそう。
こちらもそう。
こちらの商品にいたっては、少なくとも3社がぼったくりをしています。
当然、悪質なマーケットプレイス出品者が悪いのですが、野放しにしているAmazonもAmazon。『不安全、不快又は法令違反の恐れがある商品の報告』という通報ページはあるものの、これでは自浄作用が機能しているとは到底言えません。当局からの指導が入らないとダメなのでしょうか。
最低でも、現在のAmazon価格をページ内に固定して表示するようにはしていただきたい。そうでないと、適正価格というのは、ハッキリ言って分かりません。このあたりのUX改善も、同時にお願いしたいところです。
ショッピングモール型ECなんだから、出品者の価格チェックはしっかりしてほしいのであーる。
Amazonだけでなく、楽天市場やYahoo!ショッピングにも言えることやね。
まとめ「Amazonの送料詐欺にご用心」
Amazon.co.jpで多発している、配送料をぼったくる“送料詐欺”。間違っても、悪質な出品者からは買ってはいけません。
見つけ次第、『不安全、不快又は法令違反の恐れがある商品の報告』で、Amazonに通報するようにしましょう。被害に遭われた場合は、『消費生活センター』にご相談を。
これは怒るしかない!おこ!!
おまけ
こういうのを野放しにすると、Amazonの信用が落ちるだけなんだけどなー。
取り締まりを強化してほしいですよね。
真面目にやってるマーケットプレイス出品者も、風評被害で割を食うことになるもんね。
おわり
購入する前に、かならず送料を確認することっ!