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- FUNAIのテレビを見てきた!
- 上位機種は意外と良かった!
- 価格があと1割安いと買いやすい!
格安テレビのイメージだが。
ヤマダ電機で独占販売されている、FUNAI(フナイ・船井電機)のテレビを見てきました。有機ELも4Kもあって、ラインナップも豊富だけど、リモコン…。
目次
FUNAIについて
FUNAIのテレビをヤマダ電機で見てきたので、買うかどうかの評価を下す…前に、まずはFUNAI(フナイ・船井電機)についておさらいしてみます。
FUNAIやフナイと呼ばれていますが、会社の正式名称としては『船井電機株式会社』です。本社は大阪府にあります。そして、会社設立は1961年。そう、昔っからある老舗の家電メーカーなわけですね。主にテレビやレコーダーで事業展開しており、法人向けにはプリンター事業も行っているそうです。
ちなみに、FUNAI(フナイ)のテレビシェアは、北米のテレビ市場で日本メーカーとして出荷台数1位とのこと。その実績を引っさげて、11年ぶりに日本のテレビ市場に再参入したわけですね。
まぁ、今のFUNAIは4Kテレビも有機ELテレビもあるから、以前のイメージとは違うかもやね。(だから、今回買おうとしたわけやね)
FUNAIテレビのラインナップ
シリーズ名 | 7010 | 4110 | 4010 | 3010 | 2010 | 1010 |
サイズ | 65V型 55V型 |
65V型 55V型 49V型 |
49V型 43V型 |
50V型 | 40V型 32V型 24V型 |
40V型 32V型 24V型 |
ディスプレイ | 有機EL | 液晶 | 液晶 | 液晶 | 液晶 | 液晶 |
4K | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
倍速駆動 | ○ | ○ | - | - | - | - |
Dolby Vision | ○ | ○ | - | - | - | - |
Sonic Emotion | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
VOD | ○ | ○ | ○ | - | - | - |
チューナー数 | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
アプリ | ○ | ○ | ○ | - | - | - |
商品リンク | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
現行のFUNAIのテレビのラインナップとスペック表。
2019年現在のFUNAIのテレビのラインナップとスペックを、簡単な表にまとめてみました。
安価なメーカーのイメージですが、FUNAIの最上位機種は、有機ELで4Kテレビです。しっかり、倍速駆動にも対応しており、意外とDolby Vision(4K見るなら必須のHDR技術のひとつ)とSonic Emotion(スイスのソニックエモーション社開発の3D音場形成技術)もバッチリ搭載。
実際に買うつもりで、神戸三宮と大阪難波のヤマダ電機まで行きました。ネガティブな評判や口コミもしっかり見てきたのですが、メーカーのスペック表を見る限りでは、「意外と良さげかも?」という素直な感想です。口コミでよく見た、画質や音質の悪さやフリーズ現象は後述します。
FUNAIのテレビはヤマダ電機専売
そうそう、FUNAIのテレビはヤマダ電機と販売契約を結んでいるので、ヨドバシカメラやビックカメラには置いていません。なので、ちょっと遠い難波と神戸三宮のヤマダ電機まで見に行ったわけです。
ちなみに、FUNAIのテレビはネット通販だと、楽天市場とヤマダウェブコムで購入できます。
実際に見てきたFUNAIテレビの評価
ネットで口コミや評判ばっかり調べてもしょうがない(買うつもりだし)ので、実際にヤマダ電機で見てきた“率直な感想”をサクッと言います!
私のFUNAIテレビに対する評価は…
格安メーカー(ハイセンス・山善・DXアンテナ) < LG = FUNAI < 国内大手メーカー(Panasonic・Sonyなど)
という感じです。
ただ、べた褒めというわけではないので、もう少し掘り下げてFUNAIのテレビの 評価をしていきます。
下位機種はネットの評判どおり
正直、下位機種(1010シリーズなど)は、ネットの評判どおりイマイチでした。
あくまで個人の感想ですが、
- テレビの起動が遅い
- たまにフリーズする
- 音質が微妙に弱い
- 画質は色が薄い気がする
- リモコンが反応する範囲が狭い
という感じ。
もちろん、下位機種である1010シリーズ・2010シリーズは、かなり安いのでしょうがないのですがね。1010シリーズの40インチは3万円台ですし、3010シリーズなんて、4Kの50インチで5万円台ですからね。この値段で、口コミや評判を気にしてもしょうがない気もしました。
上位機種は意外と良かった
反対に、上位機種(7010シリーズなど)は、予想以上に良かったです。
こっちも個人の感想ですが、
- 画質も音質も良き
- 適度な発色のバランス
- 倍速駆動とHDRも良き
- 音質も薄型のわりに低音が出る
- 相変わらずリモコンが微妙
という感じ。
なんでか分からないけど、上位機種でもFUNAIのテレビはリモコンの効く範囲が、ほかのメーカーに比べても狭い気がするんよね。
おすすめできる人・できない人
- 2台目のテレビとして買う人。
- メーカーにこだわりない人。
- メインでもコスパを重視する人。
- FUNAIを応援したい人。
- HuluやAmazon Prime Videoを見たい人。
- スマートテレビが欲しい人。
- 下位モデルでの故障や不具合が気になる人。
- ヤマダ電機よりヨドバシカメラ派な人。
画質や音質は前述のとおりで、下位モデル(2010・1010)は、ネットの評判や口コミどおりな印象。上位モデル(7010・4110・4010)は、評判よりも良い印象でした。
全体的に気になったのは、VODサービス。
FUNAIのテレビは、SonyやSHARPのようなAndroid内臓のスマートテレビではおそらくありません。PanasonicのFire OS(のカスタムOS)でもありません。なので、HuluやAmazon Prime Videoを見たいならば、FUNAIのテレビは“最初から”購入の検討外です。
購入するならこのモデル
最後に、どうしてもFUNAIのテレビが欲しい(理由は自分でも不明)ので、おすすめできそうなモデル…というか、狙っているモデルをサクッと紹介しておきます。
FE-55U7010(55インチ)
『FE-55U7010』は、FUNAIの最上位機種の55インチモデル。
4K対応で有機ELディスプレイ。倍速駆動対応で、USBにHDDを接続して番組録画も可能。3チューナー搭載でVOD(YouTube・Netflix・DAZN)にも対応。てんこ盛りなぶん、FUNAIのテレビとしてはお高め。でも、他社の有機ELよりちょっと安い…悩ましい。あ、このモデルのみ“日本製”だとか。
FL-49U4110(49インチ)
『FL-49U4110』は、FUNAIの最上位機種から1つ下のモデルで49インチ。
さっき紹介した、有機ELの7010シリーズ(FE-55U7010)から有機ELを液晶にしたようなモデル。なので、機能的にもほぼ一緒です。評判も上々で、50インチクラスの4Kを安めに買うならこれかも。個人的に倍速駆動とHDRは必須です。
総評「あとちょっと価格が安いと買いやすい」
FUNAIのテレビって、購入している人も少ないのかレビューも少ないので、どうしても口コミや評判を気にしていたのですが、実際に見てみると悪くなかったです。特に上位機種は、思ってたよりも良い印象でしたしね。
そうそう、FUNAIのテレビはヤマダ電機独占販売ですが、ヤマダ電機の店員さんいわく、「ちょっとの値引きやオマケならOK」でした。もちろん、店舗によりけりなので、値引き交渉の際には、ネットの口コミを見せたり、他社のテレビも検討している旨を伝えてみましょう。
おまけ
おわり