非ゲーマー用のBluetoothゲーミングヘッドセット選び+5機種

非ゲーマー用のBluetoothゲーミングヘッドセット選び+5機種
サイト内の外部リンクはアフィリエイト広告を含む場合があります(詳細はプライバシーポリシーを参照)
記事のポイント
  • Web会議用にBluetoothヘッドセットを探した!
  • マイク重視だとイヤホン型よりヘッドホン型がおすすめ!
  • 非ゲーマーでもゲーミングヘッドセットを買うのはアリ!

非ゲーマーでも、ゲーミングヘッドセットを買いたい!

テレワークでWeb会議をすることが多くなったのですが、有線イヤホンはケーブルが邪魔だし、完全ワイヤレスイヤホンは集音性がイマイチ……。そこで、白羽の矢が立ったのが『ゲーミングヘッドセット』。なので、Bluetoothゲーミングヘッドセットのおすすめっぽい製品を探してみます。

さたえり

良いアイデアな…はず!

二条ねこ

ゲームをしないのに、ゲーミングヘッドセットとはこれ如何にっ!?

まの

非ゲーマーは手を出さない分野ですよね。

ヘッドセットの種類

ヘッドセットの種類分類表

ヘッドセットの種類分類表

有線(ワイヤード)
┣ 有線イヤホン
┗ 有線ヘッドホン

無線(ワイヤレス) ┣ Bluetooth
┃ ┣ Bluetoothイヤホン
┃ ┃ ┣ 片耳タイプ
┃ ┃ ┣ ネックバンドタイプ
┃ ┃ ┗ 完全ワイヤレスイヤホン
┃ ┗ Bluetoothヘッドホン(ヘッドセット)
┗ Bluetooth以外
┗ 2.4GHzワイヤレスヘッドホン

ヘッドセットとして利用可能なイヤホン・ヘッドホンは有線・無線ともにありますが、今回フォーカスするのは、Bluetoothヘッドホン(ヘッドセット)というもの。そして、その中でも、Bluetooth接続のゲーミングヘッドセットを中心に見ていきます。

非ゲーマーのゲーミングヘッドセット選び

『ゲーミングヘッドセット』とは、その名のとおり、ゲームのプレイに最適化されたヘッドセット(ヘッドホン+マイク)のこと。でも、テレワーク時代においては非ゲーマーであっても、ゲーミングヘッドセットはアリのアリな選択だと思い始めたわけです。

最近、すっかりテレワークでのWeb会議が多くなり、その都度、その場にある有線イヤホンや、普段使いしている完全ワイヤレスイヤホンを使っています。しかし、有線イヤホンはとにかくケーブルが邪魔で、作業しながらの利用だとケーブルが引っかかる。そして、完全ワイヤレスイヤホンは、相手から「声が遠い」(マイクが物理的に遠くて集音性が悪いのかも)と言われることが多くて、ちょっと困りもの。

そこで思いついたのが、しっかりとしたムーブマイクが搭載されているゲーミングヘッドセットでかつ、Bluetooth接続ができる製品をチョイスすることだったのです。

さたえり

要するに、相手にしっかりと声を届けることを重視した結果、ゲーミングヘッドセットに落ち着いたわけやね。

ちなみに、Bluetooth接続にこだわっているのは、スマートフォンでも簡単に接続して利用するため。Bluetoothではない独自の2.4GHz帯を使うヘッドセットだと、モバイル利用が難しくなるので、あえてBluetooth接続を選んでいます。ゲーム用途で選んでいないので、遅延は気にしなくてもよいので、そういう意味でもBluetoothはアリかと。

さたえり

もちろん、有線接続や独自の2.4GHzで接続できるに越したことはないけどね!

まの

前提条件として、Bluetooth接続のゲーミングヘッドセットを選ぶというわけですね。

Bluetoothヘッドセットまとめ

【1】SteelSeries『Arctis Pro Wireless』

【1】SteelSeries『Arctis Pro Wireless』

■おすすめな点

  • バッテリー着脱可能。
  • 高性能トランスミッター付属。
  • 独自2.4GHz・Bluetooth同時利用可能。
  • ハイレゾ対応。

■イマイチな点

  • 有線接続用オーディオケーブルが専用品。
  • 価格がヘッドセットとしては高価。
オーディオ性能 ドライバー ダイナミック(φ40mm)
再生周波数帯域 10Hz – 40,000Hz
インピーダンス 32Ω
ケーブル長 ?m(着脱可能)
プラグ 3.5mm(アンバランス)
マイク性能 方式 非公表
再生周波数帯域 100Hz – 10,000Hz
着脱可能 ×
Bluetooth性能 Ver. Bluetooth 4.1
コーデック 非公表
プロファイル A2DP
HFP
HSP
バッテリー 最大20時間(10時間 ×2個)
備考 独自2.4GHzワイヤレス接続対応
トランスミッター付属
バッテリー着脱可能
ハイレゾ対応

Arctis Pro Wirelessのスペック表

第1候補は、SteelSeries『Arctis Pro Wirelessというもの。SteelSeriesといえば、ゲーミングキーボードやゲーミングマウスで有名なメーカーです。

価格こそ高価なのですが、専用のトランスミッター(高性能で入力系統も多い)が付属している点や、リチウムイオンバッテリーが着脱可能になっている点が高評価。ゲーム用途で選んでいないので使うつもりはないですが、独自2.4GHzとBluetoothは同時利用可能で、ゲームをしながら別の機器でボイスチャットもできるスグレモノのようです。

【2】SteelSeries『Arctis 3 Bluetooth』

【2】SteelSeries『Arctis 3 Bluetooth』

■おすすめな点

  • カラーバリエーションが豊富。
  • バッテリー持ちが28時間と長い。

■イマイチな点

  • 有線接続用オーディオケーブルが専用品。
オーディオ性能 ドライバー ダイナミック(φ40mm)
再生周波数帯域 20Hz – 22,000Hz
インピーダンス 32Ω
ケーブル長 ?m(着脱可能)
プラグ 3.5mm(アンバランス)
マイク性能 方式 非公表
再生周波数帯域 100Hz – 10,000Hz
着脱可能 ×
Bluetooth性能 Ver. Bluetooth 4.1
コーデック 非公表
プロファイル A2DP
HFP
HSP
バッテリー 最大28時間
備考 -

Arctis 3 Bluetoothのスペック表

第2候補は、SteelSeries『Arctis 3 Bluetoothというもの。また、SteelSeriesさん。SteelSeriesの製品はゲームゲームしていないデザインなので、仕事用でも使えそうなのが良さげです。

細かいことを抜きにすると、先程のArctis Pro Wirelessから、独自2.4GHzワイヤレス接続とハイレゾ対応を取り除いたのが、このArctis 3 Bluetooth。機能が削られているぶん、こちらは1万円台で購入可能。有線接続のオーディオケーブルが、両端φ3.5mmでないこと以外は良さそう。

【3】Sennheiser『GSP 670』

【3】Sennheiser『GSP 670』

■おすすめな点

  • 放送局品質の双指向性マイクロフォン。
  • 7.1chバーチャルサラウンド対応。
  • 側圧の調整が可能。

■イマイチな点

  • 価格がヘッドセットとしては高価。
  • 有線接続のケーブルがMicro USB to φ3.5mm。
オーディオ性能 ドライバー ダイナミック(φ?mm)
再生周波数帯域 10Hz – 23,000Hz
インピーダンス 非公表
ケーブル長 1.5m(着脱可能)
プラグ 3.5mm(アンバランス)
マイク性能 方式 非公表
再生周波数帯域 10Hz – 7,300Hz
着脱可能 ×
Bluetooth性能 Ver. Bluetooth 5.0
コーデック 非公表
プロファイル 非公表
バッテリー 最大20時間
備考 独自2.4GHzワイヤレス接続対応
Programmable smart button

GSP 670のスペック表

第3候補は、Sennheiser『GSP 670というもの。オーディオ好きとしては、おなじみのSennheiserもゲーミングヘッドセットを『EPOS』というブランドで出しているようです。

テレワークでのWeb会議目的と考えると、マイク品質が高いことを謳っているのが高評価。Sennheiserといえば、マイクというイメージも強いので、その点はかなりこだわっているように感じ取れます。マイクにアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されている点も高評価。問題は、価格が4万円台と高価なこと。

【4】Kingston Technology『HyperX Cloud MIX』

【4】Kingston Technology『HyperX Cloud MIX』

■おすすめな点

  • 対応Bluetoothコーデックが豊富。
  • aptX LL対応。
  • ハイレゾ対応。

■イマイチな点

  • 独自2.4GHzワイヤレス接続がない。
オーディオ性能 ドライバー ダイナミック(φ40mm)
再生周波数帯域 10Hz – 40,000Hz
インピーダンス 40Ω
ケーブル長 1.3m(着脱可能)
プラグ 3.5mm(アンバランス)
マイク性能 方式 エレクトレットコンデンサーマイク
再生周波数帯域 50Hz – 8,000Hz
着脱可能
Bluetooth性能 Ver. Bluetooth 4.2
コーデック SBC
AAC
aptX
aptX LL
プロファイル A2DP
AVRCP
HFP
HSP
DIP
バッテリー 最大20時間
備考 ハイレゾ対応

HyperX Cloud MIXのスペック表

第4候補は、Kingston Technology『HyperX Cloud MIXというもの。Kingston Technologyの『HyperX』は、ゲーミングブランドとして結構有名なはず。

Bluetoothヘッドセットとして考えると、個人的な理想に一番近いのが本製品。有線接続も可能で、この手のゲーミングヘッドセットでは珍しく、ちゃんとBluetoothコーデックも公表されている点も良き。本格的にゲームをするユーザーからすれば、独自2.4GHzワイヤレス接続が必要かもしれないけど、テレワーク用途なら必須ではないので、そこが許容できればかなりアリ。

【5】Logicool『H800 wireless bluetooth headset』

【5】Logicool『H800 wireless bluetooth headset』

■おすすめな点

  • 軽量で折りたたみ可能。
  • 価格が安価。

■イマイチな点

  • Bluetooth性能が非公表。
  • バッテリー駆動時間が短め。
  • 有線接続ができない。
オーディオ性能 ドライバー ダイナミック(φ?mm)
再生周波数帯域 30Hz – 15,000Hz
インピーダンス 32Ω
ケーブル長 -
プラグ -
マイク性能 方式 非公表
再生周波数帯域 100Hz – 6,500Hz
着脱可能 ×
Bluetooth性能 Ver. 非公表
コーデック 非公表
プロファイル 非公表
バッテリー 最大6時間
備考 独自2.4GHzワイヤレス接続対応

H800 wireless bluetooth headsetのスペック表

最後の候補が、Logicool『H800 wireless bluetooth headsetというもの。うーん、これはゲーミングヘッドセットではないですが、せっかくなので候補に入れてみました。

Bluetooth接続だけでなく、独自2.4GHzワイヤレス接続もできる点は、パソコンとスマートフォンの両方でWeb会議をする人からすれば良さそう。ワイヤレスのドングルが本体に収納可能なのも良き。ただ、有線接続ができないのと、バッテリー駆動時間が公称値で6時間しか持たないのはネック。あとは完全な密閉型ではないのをどう評価するか。

私的ベストバイはどれ?

個人的には、Arctis 3 Bluetoothがおすすめかも。

個人的には、Arctis 3 Bluetoothがおすすめかも。

今回ピックアップしたBluetoothゲーミングヘッドセット(一部ゲーミングヘッドセットじゃないけど)の中で、私的なおすすめっぽいのがSteelSeries『Arctis 3 Bluetooth』。

さたえり

そういうわけで、Arctis 3 Bluetoothを購入予定やよ!

決め手となったのは、バッテリー駆動時間が最大28時間ということと、グースネックマイクがヘッドホン本体に収納可能ということの2つ。あとは、スイーベル機構があって、ヘッドホンを折りたたみできるのも、場所を取らずに収納できるという点で好印象。

冒頭で話したように、私はオンラインゲームをしない“非ゲーマー”なので、オンラインゲームユーザーから見たら、おすすめというのは変わってくるかもしれません。あくまで、お仕事で使うBluetoothゲーミングヘッドセットとして、良さそうな印象だったのが、このArctis 3 Bluetoothだったというわけです。

さたえり

マイク品質については実際に試して…って感じやと思うけどね。

まの

これもまた“沼”の予感ですなー。

まとめ「テレワーク時代はゲーミングヘッドセット時代」

まとめ「テレワーク時代はゲーミングヘッドセット時代」

そういうわけで、テレワークのWeb会議用にBluetooth接続のゲーミングヘッドセットを探したというお話でした。

私は非ゲーマーなので、もしこういう状況にならなかったら、ゲーミングヘッドセットには手を出さなかったはず。ただ、調べてみると、どの製品もある一定以上のマイク性能は期待できそうなので、これでしっかり声が拾えて通話ができれば…と期待しています。

完全ワイヤレスイヤホンで、もっとテレワークや通話に特化した製品が出てくれば嬉しい限りなのですが、そこが熟してくるまではBluetoothゲーミングヘッドセットを使うというわけです。とにかく、マイク品質って大事なのです。うんうん。

さたえり

マイク品質向上で、会議での発言力を高めたい!(できれば)

【レビュー】TaoTronics『SoundLiberty 88』—“テレワークイヤホン”という新時代のTWS[PR]

【レビュー】TaoTronics『SoundLiberty 88』—“テレワークイヤホン”という新時代のTWS[PR]

2020年8月12日
この記事で紹介したガジェット

おまけ

二条ねこ

そこまでマイク品質にこだわるなら、いっそピンマイクとか?

さたえり

いやいや、そこまで来ちゃうと…ね。

二条ねこ

うむぅ…難しいあーる。

さたえり

そうなんよね。
高音質ヘッドホンって多いけど、それはあくまで“リスニング”の話なんよね。マイク品質は二の次って感じのが多いし。

まの

意外と難しいのですね。

おわり