iPhoneの恋人。
iPhoneからイヤホンジャックがなくなり、Bluetoothイヤホンを使う人も増えたはず。その中でもBeatsなイヤホンは親和性が高い!



目次
Beats by Dre『Powerbeats3 Wireless』とは
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『Apple W1』でApple製品と親和性が高い。
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最大12時間駆動なロングバッテリーライフ。
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耐汗・防沫仕様でラフに使える。
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デュアルドライバー搭載。
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充電がMicro-USB端子。
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恩恵を受けるにはApple製品でないとダメ。
今回レビューするのは、Beats by Dre『Powerbeats3 Wireless』です。要するに、ネックバンドタイプのBluetoothイヤホンですね。
製品名 | Powerbeats3 Wireless |
メーカー | Beats by Dre |
バッテリー | 約12時間 |
付属品 | イヤーチップ、キャリングケース、ユニバーサルUSB充電ケーブル、クイックスタートガイド |
Beats製品は仕様の多くが非公表で、『Powerbeats3 Wireless』もデュアルドライバーであることぐらいしか分かりません。
当然、スペック上優れているからといって、音質が良かったり、使い勝手が良かったりするとは必ずしも限らないのですが、公表してくれると評価はしやすいのが本音ですね…。
外観・インターフェース
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Powerbeats3 Wireless本体
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イヤーチップ
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キャリングケース
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ユニバーサルUSB充電ケーブル
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クイックスタートガイド
イヤーチップに関しては後述しますが、通常のタイプとタブルフランジ(2段重ね)の2種類が付属しています。

こちらは『Powerbeats3 Wireless』のパッケージです。
Beats製品は、パッケージも統一感があっていいですね!現在はApple傘下となった同社ですが、ここにもAppleらしいエッセンスが入っていると感じます。

こちらが付属品一覧。
今回レビューするレジスタンス・ブラックレッドは、キャリングケースが“特別仕様”となっていて、カラーがレッドで10周年の刻印が入っています。
ちなみに、Micro-USBケーブルにも“Beats”の刻印が入っています。こういう芸の細かいところが同社らしい感じです。所有欲を満たしてくれますね。
こちらがイヤーチップです。
前述の通り、ノーマルタイプのイヤーチップが3サイズ(S・M・L)と、ダブルフランジのイヤーチップが1サイズ同梱されています。
『Powerbeats3 Wireless』は耳掛けタイプなので、外れにくいとは思いますが、より密着感や密閉感を出すならば、ダブルフランジのイヤーチップを使うのがオススメです。
こちらが『Powerbeats3 Wireless』本体です。

同社の『BeatsX』は端子がLightningなのですが、『Powerbeats3 Wireless』の端子はMicro-USBです。
これに関しては好き嫌いがあると思いますが、個人的にはLightningのほうが嬉しかったりします。もちろん、Micro-USBのほうが汎用性が高いので、こちらを歓迎する人もいると思います。
イヤホンの左側にはリモコンがついており、
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再生・停止
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曲送り・曲戻り
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音量調節
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Siri起動
などができるようになっています。
リモコンがついているBluetoothイヤホンは珍しくないですが、『Powerbeats3 Wireless』は押したときの反応も良く、多機能で使い勝手が高い印象を受けました。

お次は詳細レビュー!
詳細レビュー
耳掛けで外れにくい
もともと『Powerbeats3 Wireless』は、スポーツ向け色が強いので、装着感が非常に高いです。
イヤーフックのあるタイプは好みが分かれそうですが、慣れてしまえば装着も簡単ですし、ちょっとやそっとでは外れない安心感があります。これならジョギングも大丈夫ですね。
急速充電に対応
Bluetoothイヤホンで面倒なのが充電だと思います。使いたいときに充電が切れている…なんてこともしばしば。
しかし、この『Powerbeats3 Wireless』には、『Fast Fuel』という“急速充電”機能が備わっています。これにより、5分の充電で約1時間再生可能が可能になるとのこと。これなら充電忘れをしていても、すぐに使いたいときに使えると思います。
接続が一瞬
Beats製品はApple製品と非常に親和性が高く、ペアリングが一瞬。面倒な作業も不要。ただ、電源を入れるだけです。
さらに、ペアリングする親デバイスがApple製品なら、バッテリー残量が1%刻みで見れますし、iPhone → Macのようなデバイスを跨いだペアリングも簡単です。
『BeatsX』と比較
同じくBeats製品である『BeatsX』と『Powerbeats3 Wireless』を比較してみました。

『BeatsX』はケーブルが“長い”ね〜。

あのケーブルの長さが嫌な人なら、『Powerbeats3 Wireless』のほうがオススメやね!
ちなみに音質ですが、『Powerbeats3 Wireless』の圧勝です。
デュアルドライバーのおかげか、Beats特有の元気の良いサウンドもあり、こちらのほうがクオリティーが高いです。解像度も超高級イヤホンほど高くはないですが、『BeatsX』よりかは間違いなく上でしょう。
さらにちなみに、ケースの比較。
面積は同じぐらいですが、『Powerbeats3 Wireless』の赤いケースのほうが、高さが約2倍ぐらいあります。それでもコンパクトなケースですがね。
こんな人にオススメ!
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スポーツをする人。
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iPhoneユーザーな人。
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デュアルドライバーにエモみを感じる人。
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充電が面倒に思う人。


まとめ:異彩を放つ“高機能”ワイヤレス
この『Powerbeats3 Wireless』は、AirPodsやBeatsXの影に隠れている印象があります。(あのふたつは人気ですからね…)
しかし、音質やバッテリー持ち、使い勝手を考慮すると、こちらも負けず劣らず名機だと思います。



価格も高くないので、iPhoneユーザーなら超オススメ。Androidユーザーも一聴の価値ありです!
おまけ




おわり