【レビュー】Beats by Dre Powerbeats3 Wireless—異彩を放つワイヤレス

【レビュー】Beats by Dre Powerbeats3 Wireless—異彩を放つワイヤレス
サイト内の外部リンクはアフィリエイト広告を含む場合があります(詳細はプライバシーポリシーを参照)

iPhoneの恋人。

iPhoneからイヤホンジャックがなくなり、Bluetoothイヤホンを使う人も増えたはず。その中でもBeatsなイヤホンは親和性が高い!

さたえり
iPhoneと最も親和性が高いBluetoothイヤホンのひとつが、『Powerbeats3 Wireless』やね!
四条ねこ
『BeatsX』じゃなくてー?
さたえり
そっちもいいけど、音質重視なら“断然”こっちやよ!

Beats by Dre『Powerbeats3 Wireless』とは

Beats by Dre『Powerbeats3 Wireless』。

Beats by Dre『Powerbeats3 Wireless』。

■良いトコ

  • 『Apple W1』でApple製品と親和性が高い。
  • 最大12時間駆動なロングバッテリーライフ。
  • 耐汗・防沫仕様でラフに使える。
  • デュアルドライバー搭載。
■悪いトコ

  • 充電がMicro-USB端子。
  • 恩恵を受けるにはApple製品でないとダメ。

今回レビューするのは、Beats by Dre『Powerbeats3 Wireless』です。要するに、ネックバンドタイプのBluetoothイヤホンですね。

製品名 Powerbeats3 Wireless
メーカー Beats by Dre
バッテリー 約12時間
付属品 イヤーチップ、キャリングケース、ユニバーサルUSB充電ケーブル、クイックスタートガイド

Beats製品は仕様の多くが非公表で、『Powerbeats3 Wireless』もデュアルドライバーであることぐらいしか分かりません。

当然、スペック上優れているからといって、音質が良かったり、使い勝手が良かったりするとは必ずしも限らないのですが、公表してくれると評価はしやすいのが本音ですね…。

外観・インターフェース

Beatsらしい統一感のある付属品。

Beatsらしい統一感のある付属品。

『Powerbeats3 Wireless』内容物

  • Powerbeats3 Wireless本体
  • イヤーチップ
  • キャリングケース
  • ユニバーサルUSB充電ケーブル
  • クイックスタートガイド

イヤーチップに関しては後述しますが、通常のタイプとタブルフランジ(2段重ね)の2種類が付属しています。

さたえり
今回は『レジスタンス・ブラックレッド(米国では、Defiant Black-Red)』っていうカラーを買ってみたやよ!
パッケージもスタイリッシュ。

パッケージもスタイリッシュ。

こちらは『Powerbeats3 Wireless』のパッケージです。
Beats製品は、パッケージも統一感があっていいですね!現在はApple傘下となった同社ですが、ここにもAppleらしいエッセンスが入っていると感じます。

さたえり
写真の撮りにくいパッケージ…。
ケースは特別仕様のレッド。

ケースは特別仕様のレッド。

こちらが付属品一覧。
今回レビューするレジスタンス・ブラックレッドは、キャリングケースが“特別仕様”となっていて、カラーがレッドで10周年の刻印が入っています。

ちなみに、Micro-USBケーブルにも“Beats”の刻印が入っています。こういう芸の細かいところが同社らしい感じです。所有欲を満たしてくれますね。

イヤーチップは2種類ある。

イヤーチップは2種類ある。

こちらがイヤーチップです。
前述の通り、ノーマルタイプのイヤーチップが3サイズ(S・M・L)と、ダブルフランジのイヤーチップが1サイズ同梱されています。

『Powerbeats3 Wireless』は耳掛けタイプなので、外れにくいとは思いますが、より密着感や密閉感を出すならば、ダブルフランジのイヤーチップを使うのがオススメです。

『Powerbeats3 Wireless』本体。

『Powerbeats3 Wireless』本体。

こちらが『Powerbeats3 Wireless』本体です。

さたえり
鮮烈な…赤!!
充電はLightningではなく、Micro-USB端子から。

充電はLightningではなく、Micro-USB端子から。

同社の『BeatsX』は端子がLightningなのですが、『Powerbeats3 Wireless』の端子はMicro-USBです。

これに関しては好き嫌いがあると思いますが、個人的にはLightningのほうが嬉しかったりします。もちろん、Micro-USBのほうが汎用性が高いので、こちらを歓迎する人もいると思います。

リモコンで再生・停止などが行える。

リモコンで再生・停止などが行える。

イヤホンの左側にはリモコンがついており、

  • 再生・停止
  • 曲送り・曲戻り
  • 音量調節
  • Siri起動

などができるようになっています。

リモコンがついているBluetoothイヤホンは珍しくないですが、『Powerbeats3 Wireless』は押したときの反応も良く、多機能で使い勝手が高い印象を受けました。

さたえり
ざっくりと外観はこんな感じやよ。
お次は詳細レビュー!

詳細レビュー

耳掛けで外れにくい

ジョギングでも外れにくいイヤーフック。

ジョギングでも外れにくいイヤーフック。

もともと『Powerbeats3 Wireless』は、スポーツ向け色が強いので、装着感が非常に高いです。

イヤーフックのあるタイプは好みが分かれそうですが、慣れてしまえば装着も簡単ですし、ちょっとやそっとでは外れない安心感があります。これならジョギングも大丈夫ですね。

急速充電に対応

5分の充電で約1時間再生可能な『Fast Fuel』機能を搭載。

5分の充電で約1時間再生可能な『Fast Fuel』機能を搭載。

Bluetoothイヤホンで面倒なのが充電だと思います。使いたいときに充電が切れている…なんてこともしばしば。

しかし、この『Powerbeats3 Wireless』には、『Fast Fuel』という“急速充電”機能が備わっています。これにより、5分の充電で約1時間再生可能が可能になるとのこと。これなら充電忘れをしていても、すぐに使いたいときに使えると思います。

接続が一瞬

iPhoneとの接続が一瞬。

iPhoneとの接続が一瞬。

Beats製品はApple製品と非常に親和性が高く、ペアリングが一瞬。面倒な作業も不要。ただ、電源を入れるだけです。

さらに、ペアリングする親デバイスがApple製品なら、バッテリー残量が1%刻みで見れますし、iPhone → Macのようなデバイスを跨いだペアリングも簡単です。

『BeatsX』と比較

同社『BeatsX』と比較。

同社『BeatsX』と比較。

同じくBeats製品である『BeatsX』と『Powerbeats3 Wireless』を比較してみました。

四条ねこ
ひゃー。
『BeatsX』はケーブルが“長い”ね〜。
さたえり
そうなんよ。
あのケーブルの長さが嫌な人なら、『Powerbeats3 Wireless』のほうがオススメやね!

ちなみに音質ですが、『Powerbeats3 Wireless』の圧勝です。

デュアルドライバーのおかげか、Beats特有の元気の良いサウンドもあり、こちらのほうがクオリティーが高いです。解像度も超高級イヤホンほど高くはないですが、『BeatsX』よりかは間違いなく上でしょう。

ケースの比較。

ケースの比較。

さらにちなみに、ケースの比較。
面積は同じぐらいですが、『Powerbeats3 Wireless』の赤いケースのほうが、高さが約2倍ぐらいあります。それでもコンパクトなケースですがね。

こんな人にオススメ!

非常に完成度が高く、万人受けしそう。

非常に完成度が高く、万人受けしそう。

  • スポーツをする人。
  • iPhoneユーザーな人。
  • デュアルドライバーにエモみを感じる人。
  • 充電が面倒に思う人。
さたえり
特にバッテリーが長持ちで急速充電に対応しているのが、オススメできるポイントやと思うんよ。
まの
Bluetoothイヤホンは利便性が高くないとですもんね。

まとめ:異彩を放つ“高機能”ワイヤレス

隠れた名機だと思う!

隠れた名機だと思う!

この『Powerbeats3 Wireless』は、AirPodsやBeatsXの影に隠れている印象があります。(あのふたつは人気ですからね…)
しかし、音質やバッテリー持ち、使い勝手を考慮すると、こちらも負けず劣らず名機だと思います。

さたえり
音質はかなり良いと思うしね!
四条ねこ
Beats=低音のみって感じじゃないのー?
さたえり
低音も出るけど、意外と優等生なイヤホンやと思うやよ!

価格も高くないので、iPhoneユーザーなら超オススメ。Androidユーザーも一聴の価値ありです!

この記事で紹介したガジェット

おまけ

さたえり
今年はイヤホンめっちゃ買ったけど、『Powerbeats3 Wireless』は上位に来るかも?
まの
そんなにですか?
四条ねこ
そうなのー?(毎回「上位に来るかも」とか言ってないー?)
さたえり
美しい『Beoplay E8』に、パワフルな『Powerbeats3 Wireless』って感じやね!

おわり