ああ…そうなのね。
Microsoftのブラウザー『Edge』が、独自レンダリングエンジン『EdgeHTML』の採用を止め、代わりに『Chromium』を採用するとのこと。まさかの終焉です。
Edgeが『EdgeHTML』から『Blink』へ
PC Watchなどの報道によると、Microsoftの自社ブラウザー『Edge』のレンダリングエンジンにて、独自の『EdgeHTML』の採用を止めるそうです。代わりに、ブラウザーをChromiumベースに変更し、レンダリングエンジンも『Blink』へ切り替える模様。
Engadgetによると、Firefoxを提供しているMozillaのChris Beard氏は、以下のように述べています。
「さようなら、EdgeHTML(Edgeブラウザの独自レンダリングエンジン。Chromiumベースとなることでお払い箱になる)」と題されたエントリでは、「マイクロソフトは独立した共有プラットフォームを諦めている」「オンライン世界の支配権をGoogleに引き渡した」として、自らの事業への脅威とともにWebブラウザの多様性が失われることへの警鐘を鳴らしています。
Source:Engadget
Microsoft的には、オープンソースなChromiumを採用することにより、より幅広いOSやデバイスで採用してもらう狙いがあると思うのですが、それならユーザー的にはGoogle Chromeでいいような気もします。
果たして、吉と出るか凶と出るか…。
ブラウザー四つ巴戦争でMSが脱落
ウェブブラウザーは、いわゆる四つ巴状態です。
つまり、
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Google Chrome
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Safari
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Firefox
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Edge
ですね。
その中で、『Edge』が今回脱落したわけですが、上画像を見てもらえれば分かるように、そのシェアは僅か4%ほど。実のところ、四つ巴どころか、『Google Chrome』の一強なのが現状です。
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Google Chrome → Blink
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Safar → WebKit
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Firefox → Gecko
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Edge → EdgeHTML
な感じだよー!
すでに多くのブラウザーがChromiumベース
ちなみに、有名なOperaやSleipnirのようなブラウザーは、すでにGoogle Chromeと同じ『Blink』を採用しています。
今回、Microsoftが自社のレンダリングエンジンの採用を止め、ChromiumベースのBlinkにしたことにより、ますますChromiumベースのウェブブラウザーのシェアが多くなりそうです。
ブラウザー戦争の勝者はGoogleで確定?
今回、Microsoftの『Edge』が、レンダリングエンジンを自社のEdgeHTMLからChromiumベースのBlinkに切り替えることを正式発表しました。個人的には、これは大きなニュースです。
今や、Googleナシでは生きていけない時代。当然、このブログもGoogleのお世話になっているわけで、ますます一強体制が強くなってきそうです。
おまけ
おわり