- 自然災害大国の日本だからこそ『ポータブル電源』は必須
- ポータブル電源は『リン酸鉄リチウムイオン電池』を選ぶべき
- さまざまな電化製品を使いたいならコンセントの最大出力も重要
最近、台風の影響でひさびさに停電しました。
幸い、停電の時間帯は短かったのですが、「やっぱり、『ポータブル電源』は持っておくべきだ」と、改めて強く感じるようになったのです。


コンセントがない場面での長時間の仕事にも使えますものね。

車載してキャンプ用途にもアリやんね!
台風直撃で停電 → 『ポータブル電源』の重要性を痛感

2023年8月に近畿地方を直撃した台風の影響は凄まじく、報道にもあるように、関西電力エリア内の一部地域にて停電が生じる事態となりました。
幸い、筆者が居住しているエリアは停電の影響が少なかったのですが、停電からの復旧が長引いた地域では、約半日の間も停電状態が続いていたようです。
自然が少ない都市部に住んでいると、どこか他人事のようになりがちな自然災害。ですが、言うまでもなく、日本は台風も地震も頻繁に発生する自然災害大国。そこには、都会も田舎も関係ありません。今回の台風で、目が覚めたというか、改めて自然災害の恐ろしさと備えの必要性について気づかせてくれました。
一応、これでも防災グッズは常備しているのですが、『ポータブル電源』は簡易的なものしか持っておりませんでした。なので、長時間の停電には耐えられなさそう。そこで、『ポータブル電源』の重要性を考え、見直すことにしました。

電源が確保されてないと、スマホのバッテリー容量が気になって仕方なかったのであーる。

この暑さだと、停電で空調機器が使えないのも厳しいですわね。

扇風機もエアコンもずっと使えない状態は、さすがにつらいあーる。

『ポータブル電源』が命綱になるときもありそうやね。
『ポータブル電源』は何を基準にして選ぶべきか?

『リン酸鉄系リチウムイオン電池』がベスト。
リチウムイオン電池の中でも、リン酸鉄系リチウムイオン電池は安全性と電池寿命が長く、劣化速度も遅いため、長期保存や長期間の利用に向いている。
大容量であればあるほど安心だが、その代償として可搬性が低下する。
当然、大は小を兼ねる。しかし、持ち運びが困難なサイズだと、いざというときに困る。なので、利用人数や動かしたい電化製品を想定して最適なサイズを選択するのが理想。
ACコンセントとUSBポートが複数あれば大丈夫。
もちろん、あればあるほど良いのだが、実際はそこまで必要ないことが多い。USBポートは簡単に数が増やせるので、重要なのはACコンセントの数。最低でも2ポートは欲しい。
製品によっては、ACコンセントの最大出力が著しく低いものもあるので注意。
自分が動かしたい電化製品の電力を事前にチェックしておくこと。なお、一般的な家庭用コンセントの最大電力は1,500W。
『ポータブル電源』を購入する上で、あらかじめ確認しておきたいのが上記の項目。
採用されているバッテリーの種類が『リン酸鉄系リチウムイオン電池』なのかは、大半の製品であれば記載されております。リン酸鉄系リチウムイオン電池採用は製品の強みでもあるため、もし採用しているのであれば、どこかに記載はされているはずです。
なお、電化製品の消費電力なのですが、扇風機は多くても30W前後、電気毛布は60W前後、とのこと。消費電力が比較的多いものだと、電気ストーブやドライヤーなどは1,000Wを超える場合もあります。緊急時に、高い消費電力を用いる電化製品を使うのは避けたほうが無難。ですが、さまざまな電化製品が使えるに越したことはないでしょう。
あと、基本的には大丈夫だと思われますが、『正弦波』を採用している製品を選びましょう。

リン酸鉄系リチウムイオン電池を採用しているポータブル電源だと、『Anker』『Jackery』『Victor』あたりが良さげですな。

この手の製品は無難なメーカーを選ぶに限りますわね。
まとめ「やっぱり“備えあれば憂いなし”」

- バッテリーの種類
- バッテリーの容量
- 電源出力ポートの数
- ACコンセントの最大出力
台風も地震もできれば起こらないでほしいのですが、“もしも”に備えるのはやっぱり大事。それは、停電して改めて実感しました。
今回は短時間の停電だったので『ポータブル電源』は必要なかったのですが、やっぱり持っているとそうでないとでは安心感が違う気がしております。

簡易UPSとして、買っておくべきですな。
おまけ

問題はちょっとお値段が高いことあーる。

安くても数万円、高いものだと十万円以上しますからね。

でも、それだけのお金で安心が買えるってことやもんね。
おわり
簡易UPSのように使えるポータブル電源もあるし、持っておいて損はないですな。