E Inkの大本命…かも!
ドイツで行われているIFA 2018にて、Lenovoが『YogaBook C930』を発表しました。液タブと電子ペーパー端末の“合体”のような製品で、これは…変態だ!
IFA 2018で『YogaBook C930』発表
Lenovo公式PV。
IFA 2018にて、Lenovoが『YogaBook C930』を発表しました。2016年に発表したYogaBookの後継機ですが、ほぼ“別モノ”と化しています。
Engadgetのハンズオン動画。
デュアルディスプレイなノートPCは、昔からありました。しかし、液晶とE InkのデュアルディスプレイなノートPCは、おそらく“史上初”だと思われます。
新旧YogaBookの違い
機種の情報はメディア各所で出ているので、今回は旧YogaBookと今回の『YogaBook C930』を比較していきます。
旧YogaBook | 新YogaBook | |
製品名 | Yoga Book with Windows | YogaBook C930 |
ディスプレイ | 液晶×ペンタブ | 液晶×E Ink |
デジタイザー | ペンタブ部のみ対応 | 液晶部&E Ink部対応 |
CPU | Atom | Core Y |
I/O | Micro-USB×1、micro HDMI | USB Type-C×2 |
画面サイズ | 10.1インチ | 10.8インチ |
解像度 | WUXGA(1,920×1,080) | QHD(2,560×1,600) |
カメラ | インカメラ&アウトカメラ | インカメラ |
価格 | 499ドル | 999ユーロ |
ラインナップ | Windows、Android | Windows |
新旧YogaBookの簡易比較。
個人的な評価ですが、発表された『YogaBook C930』は、機能の割に“安価”だと思います。
電子ペーパー搭載の手書き端末は比較的高価な製品が多く、単機能でも10万円弱するものが多いです。そう考えると、『YogaBook C930』はWindows 10搭載でこの価格は買いだと思います。
日本での発売時期は未定
今回発表された『YogaBook C930』は、9月に欧州・中東・米国にて発売開始されます。
価格は999ユーロなので、単純な日本円換算だと12万円ほど。おそらく日本でも発売されると思うのですが、いろいろ考えるともう少し高価になって発売されそうです。
これは…買いますっ!
今回発表された『YogaBook C930』は、かなり売れそうな予感がします。
電子ペーパーの手書き端末は、Sonyの『DPT-RP1』やOnyxの『BOOX Note』があります。ただ、こちらはE Ink搭載のピュアタブレットで、PC的機能はありません。あくまで手書き特化です。
それと『YogaBook C930』は対照的で、Windows 10搭載でかつ液晶も搭載されています。そう考えると、変態端末のように見えますが、こちらのほうが使いやすいかも知れません。
価格次第ですけど、買う確率がかなり高いです。
おまけ
変に高くならないといいんだけどね〜。
おわり