- Galaxy Unpacked January 2021で発表された製品をおさらい!
- Galaxy Sシリーズもデジタイザーペン『S Pen』にとうとう対応!
- Note20 Ultraユーザー的にはS20 Ultraは難しい存在!
Note21 Ultra待ちとなった。
『Galaxy Unpacked January 2021』にて、スマートフォン(S21 5G)や完全ワイヤレスイヤホン(Buds Pro)が発表された。そこで、イベントの振り返りをNote20 Ultra 5Gユーザー視点で語ってみます。


あ、そうなんやね。

最上位モデルだけなのですね。
目次
発表された製品まとめ
Galaxy Unpacked January 2021: Official Replay l Samsung - YouTube
■Galaxy Unpacked January 2021
- Galaxy S21 5G
- Galaxy S21+ 5G
- Galaxy S21 Ultra 5G
- Galaxy Buds Pro
- Galaxy SmartTag
- Galaxy SmartTag+
今回のSamsungのGalaxy関連イベント(Galaxy Unpacked January 2021)で、発表されたのは上記のプロダクトたち。スマートフォンが3機種と完全ワイヤレスイヤホン、そして忘れ物防止タグが2種類。
Galaxy S21 5G/S21+ 5G

Galaxy S21 5G Galaxy S21+ 5G |
||
---|---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 888 Samsung Exynos 2100 |
|
RAM | 8GB | |
ROM | 128GB 256GB |
|
ディスプレイ | 画面パネル | OLED |
画面サイズ | S21 5G:6.2インチ S21+ 5G:6.7インチ |
|
画面解像度 | 2,400×1,080 | |
カメラ | フロント | 10MP(f/2.2) |
リア(超広角) | 12MP(f/2.2) | |
リア(広角) | 12MP(f/1.8) | |
リア(望遠) | 64MP(f/2.0) | |
ネットワーク= | 無線LAN | Wi-Fi 6 (IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax) |
Cellular | 4G LTE 5G NR(Sub6・mmWave) |
|
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | |
バッテリー | S21 5G:4,000mAh S21+ 5G:4,800mAh |
|
インターフェース | データ | USB Type-C |
ネットワーク | nanoSIM eSIM |
|
その他 | Qi NFC |
|
サイズ | S21 5G:71.2×151.7×7.9mm S21+ 5G:75.6×161.5×7.8mm |
|
質量 | S21 5G:169g–171g S21+ 5G:200g–202g |
|
備考 | 充電 | Super Fast Charging(PPS)対応 Adaptive Fast Charging対応 Fast Wireless Charging 2.0対応 Wireless PowerShare対応 |
防水防塵 | IP68 | |
S Pen | 非対応 |
Galaxy S21 5G/S21+ 5Gのスペック
GalaxyのフラグシップであるSシリーズのエントリーモデルとして登場したのが、『Galaxy S21 5G』と『Galaxy S21+ 5G
』の2モデル。

Image:Samsung
前モデルであるGalaxy S20と比較して、スペックの一部を落とし、200ドル程度価格を抑えた設計になっています。そうそう、残念なことに今回のGalaxy S21シリーズでは、すべてmicroSDカードスロットがオミットされてしまいました。
Galaxy S21 Ultra 5G

Galaxy S21 Ultra 5G | ||
---|---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 888 Samsung Exynos 2100 |
|
RAM | 12GB 16GB |
|
ROM | 128GB 256GB 512GB |
|
ディスプレイ | 画面パネル | OLED |
画面サイズ | 6.8インチ | |
画面解像度 | 3,200×1,440 | |
カメラ | フロント | 40MP(f/2.2) |
リア(超広角) | 12MP(f/2.2) | |
リア(広角) | 108MP(f/1.8) | |
リア(望遠) | 10MP(f/2.4) | |
リア(超望遠) | 10MP(f/4.9) | |
ネットワーク | 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax) |
Cellular | 4G LTE 5G NR(Sub6・mmWave) |
|
Bluetooth | Bluetooth 5.2 | |
バッテリー | 5,000mAh | |
インターフェース | データ | USB Type-C |
ネットワーク | nanoSIM eSIM |
|
その他 | Qi NFC |
|
サイズ | 75.6×165.1×8.9mm | |
質量 | 227g–229g | |
備考 | 充電 | Super Fast Charging(PPS)対応 Adaptive Fast Charging対応 Fast Wireless Charging 2.0対応 Wireless PowerShare対応 |
防水防塵 | IP68 | |
S Pen | 対応 |
Galaxy S21 Ultra 5Gのスペック
Galaxy Sシリーズの最上位モデルとして登場したのが、この『Galaxy S21 Ultra 5G』。Samsung曰く、“究極のプレミアムスマートフォン”と謳っているように、とにかく全部盛り(microSDカードスロット以外)なプレミアムモデル。

Image:Samsung
リアは4カメラ構成で、昨今のハイエンドスマートフォンのトレンドである、AF専用のセンサー(レーザーAF)も備えています。また、Galaxy S21 Ultra 5Gのみ、デジタイザーペン『S Pen』に新たに対応。S PenはGalaxy Noteシリーズの専売特許だったのですが、ついにGalaxy Sシリーズも対応することになりました。
Galaxy Buds Pro

Galaxy Buds Pro | ||
---|---|---|
オーディオ性能 | ドライバー | ダイナミック ×2(φ11mm + φ6.5mm) |
Bluetooth性能 | Ver. | Bluetooth 5.0 |
コーデック | SBC AAC Samsung Scalable |
|
プロファイル | HFP A2DP AVRCP |
|
バッテリー | イヤホン単体 | 最大8時間(ANC OFF) 最大5時間(ANC ON) |
イヤホン+充電ケース | 最大28時間(ANC OFF) 最大18時間(ANC ON) |
|
サイズ | イヤホン | 20.5×19.5×20.8mm |
充電ケース | 50.0×50.2×27.8mm | |
質量 | イヤホン | 6.3g |
充電ケース | 44.9g | |
備考 | ノイズキャンセリング | ○ |
ヒアスルー | ○ | |
防水防塵 | IPX7 | |
その他 | 近接センサー搭載 Qiワイヤレス充電対応 急速充電対応(5分充電 → 1時間再生) |
Galaxy Buds Proのスペック
Samsungの完全ワイヤレスイヤホンシリーズ、Galaxy Buds。こちらも『Galaxy Buds Pro』という新製品が登場。Galaxy Buds Liveとは異なり、今回はノーマルなカナル型。

Image:Samsung
アクティブノイズキャンセリングとヒアスルーという、モダンな機能は当然搭載。また、AirPods Proのような空間オーディオも搭載されています。この手の完全ワイヤレスイヤホンにしては珍しく、2wayドライバ仕様(ダイナミック ×2)となっているので、かなり音質的には気になるところ。

うーん、さたえりはすぐ買いそうであーる。

…もち!
Galaxy SmartTag

Appleが忘れ物防止タグを出す——と言われていますが、Samsungがお先に『Galaxy SmartTag』(UWB非対応版)と『Galaxy SmartTag+』(UWB対応版)という名前で忘れ物防止タグを発表しました。

UWB対応のGalaxy SmartTag+が本命かなー。
Note20 Ultraユーザーの視点

私は『Galaxy Note20 Ultra 5G』ユーザーなのですが、今回のGalaxy S21シリーズもかなり注目していました。その理由は、S Penに対応すると言われていたから。

ペンデバイスへの信仰心が恐ろしいですものね。

デジタイザーペンこそ至高だもんっ!
噂どおり、Galaxy S21シリーズもS Penに対応。しかし、対応したのは最上位モデルである『Galaxy S21 Ultra 5G』のみ。カメラ機能は確かにNote20 Ultraから強化されているものの、サイズ的には完全にかぶってしまっているので、個人的にはちょっと困りどころ。S21やS21+のサイズでS Pen対応なら、手を出したかったのですが……。
Galaxy S21 Ultra | Galaxy Note20 Ultra | |
ディスプレイ | 6.8インチ | 6.9インチ |
サイズ | 75.6×165.1×8.9mm | 77.2×164.8×8.1mm |
質量 | 227g–229g | 208g |
Galaxy S21 UltraとGalaxy Note20 Ultraの比較
カメラ性能やSoCこそS21 Ultraで向上したものの、Note20 Ultraで利用可能なS PenとBluetoothで連動する機能(ジェスチャー機能)は、S21 Ultraでは非対応。当然、S21 Ultraでは本体にS Penを収納することもできません。

価格的にはS21 Ultraのほうが安価なので、今から手を出すならS21 Ultraはアリ。ただ、私のようにすでにNote20 Ultraを持っているユーザーからすると、サイズかぶり感が否めないのでスルーがベターかもしれません。結局、Galaxy Noteシリーズは廃止されないようなので、それならばNote21 Ultra待ちにします。
S21 Ultraが、もし『Edge screen』廃止されていたら、個人的には乗り換えていたかもしれません。というか、デジタイザーペンとEdge screenの相性は良くないと思っているので、S Pen対応のGalaxyはフラットディスプレイにすべきだと思うのですが…ね。

Samsungは頑なにEdge screenにこだわるよねー。
Note21 Ultraに期待

Galaxy S21 Ultra単体で見ると欲しくなるスペックなのですが、Galaxy Note20 Ultraユーザーから見ると、登場から約半年で乗り換えるのはもったいない気がします。そういうわけで、私はS21 Ultraはスキップして、この夏に発表されるであろうNote21 Ultraを期待して待つことにしました。
Note20 Ultraを持っているからこそ、S21 Ultraに対して厳しく見てしまうのですが、Galaxy SシリーズもS Penに対応したのは大歓迎。デジタイザーペン好きとしては、こうやって選択肢が増えたこと自体が嬉しかったりします。あとは、S21 UltraがS Penに対応したので、Note21 UltraではNoteシリーズ“らしさ”の+α要素にも期待したいところです。
まとめ「Noteユーザーの悩ましきS21 Ultra 5G」

Galaxy Unpacked January 2021では、
- Galaxy S21 5G
- Galaxy S21+ 5G
- Galaxy S21 Ultra 5G
- Galaxy Buds Pro
- Galaxy SmartTag
- Galaxy SmartTag+
が発表されたわけですが、買う買わないは別として興味深いイベントではありました。
個人的には、S PenがGalaxy S21シリーズ全部に対応してほしかったので、Galaxy S21 Ultra 5Gのみ対応という結果はちょっぴり残念。自分がNote20 Ultraユーザーということもあるので、今回はスマートフォンよりもGalaxy Buds ProやGalaxy SmartTagが欲しくなるイベントでした。

Galaxy SmartTag+が一番欲しいかも……。
おまけ

Galaxy Buds Proのカラバリに『Mystic Bronze』が…ないっ!困る!!

あ、Galaxy Note20 Ultraとカラーが合わないわけやね。

Samsungは毎年コンセプトカラーを変えてきてますものね……。
おわり
…うぬぬ。