林檎、バタフライやめるってよ—新型MacBook系からシザーキーボードに戻す話

林檎、バタフライやめるってよ—新型MacBook系からシザーキーボードに戻す話
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記事のポイント
  • 次期MacBook系からバタフライキーボード廃止らしい!
  • やっぱりシザーキーボードに戻るみたい!
  • 次期モデルまで待つのがよさそう!

何だったのだ…一体?

海外メディアMacRumorsによると、次期MacBookシリーズから『バタフライ構造キーボード』が廃止とのこと。Appleは従来型のシザーキーボードに戻すそうです。

二条ねこ

悪夢が終わるってことなのー!?

まの

バタフライキーボードもひどい言われようですね。

さたえり

少なくとも、修理を4回したねこさんにとっては悪夢だったのかもやね…。

キーボードは“バタフライ → シザー”への回帰

新型MacBook Airからバタフライキーボードは廃止。

新型MacBook Airからバタフライキーボードは廃止。

Apple系のニュースではおなじみのアナリストMing-Chi Kuo氏が、新型MacBook Airから『バタフライ構造キーボード』を廃止するとの情報がMacRumorsで報じられた。

結局、MacBook系はシザーキーボードに戻るらしい。

結局、MacBook系はシザーキーボードに戻るらしい。

同氏によると、2015年から採用されているバタフライキーボードの代わりに、シザー構造キーボードになるそう。ちなみに、シザーキーボードとは、ごくごく一般的なノートPCに使用されているキーボード。そう、ただ戻っただけなのです。

二条ねこ

笑うに笑えない4年間の迷走っ…。

まの

ねこさんは、バタフライキーボードにかなり振り回された人間ですからね。

▼改良された“らしい”新型MacBook Pro(2019)。

バタフライキーボードは欠陥構造だった?

バタフライキーボードは欠陥構造だった?

バタフライキーボードといえば、かなり“いわくつき”なキーボードだと思っている。

二条ねこ

ってことで、バタフライキーボード不具合の歩みを見ていくとしますぞ〜!

さたえり

ぜんっぜん嬉しくないんやけど…。

MacBook Proキーボード不具合問題。海外でリコール署名運動に発展

MacBook Proキーボード不具合問題。海外でリコール署名運動に発展

2018年5月7日

2018年の4月〜5月には、当時のMacBook Pro(2017)のバタフライキーボードの不具合問題から、Change.orgでリコール署名運動がありました。

『バタフライ構造キーボード』不具合多発で”集団訴訟”に発展

2018年5月14日

上記のリコール署名運動からわずか数日すると、今度はAppleに対して“集団訴訟”に発展。もちろん原因は、忌まわしきMacBookのバタフライキーボード。

AppleがMacBook・MacBook Proのキーボード不具合認め、無償修理へ

AppleがMacBook・MacBook Proのキーボード不具合認め、無償修理へ

2018年6月23日

リコール署名運動や集団訴訟からついに、Appleがバタフライキーボード搭載MacBookシリーズの無償修理プログラムを発動させました。ちなみに、これは1回め(2回めは2019年)です。

キーボード不具合『MacBook Pro 2018』でも発生!—2回入力チャタと尊師スタイルで対策

キーボード不具合『MacBook Pro 2018』でも発生!—2回入力チャタと尊師スタイルで対策

2019年2月27日

満を持して登場したMacBook Pro(2018)でも、残念ながらキーボード不具合が出ました。今となっては周知の事実ですが、当時は「これで直った!」と思ったはず。

朗報。MacBookキーボード修理プログラム発動。対象機種を全機種へ拡大!

2019年5月22日

——そして現在。

2回めのキーボード修理プログラムが発動され、バタフライキーボードが搭載された、

  • MacBook
  • MacBook Air
  • MacBook Pro

すべてが無償修理の対象製品となりました…。

さたえり

怒りや悲しみを通り越して、笑けてきちゃうんやけど…。

まの

一番困っていたのは張本人であるAppleでしょうが、これだけユーザーを巻き込んでしまっては…ですね。

MacBook Pro(2019)もバタフライキーボードだが…。

MacBook Pro(2019)もバタフライキーボードだが…。

つい最近、MacBook Pro(2019)が登場しましたが、ハッキリ言ってこのバタフライキーボード自体に“欠陥”があると思っているので、新モデルだからといって直ってるとは思ってません。

だからこそ、今回の噂な報道のようにバタフライキーボードを諦め、シザーキーボードへと戻すのだと思います。今回の噂によると、MacBook Airは2019年後半、MacBook Proは2020年にお披露目だとか。買い替えはこのときでもよいかもしれません。

▼つまり『Apple Magic Keyboard』のようになる。

2020年モデルは信用できるか?

2020年モデルは信用できるか?

ようやくAppleも気づいてくれたみたいですし、次期MacBookシリーズを信用するしかなさそうです。

特にMacBook Proに関しては、バタフライキーボードに加え、『Touch Bar』の存在もあるので、このテクノロジーの去就も気になるところ。個人的には面白くて活用しているのですが、世間的には微妙な反応ですし…。

実は使えるTouch Barを120%カスタマイズできるアプリ3選

実は使えるTouch Barを120%カスタマイズできるアプリ3選

2019年6月18日

Ming-Chi Kuo氏によると、すでに新しいMacBookに採用されるシザーキーボードのサプライヤー(Sunrexらしい)が決まっているとかとか。

まの

これで事態が終息すればよいのですが…ね。

まとめ「MacBook系を買うなら1年待つが吉」

まとめ「MacBook系を買うなら1年待つが吉」

これからいろいろ情報が飛び交いそうですが、とりあえず2020年まで待つほうがよさそうです。

現行のバタフライキーボードが爆弾持ちな以上、ユーザーは手が出しづらいですし、買うにしても修理プログラムのお世話になる覚悟が必要かと。逆に、バッテリーをタダで交換してくれるからラッキーくらいに思えるなら買いかもしれませんが…。

二条ねこ

待てば海路の日和ありってことですなー。

この記事で紹介したガジェット

おまけ

二条ねこ

何年間か振り回されただけな気がしたりっ!?

まの

いや、おそらくその認識で合ってるかと。

さたえり

結局、バタフライキーボードって、誰得だったんやろうね?

おわり