度々問題化している、現行MacBook Proの『バタフライ構造キーボード』ですが、ついに海外では”リコール署名運動”にまで発展しています。


私のMacBook Proももれなく不具合になったけど、まさか”リコール署名運動”にまで発展するとはだよねー。


これは不具合じゃなくて、”欠陥”だと思うっ。
MacBook Proのキーボード不具合で、リコール運動勃発

海外の署名サイトである『Change.org』にて、現行のMacBook Proに搭載されている『バタフライ構造キーボード』の不具合においての”リコール署名運動”が行われています。


ユーザーによる声明文は、以下の通りです。
Apple, it's time: recall every MacBook Pro released since Late 2016, and replace the keyboards on all of them with new, redesigned keyboards that just work.
Because, these keyboards don't work.
Every one of Apple's current-gen MacBook Pro models, 13" and 15", is sold with a keyboard that can become defective at any moment due to a design failure.
The problems are widespread, consistent, and infuriating.
出典:Change.org
要するに、「Appleが採用している『バタフライ構造キーボード』は、構造上の欠陥がある。Appleはこの欠陥を認め、不具合が発生しないキーボードに置き換えるべきである。この問題については、多くのユーザーが怒りを買っている。」ということだそうです。




現行のMacBook Proが抱える多くの問題

今回の件(MacBook Proのキーボードリコール署名運動)以外にも、現行のMacBook Proには多くの問題があり、ユーザーを悩ませています。代表的な不具合は、この『バタフライ構造キーボード』の不具合ですが、GPU関連の不具合、『Touch Bar』のフリーズ問題等、課題は山積みです。


これらの現行のタイプのMacBook Pro、つまり『MacBook Pro 2016』と『MacBook Pro 2017』の不具合につきましては、以前のエントリーにまとめておりますので、そちらも宜しければ読んでいただければと思います。
多くの人が予想している通り、6月初旬に開催される『WWDC 2018』にて、おそらく『MacBook Pro 2018』が発表されると思います。このモデルでは、キーボードの不具合は公開した特許から、改善されていると思います。
しかし、『バタフライ構造キーボード』を搭載した現行のMacBook Proユーザーについてはどうするのか、という問題が残っています。どちらにせよ、MacBook Proユーザーには目が離せない『WWDC 2018』になりそうです。


今後のAppleの対応に注目

日本国内でも度々言われている、この『バタフライ構造キーボード』の不具合問題。
やはり、このような問題に敏感な海外が、今回のような”リコール署名運動”を行ってきました。正直なところ、ユーザーがリコールと叫ぶことにあまり驚きませんでした。


今回の”リコール署名運動”の対応も含め、現行のMacBook Proで言われている不具合や欠陥問題をどれだけ『WWDC 2018』で払拭できるかが、今後の注目点になりそうです。
おまけ


それだけ世界で使われているモデルって、ことだけどねー。


やっぱ、コスト面と需要面が噛み合わないんだろうねー。



おわり