- docomo・au・SoftBankの5Gについて調べてみた!
- 料金プランはとにかくややこしいので要注意!
- 対応エリアは各社方向性は違うけど、どれもまだまだ!
5Gはいつから?…うん、まだ先かも。
国内主要3キャリア(NTTドコモ・au・SoftBank)の5G対応エリア・5G料金プランを調べて比較してみました。5G料金プランはとにかくややこしい。5G対応エリアは…まだまだのようです。
これから、ですわね。
問題はやっぱエリアやんね。
5G対応料金プランプラン
NTTドコモ
5Gギガホ | 5Gギラライト | |
月額料金 | 7,650円 | 〜7GB:6,150円 〜5GB:5,150円 〜3GB:4,150円 〜1GB:3,150円 |
データ容量 | 100GB | 7GB |
期間割引 | 5Gギガホ割:1,000円引(6か月間) | - |
備考 | 過後通信速度:最大3Mbps 『データ量無制限キャンペーン』中はデータ容量無制限 |
過後通信速度:最大128kbps |
NTTドコモの5G料金プラン。
※価格はすべて税別表記。月額料金は割引適用なしの場合。
NTTドコモは、データ容量大容量プラン『5Gギガホ』・データ容量段階制プラン『5Gギガライト』の2プラン。
5Gギガホについては、当面の間『データ量無制限キャンペーン』というキャンペーンにて、データ容量を無制限にする模様。
au
データMAX 5G | ピタットプラン 5G | データMAX 5G ALL STARパック | データMAX 5G Netflixパック | |
月額料金 | 2GB〜:8,650円 〜2GB:7,170円 |
〜7GB:7,150円 〜4GB:5,650円 〜1GB:4,150円 |
2GB〜:11,150円 〜2GB:9,670円 |
2GB〜:9,650円 〜2GB:8,170円 |
データ容量 | 無制限 | 7GB | 無制限 | 無制限 |
期間割引 | 5Gスタートキャンペーン:1,000円引(2年間) スマホ応援割II:1,000円引(6か月間) |
5Gスタートキャンペーン:1,000円引(2年間) | 5Gスタートキャンペーン:1,000円引(2年間) スマホ応援割II:1,000円引(6か月間) |
5Gスタートキャンペーン:1,000円引(2年間) スマホ応援割II:1,000円引(6か月間) |
備考 | テザリング等は30GB/月 | - | テザリング等は80GB/月 | テザリング等は60GB/月 |
auの5G料金プラン。
※価格はすべて税別表記。月額料金は割引適用なしの場合。
auは、データ無制限プラン『データMAX 5G』・データ容量段階制プラン『ピタットプラン 5G』・データ無制限+コンテンツプラン『データMAX 5G ALL STARパック』・データ無制限+Netflixプラン『データMAX 5G Netflixパック』の4プラン。
データMAX 5G ALL STARパックは、Netflix・Apple Music・YouTube Premium・TELASAのコンテンツがパッケージになったプラン。
データMAX 5G Netflixパックは、Netflix・TELASAのコンテンツがパッケージになったプラン。
SoftBank
メリハリプラン | ミニフィットプラン | |
月額料金 | 2GB〜:8,480円 〜2GB:6,980円 |
〜5GB:8,480円 〜2GB:6,980円 〜1GB:4,980円 |
データ容量 | 50GB | 5GB |
期間割引 | 5G無料キャンペーン:1,000円引(2年間) 半年おトク割:1,000円引(6か月間) |
5G無料キャンペーン:1,000円引(2年間) 半年おトク割:1,000円引(6か月間) |
備考 | 対象コンテンツ使い放題 | - |
SoftBankの5G料金プラン。
※価格はすべて税別表記。月額料金は割引適用なしの場合。
SoftBankは、データ容量大容量プラン『メリハリプラン』・データ容量段階制プラン『ミニフィットプラン』の2プラン。
メリハリプランは、YouTube・Amazon Prime Video・Hulu・Twitter・LINE・Instagram等のカウントフリーになっているプラン。なお、LINEは通話に関しては対象外。
5G対応エリア
NTTドコモ・au・SoftBankの5G対応エリアについては、上記の公式サイト(PDF)から確認可能です。
NTTドコモ
■NTTドコモ回線5G対応エリア概要
- 北海道:ごく一部の建物
- 東北:ごく一部の建物
- 関東:ごく一部の建物
- 中部:ごく一部の建物
- 近畿:ごく一部の建物
- 中国:ごく一部の建物
- 四国:ごく一部の建物
- 九州:ごく一部の建物
- 沖縄:ごく一部の建物
※2020年3月23日時点。
NTTドコモの5Gエリアは、現時点では非常に狭い様子。
イメージで言うと、地域的な“エリア”(面)ではなく、建物やスタジアムなどの“スポット”(点)として5G基地局となっています。なので、NTTドコモ回線で5Gを日常的に利用するというのは、まだ先という感じ。
NTTドコモの5Gのロードマップを見る限り、エリアとしての5G回線の提供は2021年3月末頃。それまでは施設内での利用を中心とした5G回線になりそうです。
au
■au回線5G対応エリア概要
- 北海道:河西郡のごく一部のエリア
- 東北:(対象エリアなし)
- 関東:埼玉・千葉・東京の一部エリア
- 中部:富山・静岡・愛知の一部エリア
- 近畿:大阪の一部エリア
- 中国:岡山・広島の一部エリア
- 四国:愛媛の一部エリア
- 九州:福岡・佐賀・大分の一部エリア
- 沖縄:那覇市の一部エリア
※2020年3月23日時点。
auの5Gエリアは、現時点では地域差がかなりある様子。
NTTドコモの5Gエリアに比べると面であるイメージを受けるが、5G対応エリアと非対応エリアの差がはっきりと出ている感じ。簡単に言ってしまうと、あるところはあるけれど、ないところは一切ない…というイメージです。
au公式には、2020年夏以降、全都道府県主要都市に展開していくそう。2021年3月には約1万局、2022年3月には2万局超、とのこと。
SoftBank
■SoftBank回線5G対応エリア概要
- 北海道:(対象エリアなし)
- 東北:(対象エリアなし)
- 関東:千葉・東京の一部エリア
- 中部:石川・愛知の一部エリア
- 近畿:大阪の一部エリア
- 中国:広島の一部エリア
- 四国:(対象エリアなし)
- 九州:福岡の一部エリア
- 沖縄:(対象エリアなし)
※2020年3月23日時点。
SoftBankの5Gエリアは、auよりも局地的で狭め。
NTTドコモの5Gエリアが“点”として、auの5Gエリアが“面”とするならば、その中間がSoftBankの5Gエリア。かなりまだらな感じで5Gエリアが局地的にしかない様子。恩恵をすぐに受けられるのは、おそらく東京・大阪のユーザーのみかも。
SoftBankは5Gエリアをマップにしており、非常に親切。
東京は2020年4月末には東京駅周辺(秋葉原〜浜松町)が5G対応に、2020年夏以降には新宿や渋谷も5G対応エリアになる様子。大阪は2020年4月末に御堂筋界隈(大阪〜難波〜天王寺)を中心として5G対応に、2020年夏以降には十三が5G対応エリアになる様子。
まとめ「日本の5Gはまだまだこれから」
日本の主要3キャリアの5G(料金プラン・対応エリア)を見てきたわけですが、まだまだこれからという感じ。そういうこともあり、各社とも5Gエリアが整備されるまでは、しばらく5Gプランの割引を行っています。
なので、当面は「あ、ここ5Gだ!」ぐらいの面持ちでいるほうが良さげ。5Gのエリアでベンチマークを測定して楽しむ…くらいの恩恵かもしれません。待てば海路の日和ありですね。
プランが微妙に違ってきたのは面白いところっ!
おまけ
5Gが始まれば、MNOの契約者もどっと増えそうですなー。
MVNOとの明確な差別化できそうですからね。
あとはキャリア選びだけやね!
おわり
Reference:
NTTドコモ, au, SoftBank
日本での5Gは始まったばかりっ!