- 新製品発表はApple M1搭載Macシリーズのみ!
- 大きなデザイン上の変更はナシ!
- どちらかといえばエントリーモデルに近いMacが登場した!
Apple Eventをななめ読み。
2020年11月10日(日本時間:11月11日午前3時)に開催された、『Apple Event November 2020(One more thing)』の概要を3分でサクッとおさらいの巻。結論からすると、“Macだけ”でした。


初代Apple Siliconの正式名は『Apple M1』になりましたわね。

Apple M1はSoCなんよね!
目次
Apple Event November 2020概要

■タイムライン
- Introduction(0:00:00)
- Apple Silicon(0:04:39)
- macOS Big Sur(0:14:00)
- MacBook Air(0:22:45)
- Mac mini(0:29:50)
- MacBook Pro(0:35:06)
2020年10月11日(日本時間)で発表された『Apple Event November 2020(One more thing)』のイベント動画タイムラインは上記のとおり。
Apple Event - YouTube
なお、公式サイトのApple Eventページから、本発表の配信アーカイブが視聴可能になっています。
発表された新製品
■発表された新製品
- MacBook Air
- MacBook Pro 13インチ
- Mac mini
Apple Event November 2020(One more thing)で、発表された製品は上記のとおり。今回は、Macシリーズのみの発表でした。
13インチ MacBook Air |
13インチ MacBook Pro |
Mac mini | |
本体価格 | 104,800円〜 | 134,800円〜 | 72,800円〜 |
予約開始日 | 2020年11月11日 | 2020年11月11日 | 2020年11月11日 |
発売日 | 2020年11月17日 | 2020年11月17日 | 2020年11月17日 |
各Macシリーズの本体価格・予約開始日・発売日
※価格はすべて税別表記。
発表された各Macシリーズの本体価格・予約開始日・発売日の概要は上表のとおり。すでに予約開始を受け付けております。
Apple M1:初代Apple SiliconとなるSoC

Image:Apple
■Apple M1の概要
- 初代Apple Silicon
- Mac用SoC
- 5nmプロセス
- 8コアCPU
- 8コアGPU(一部7コアGPU)
- 16コアNPU(Neural Engine)
今回発表されたMacシリーズには、すべて『Apple M1』という、Apple自社製のSoCが搭載されています。このApple M1は、Mac用のSoCだそう。

Image:Apple
製造プロセスは5nm。CPUは8コア、GPUは最大8コア、NPU(Neural Engine)は16コア。高い低消費電力性と、Secure Enclaveによるセキュリティ確保が特徴。Intel CPUではありませんが、USB4対応のThunderboltコントローラー(最大40Gbps)を内蔵しています。

『Thunderbolt 4』と言っていないのがミソ…というか謎っ!
MacBook Air:長持ちバッテリー&ファンレス設計

■MacBook Airの概要
- ディスプレイ:13.3インチ
- SoC:Apple M1
- CPU:8コア
- GPU:7コア or 8コア
- NPU:16コア
- RAM:8GB〜
- ROM:256GB〜
- バッテリー:最大15時間(インターネット)
- インターフェース:
- Thunderbolt ×2
- 3.5mmステレオミニジャック
MacBook Airは、デザインこそ現行のMacBook Airを踏襲した形ですが、SoC変更によりバッテリーが最大15時間駆動にパワーアップ。また、ファンレス設計になりました。上位と下位のモデルで、GPUコア数が異なる点に注意。
MacBook Pro:長持ちバッテリー&ハイパフォーマンス

■MacBook Proの概要
- ディスプレイ:13.3インチ
- SoC:Apple M1
- CPU:8コア
- GPU:8コア
- NPU:16コア
- RAM:8GB〜
- ROM:256GB〜
- バッテリー:最大17時間(インターネット)
- インターフェース:
- Thunderbolt ×2
- 3.5mmステレオミニジャック
MacBook Proには、Thunderboltのポート数違いで2種類存在しますが、今回刷新されたのは、Thunderboltが2ポートの下位モデル。こちらはファンレスではありませんが、アクティブ冷却で処理性能を最適化しています。
Mac mini:帰ってきたシルバーカラー

■Mac miniの概要
- SoC:Apple M1
- CPU:8コア
- GPU:8コア
- NPU:16コア
- RAM:8GB〜
- ROM:256GB〜
- インターフェース:
- Thunderbolt ×2
- USB Type-A 3.1 Gen 1 ×2
- HDMI(HDMI 2.0)
- RJ-45(Ethernet)
- 3.5mmステレオミニジャック
- AC電源ジャック
Mac miniは、Intelモデルでは『スペースグレイ』でしたが、Apple M1モデルでは『シルバー』にカラーバリエーションが戻ってきました。Intelモデルと比べて、Thunderboltのポート数が減っている点に注意。
まとめ「Apple Silicon Macは廉価版から様子見」

『Apple Event November 2020(One more thing)』で登場した製品をおさらいすると…
- MacBook Air
- MacBook Pro 13インチ
- Mac mini
という感じ。MacとApple M1のコンビネーションのみ。
Apple M1の性能はベンチマークを見ないと分からない点が多いですが、基本的に同じSoCを搭載している様子。なのであれば、まずはMacBook AirやMac miniを買ってみて、脱Intelの様子見をするのが正解かもしれません。ThunderboltもThunderbolt 4なのか、Thunderbolt 3なのかハッキリしませんし……。

やっと、『Wi-Fi 6』対応になったぞ!やっぽー!
おまけ

…買いましたわね?

な、なんのことあーる!?知らないぞぞぞ!?

うーん、これは買ってるクチやね……。

ですわね……。
おわり
今回発表されたのは、
の3つなのでしたっ!