『Synology RT6600ax』v6プラス対応 → ISP乗換を検討中

『IPv6オプション』も対応してほしかった
『Synology RT6600ax』v6プラス対応 → ISP乗換を検討中
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記事のポイント
  • Synology RT6600axは『MAP-E』『DS-Lite』に対応
  • MAP-E対応だがサポートしているのは『v6プラス』のみ
  • 『ビッグローブ光』から『So-net光』への移行を計画中

Synologyの無線LANルーター『RT6600ax』は、海外メーカーでありながら『v6プラス(MAP-E)』と『DS-Lite』に対応しています。そこで、フル性能を発揮すべく、乗り換え先のISPを検討してみます。

二条ねこ

Synology RT6600axは、MAP-E方式のIPv4 over IPv6に対応してるんだけど、JPNEがVNEの『v6プラス』でないとダメなのが……つらお。

まの

つまり、MAP-E方式でも『IPv6オプション』や『OCNバーチャルコネクト』には対応していないということなのですね!?

さたえり

……うーん、大変そうな予感。

Synology『RT6600ax』を買った

約2年半使ってきた、Linksys『Velop AX MX5300(レビュー)』が不調なので、Synology『RT6600ax』に乗り換えました

Image:Synology

Synology『RT6600ax』はWi-Fi 6メッシュルーターの大本命

Synology『RT6600ax』はWi-Fi 6メッシュルーターの大本命

2022年3月17日

Synology RT6600axは、Wi-Fi 6に対応したトライバンド仕様の無線LANルーター。

複数台導入すればメッシュネットワークも構築可能。WAN/LANのコンボポートにはなりますが、2.5GbE RJ-45も搭載しており、Virtual LANにも対応しています(ハードウェア自体はWi-Fi 6E対応だが、日本へのローカライズは言及されていない)。

二条ねこ

Wi-Fi 6Eのために、技適認証を再申請してくれるとありがたいんだけど…どうだろ!?

まの

メーカーの対応次第ですし、様子見としか言えませんわね。

二条ねこ

やるとしてもセンドバック方式での対応になりそうだし、現実的には難しそうな気もするんだよねー。

RT6600axは『MAP-E』『DS-Lite』対応

Image:Synology

Synology RT6600axは海外メーカーとしては珍しく、『MAP-E』と『DS-Lite』を用いた方式のIPv4 over IPv6に対応しています。

IPv4 over IPv6 v6プラス(MAP-E)
VNE JPNE
ISP @nifty
GMOとくとくBB
21Company
アピオン
HAL
晴れの国ネット
JANIS
KISNET
Gaming+
DMM光
So-net
IC-NET
Tigers-net.com
andline
スピーディアインターネットサービス
オープンサーキット
IPv4 over IPv6 DS-Lite(transix)
VNE MFEED
ISP IIJmio
OCN
ドコモnet
So-net
InterLink
WAKWAK

IPv4 over IPv6技術として『MAP-E』に対応しているわけですが、メーカー公式サイトを見てみると、全部のMAP-E方式に対応しているわけではなく、JPNEがVNEとなって提供している『v6プラス』しかサポートされていないようです。

つまり、他のVNE事業者が提供している、『v6アルファ』『IPv6オプション』『ISPプレミアム』『OCNバーチャルコネクト』については、MAP-E方式ではあるものの、サポート外というわけです。

なお、公式サイトに記載されていないISPでの対応状況については、別途ISPに直接問い合わせをするようにとの記載があります。

二条ねこ

というか、IPv4 over IPv6技術が乱立していて、ルーターメーカーがカバーしきれてない感がありますな。全部対応させるとコストもかかるし。

まの

元をたどれば『光コラボ』というISPが大半ですし、VNE事業者としてもリソースの問題や他社との差別化目的もあるのかもしれませんがね。

二条ねこ

どっちにしても、マイナーなIPv4 over IPv6技術を採用しているISPだと、こういうときに大変なのであーる。

『v6プラス』対応のISPに移行を検討中

契約中のISPは『ビッグローブ光』なのですが、残念なことに、IPv4 over IPv6技術としてMAP-E方式を採用してはいるのですが、『v6プラス』ではなく『IPv6オプション』という別のサービスなのです。

『ビッグローブ光』自体に不満はなかったのですが(下り速度が600Mbps以上出ているし)、v6プラスではないため、別のISPへの移行を検討することにしました。

しかしながら、建物自体に制約が存在しており、フレッツ回線(光コラボ)の中からしか選択できないため、結果的には 光コラボ → 光コラボ へと移行する事業者変更となります。なので、そこまで速度が変わる気はしませんし、速度向上は狙っていません。

そういうわけで、あまり乗り気ではないISP移行ですが、ひとまず『So-net 光 プラス』にしようと画策中。こういうときに、選択肢が狭まってしまうのが集合住宅のデメリットだったりします。

二条ねこ

Synology公式サイトで正式にサポートされてるし、『So-net』で良きですな。(投げやり)

まの

『eo光』も『auひかり』も契約できない物件ですからね。

二条ねこ

ま、いつか法人契約するから、それまでの辛抱であーる。

まとめ「v6プラス対応は嬉しいけど大変」

そういうわけで、Synology『RT6600ax』に合わせて、ISPをv6プラスに対応した『So-net 光 プラス』に移行することになりそうです。

二条ねこ

『IPv6オプション』も対応していたら……ねー。

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おまけ

二条ねこ

とりあえず、何でもいいから10Gbps対応にならないかなー。

まの

管理会社がよく分かってないので、厳しいかと。

さたえり

うん、持ち家の戸建が最強やね!

二条ねこ

うぬ!工事し放題、穴開け放題ですからな!!

おわり