- 美しく収納したいアナタにおすすめのガジェットケースである!
- ただのガジェットケースではなくQi充電器の機能も搭載してるのだ!
- 完全ワイヤレスイヤホン収納箱にすると…すごーく便利であるぞ!
“テック好きミニマリストにおすすめ”
Qi充電器機能搭載のガジェットケース、Orbitkey『Orbitkey Nest』をレビュー。収納が楽しくなる、機能美を追求した“お道具箱”なのです。ですなの。
あら、素敵。
ガジェットというより雑貨っぽい!
目次
本日のレビュー:Orbitkey Nest
Orbitkey Nestってなに?
蓋にQiワイヤレスチャージャー機能を搭載した、おしゃれなガジェットケース。内部はお弁当箱のように仕切って使えるぞ。
- Qi充電器機能搭載
- おしゃれなデザイン
- カスタム可能な収納部
- ミニトレイになる蓋
- 少し大きいサイズ感
- 若干高価な価格設定
Orbitkey Nest | ||
---|---|---|
型番 | NEST-1-BKBK(Black) NEST-1-AHCC(Ash) |
|
メーカー | Orbitkey | |
インターフェース | 入力 | USB Type-C ×1 |
出力 | Qi ×1 | |
入力 | USB-C | 不明*1 |
出力 | Qi | 最大10W |
サイズ | 内寸 | 229×109×28mm |
外寸 | 240×120×41mm | |
質量 | 352g | |
備考 | - |
Orbitkey Nestのスペック
*15V・2A以上推奨
ガジェット感のないガジェットケースなのが素敵!
システマティックに小物を収納できるし、Qi充電器機能もあるから、常に側に置いておきたくなる可愛い存在なのであーる。
みいる
サイズ | 内寸 | 229×109×28mm |
外寸 | 240×120×41mm | |
質量 | 352g |
Orbitkey Nestのサイズと質量
手に取った瞬間感じたこと。それは「大きい!」でした。
サイズだけ言われてもピンとこないはず。…ニュアンス的には、Appleの『Magic Keyboard』より、一回り小さいくらいの表面積という感じ。重さもガッシリ。剛性感があるぶん、意外とヘビー。なので、持ち運ぶ…というよりかは、家や会社に据え置いて使う感じかも。
持ち運ぶなら、Incase『Nylon Accessory Organizer』がおすすめあーるっ!
本体上面には、Qi、を搭載。
ちょうど左1/3が、Qiパッドになっています。Qiは最大10Wで出力可能。なお、Wireless Power Consortiumには本製品の記載がなかったので、詳しいプロトコルの技術仕様は不明。
そして、ここでちょっとだけ、使用されている素材についての紹介。
ガジェットケースの骨組みには、ポリカーボネートを採用。蓋部分はその上から、トップグレインレザーという本革(本革にはランクがあるのですが、こちらは“中”ランク)を贅沢に使用。また、収納部分はファブリック素材。そして、留め具は亜鉛合金製。…そんな感じ。
私は、本製品を蔦屋書店で見つけたのですが、そういうところで売っていることからも察することができるように、非常におしゃれな仕上がりです。パッケージも凝った作りなので、大切な人への贈答品としてもおすすめかも。
本体裏面には、USB Type-C、を搭載。
このUSB Type-Cポートは、前述したQi充電器を使うための給電用。なお、5V・2A以上の給電能力があるUSB充電器を利用することが、メーカーで推奨されています。
収納部分は大きく分けて、2つのコンパートメントが存在。
1つは、トレイ側の深さがある収納部分。
こちら側は、付属の仕切りを自由に配置することができ、すべて取り払ってしまえば、iPhone 12 Pro Maxが余裕で入るくらいのスペースがあります。ここをどう使っていくのかが本製品のキモ。
もう1つは、蓋の内側にある収納部分。
こちら側には、浅いポケットが複数用意されています。どのポケットも襠がほぼないので、厚みのあるガジェットは収納できません。なので、ここにはSIMカードやSDカードを入れておくのが良さげ。
付属品として、USBケーブル(Type-A to Type-C)や、仕切り(×6個)などが同梱されていました。
なんと素晴らしいことに、Type-C側がL字のケーブルを付属してくれています。
しかも、ケーブルシースがファブリック調の布巻き。さらに、「Orbitkey」と刻印されているオリジナルケーブルになっています。いろいろ凝っていてすごい。
このOrbitkey謹製ケーブル、単品販売してくれないかなー!?
出た!L字ケーブル教信者!!
…ひどい言い草あーる。
つかう
ガジェットを収納する
さーて、Orbitkey Nestにガジェットを詰め詰めしていくぞー!
そういうわけで、詰め詰めしたあーる!
Orbitkey Nestは“ポーチ”ではなく、“ケース”。
これが意味するものは、テトリスにように考えながら、システマティックに物を入れていかないと、ちゃんと蓋が閉まらないということ。そう、ガジェット類を収納するセンスが問われてくるのです。
当然、ケース自体に伸縮性は一切ナシ。なので、高さがあるようなガジェットを収納するには不向き。どちらかと言えば、ポーチに入れていたら紛失しそうな物(microSDカードや変換アダプター)を入れておくのが良さげです。
付属の仕切りは、面ファスナーで固定するタイプ。
こんな感じで、ユーザーが自由に配置を変えることができます。ここの弁当箱ライクな仕切りをどう配するのか、ここも芸術性が問われてくるわけです。
こういう感じのバッグを見たことあるような……!?
『ひらくPCバッグ』ですなっ!
…あ!そうそう!!
Qiワイヤレス充電をする
他のガジェットケースにはない、Orbitkey Nestならではのギミックなのが、Qiワイヤレス充電器パッド(最大出力10W)が備わっていること。
Qiパッド部分は、蓋側の左端(凹状になっていない平らな部分)に搭載。ここにiPhoneやGalaxyを乗っけると、一般的なQi充電器と同じようにワイヤレスチャージが開始されます。
そうそう、Qi充電器として使うときには、後面にあるUSB Type-Cポートから電源を確保してあげる必要があります。当たり前のことですが、くれぐれも乗っけただけで充電されると勘違いなさらぬように……。
おもう
デザインと実用性の両立
このOrbitkey Nestの魅力を押し上げる要素。それこそ、おしゃれなデザイン性の中に、ギーク好みの実用性やギミックが詰まっているというもの。
デスクの上に無造作に置いてあっても、不思議とおしゃれに見えてくる。
なので、ついつい外に出しておきたくなってしまう。でも、外に出してあったからといって、決して邪魔だと感じない。なぜなら、Orbitkey Nest自体が、ワイヤレス充電器としても使える“ガジェット”だからなのです。
そうそう、蓋の部分にも面白いギミックがあって、
- 蓋を真上に持ち上げる → 蓋が取れる
- 蓋を本のように開く → 蓋が取れない
…という、2通りの開き方が備わっています。
なので、完全に蓋を外してしまって、ちょっとした小物を置くトレイ兼ワイヤレス充電器にもなります。
デジタイザーペンの筆箱化
何を入れるかを考えずに買ってしまったのですが、私はデジタイザーペンの筆箱として、このOrbitkey Nestを使ったりしています。
トレイ側をちゃんと仕切って、それぞれのデジタイザーペンを傷付けないように収納。蓋の内側にある小さなポケットには、替えのペン先や芯抜きを入れています。ちょっと贅沢な使い方な感はありますが、ちょうど見た目も筆箱っぽいので良き。
ちなみに、トレイと蓋をつなぐヒンジ部分に、1本だけペンを挿しておける部分があります。
持ち運ぶにはヘビーかも
ガジェットケース = 持ち運ぶための容器
…と想像していると、思っていた以上に大きくてビックリします。
もちろん、持ち運べないサイズや重さではありません。ただ、持ち運ぶとなると、バッグの中のスペースの多くが、このOrbitkey Nestに取られてしまうので、私は据え置きのガジェットケースとして使っています。
まとめ「収納センスが問われるガジェットケース」
そういうわけで、Orbitkey『Orbitkey Nest』のレビューを総括すると、
- 最高におしゃれなガジェットケース
- 実はQi充電器として使えるエモみ
- ギーク好みのギミック感が満載
- 少し大きいのでモバイルは不向き
…という感じ。
ここまでの機能性とデザイン性を持たせたガジェットケースは、そうそうないでしょう。この手の製品にありがちな、野暮ったさも皆無。デスクに置いておくだけで、なんだか様になります。
単純にガジェットケースとして使うのも良し。Qi充電器を活かすガジェットを入れても良し。私のようにデジタイザーペン筆箱として使うのも良し。そんな何でも使える(= センスが問われる)ガジェットケースなのです。ですなの。
何を入れるか、これを考えるのも楽しいのであーる。
おまけ
同じOrbitkeyから、『Orbitkey DeskMat』というデスクマットも出てるんだけど、これもまたガジェット的で面白いんだよねー。
……。(検索中)
同じメーカーだけあって、コーディネートもしやすそうですわ。
うーん、圧倒的意識高い系感!!
おわり
ギミック満載で恍惚あーる。