- 楽天が“手書きペン対応”新型E Inkタブレット『Kobo Elipsa 2E』を発表
- 『Kobo Elipsa 2E』 → 発売日は2023年4月20日・価格は52,800円
- Amazon『Kindle Scribe』に強力なライバル出現の予感
楽天が電子書籍リーダー『Kobo』の新モデルとして、『Kobo Elipsa 2E』を発表しました。
この『Kobo Elipsa 2E』はデジタイザーペンに対応しているので、Amazon『Kindle Scribe』のライバルになるかもしれません。
2021年6月に発売された『Kobo Elipsa』の後継機種ですわね。
画面サイズは、Kindle Scribeとほぼ同じなんやね。
目次
楽天『Kobo Elipsa 2E』が発表
楽天グループの海外子会社であるRakuten Koboは2023年4月5日(EDT)、電子書籍リーダーの新モデル『Kobo Elipsa 2E』を発表しました。
- 2023年4月20日
- Kobo Elipsa 2E 単体
- 52,800円
- Kobo Elipsa 2E スリープカバーセット
- 59,800円
Kobo Elipsa 2Eの発売日・価格は上記のとおり。
発売日は2023年4月20日となっていますが、公式直販サイトである楽天ブックスでは、すでに予約購入が可能となっております。
なお、Kobo Elipsa 2Eは、デジタイザーペンによる手書き入力に対応しているのですが、どのモデルを選んでも純正ペンである『Kobo Stylus 2』は同梱されております。ですので、スリープカバーが不要なユーザーは、Kobo Elipsa 2E単体で購入するのがよいでしょう。
Kobo Elipsa 2Eの特徴
Koboシリーズ最大となる、10.3インチのE Inkディスプレイを搭載。
暖色と寒色に対応したフロントライトを搭載。
旧モデルであるKobo Elipsaに採用されていた『ComfortLight』の改良版である『ComfortLight PRO』が、今回のKobo Elipsa 2Eでは採用されている。
デジタイザーペン『Kobo Stylus 2』による、メモ書きや電子書籍への手書きに対応。
数あるKobo Elipsa 2Eの特徴の中でも注目したいのが、デジタイザーペン『Kobo Stylus 2』に対応しているということ。
旧モデルであるKobo Elipsaで採用されていた『Kobo Stylus』と異なる点としては、バッテリーが乾電池式から充電式になったこと、テールボタン部分に消しゴムが搭載されたこと、本体にマグネットで装着できるようになったこと、などがあります。
なお、以前のKobo Stylusは『Microsoft Pen Protocol』を採用していたのですが、今回のKobo Stylus 2については、特にペンプロトコルの記載がなされておらず、詳しい仕様については不明。ただし、充電式となっているので、『Wacom EMR(Wacom feel IT technologies)』ではないことは分かります。
Kobo Elipsa 2Eのスペック
Kobo Elipsa 2Eの主要スペックについては、下表のとおりとなります。
画面パネル | E Ink Carta 1200 |
画面サイズ | 10.3インチ |
画面解像度 | 1,872×1,404 └ 227ppi |
フロントライト | 搭載 └ ComfortLight PRO |
プロセッサ | Mediatek RM53 2GHz |
メモリ | 1GB |
ストレージ | 32GB |
Wi-Fi | IEEE 802.11b/g/n/ac |
本体サイズ | 227.3×192.8×7.9mm |
本体質量 | 386g |
※一部スペックは非公表
Kindle Scribeとのスペック比較
| Kobo Elipsa 2E | Kindle Scribe |
画面パネル | E Ink Carta 1200 | E Ink Carta 1200 |
画面サイズ | 10.3インチ | 10.2インチ |
画面解像度 | 227ppi (1,872×1,404) |
300ppi |
フロントライト | 搭載 (ComfortLight PRO) |
搭載 |
プロセッサ | Mediatek RM53 2GHz | MediaTek MT8113 1GHz |
メモリ | 1GB | 1GB |
ストレージ | 32GB | 16GB/32GB/64GB |
Wi-Fi | IEEE 802.11b/g/n/ac | IEEE 802.11b/g/n |
デジタイザーペン | 充電式 | Wacom EMR(Wacom feel IT technologies) |
本体サイズ | 227.3×192.8×7.9mm | 196×230×5.8mm |
本体質量 | 386g | 433g |
※一部スペックは非公表
Kobo Elipsa 2Eと同じ、デジタイザーペン対応の電子書籍リーダーとしては、すでにAmazonの『Kindle Scribe』があります。なので、双方がライバル関係となります。
そもそもの電子書籍プラットフォームが異なるため、簡単に乗り換えることはできませんが、Kobo Elipsa 2Eの出来次第では、乗り換えや二刀流をするユーザーが増えてくるかもしれません。
まとめ「Kobo端末の決定版が登場」
- 発売日は2023年4月20日
- 価格は52,800円より
- 読み書きしやすい10.3インチのE Inkディスプレイ
- 暖色と寒色に対応したフロントライト搭載
- デジタイザーペン対応
ついに登場した、Kobo Elipsaの後継機種『Kobo Elipsa 2E』。
旧モデルであるKobo Elipsaを使っていた身からすると、どれくらい良くなっているのかが気になるところ。ただ、電子書籍リーダーとしては高価なので、なかなか手が出しづらかったりするのです。
買うかどうかは、ちょっと考えるのであーる。
おまけ
そもそも、Koboで電子書籍をそんなに買ったことがないんだよねー。
うーん、それだと正当な評価ができませんわね。
でもでも、複数の電子書籍プラットフォームに手を出すと、のちのち管理や運用が大変なのは目に見えてるし、ちょっと考えものですな。
Kobo本がDRMフリーやと、取り回しが良いんやけどね。
うーむ、そこなのであーる。
おわり
すでに楽天ブックスでは、予約購入が始まってますな。