- Kindle Scribeの大型アップデートが実施された
- アップデートでブラシの種類やサブフォルダが追加された
- まだまだ足りない機能が多すぎるのが今後の課題
Amazon『Kindle Scribe』に、新機能実装の大型アップデートが降ってきました。
そこで本稿では、実装された3つの新機能(ブラシの種類追加・サブフォルダ機能・ページジャンプ機能)をひとつずつ実機でチェックしてみます。
やはり、そこは豊富である必要がありますものね。
BOOXやreMarkableに、どれくらい追いつけるかやね。
Kindle Scribeの大型アップデートが実施
Amazon Kindle Scribeに、大型アップデートとなる、ファームウェアバージョン『Kindle 5.16.1.2.1(4009140002)』がロールアウトされました。
なお、ファームウェアバージョンのアップデート方法なのですが、Kindle Scribe本体を再起動すれば、端末起動時に実施される方式です。もし、ファームウェアが上記のバージョンまでならない場合は、何度か再起動すればアップデートが行われます。
追加された新機能
新たに『万年筆』『マーカー』『鉛筆』のブラシが追加。
筆圧感知と傾き検知を強化。
フォルダの中にフォルダを入れ子できるようになった。
ノートブック内に、指定のページにジャンプできる機能が追加。
①ブラシの種類追加
ファームウェアアップデートにて、ブラシの種類として、新たに『万年筆』『マーカー』『鉛筆』が追加されました。
これにより、Kindle Scribeで利用できるブラシの種類は、『ペン』『万年筆』『マーカー』『鉛筆』『ハイライター』という、合計5種類に増加。いずれのブラシも『極細』『細』『標準』『太』『極太』の5段階で、太さを切り替えることが可能です。
実際に書いてみると、上画像のような感じに。
なお、ファームウェアアップデートにて、ブラシの追加だけでなく、筆圧感知と傾き検知も強化されているとのこと。
筆者としては、しっかり描画できる『マーカー』と、ちょっとしたお絵描きに使える『鉛筆』がお気に入り。“紙に書いている感”が楽しめるという理由から、鉛筆ブラシの実装はかなり歓迎されるはず。
②サブフォルダ機能
ファームウェアアップデートにて、サブフォルダ機能も追加されております。
サブフォルダ、すなわち、フォルダの中にフォルダを入れ子できるようになったというわけです。
筆者が試した限り、入れ子できる階層に制限はない模様。
なので、かなり細かくフォルダ分けできます。ですので、フォルダやノートを日付別で管理しているユーザーにとっては、かなり大きな改良と言えそうです。
③ページジャンプ機能
そして、ノートブック内にページジャンプ機能も実装されました。
ページジャンプ機能については、ローンチ当初から実装しておいてほしかった機能なのですが、ひとまずファームウェアアップデートにて実装されたので文句は言わないことにします。
ちなみに、ページジャンプは、
︙ → このページへ移動
で、行うことが可能です。
まとめ「まだまだ足りない機能は多い」
- ブラシの種類追加
- サブフォルダ機能
- ページジャンプ機能
Amazon Kindle Scribeに、3つの新機能(ブラシの種類追加・サブフォルダ機能・ページジャンプ機能)が実装されたわけですが、まだまだ“足りない機能”が多い印象。
ノートブックをピンチインで拡大することもできませんし、フィックス型の電子書籍への手書きメモを残すこともできません。なので、さらなるアップデートに期待したいところです。
やっと、スタートラインに立ったという感じあーる。
おまけ
何となくお察しだと思うけど、全然使っていないのであーる。
そうだと思いましたわ。
BOOXやreMarkableばっかり使ってるもんね。
おわり
最大のトピックは、ブラシの種類が追加されたことですな。