日本も Galaxyロゴ → Samsungロゴ に変更される!そこから期待するコト

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日本も Galaxyロゴ → Samsungロゴ に変更される!そこから期待するコト
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記事のポイント
  • 日本でもついにグローバルと同じ『Samsung』ロゴに回帰
  • アプリやスマートフォン背面のロゴも『Samsung』に順次統一
  • これを機にSIMフリースマホや日本未発売製品の投入を希望

日本におけるSamsung製品のブランド展開が、 Galaxyロゴ → Samsungロゴ に変更されました。そうなってくると、“あんな製品”や“こんな製品”が日本でも発売されるかもしれません。

二条ねこ

ついに…ついに……来ましたなっ!!

まの

2015年以来のロゴ刷新ですわね。

さたえり

Samsungロゴに戻すってことは、それだけ自信があるんやろうね!

日本も Galaxyロゴ → Samsungロゴ に変更

サムスン電子ジャパンは2023年2月28日、日本におけるブランド展開戦略を変更し、従来の『Galaxy』表記から、グローバルと同様の『Samsung』表記へと、変更することを発表しました。

Image:PR TIMES

このブランド表記変更に伴い、会社ブランド名やアプリ名などが順次、Samsung表記へと切り替えられるとのこと。スマートフォンなどの端末への刻印についても、2023年春から順次変更されるようです。

Image:Samsung

また、Galaxy表記からSamsung表記への切り替えと同時に、サムスン電子ジャパン公式サイト内に、直販サイトとなる『Samsungオンラインショップ』が開設されました。

Samsungオンラインショップでは、スマートフォンやタブレットなどのGalaxy製品が購入可能。ただし、スマートフォンについては、SIMフリーモデルのみ、Samsungオンラインショップで購入可能となっており、キャリアモデルについては、従来どおりの各携帯キャリアショップで購入することになります。

Samsungロゴ → Galaxyロゴ → Samsungロゴ の回帰

今回の動き、正確に言えば、GalaxyロゴからSamsungロゴへと“変更”されたというよりかは、GalaxyロゴからSamsungロゴへと“回帰”した、という表現のほうが正しかったりします。

というのも、現在のGalaxyロゴでのブランド展開というのは、2015年に発売された『Galaxy S6』『S6 edge』から行われたものであり、それ以前はグローバルと同様にSamsungロゴで展開されていたのです。

『Galaxy S6』『S6 edge』以降、同社の日本におけるブランディング戦略から、Samsungロゴが一切排除され、“SamsungのGalaxy”という文脈を感じることもなくなりつつあります。したがって、ガジェットに詳しくない人からすれば、Galaxyがどこの国の製品で、会社名が何なのかも知られていない可能性が大いにあるというわけです。

日本というのは非常に特殊なマーケットで、韓国では日本市場のことを「한국산의 무덤(韓国産の墓場)」と呼んでいたりします。つまり、それくらいに韓国製品や韓国メーカーに対して、何かしらの抵抗感を持っている人がいるという証左なのです。

そういった背景を踏まえると、今回のサムスン電子ジャパンがSamsungロゴに回帰したというのは、非常に興味深いことだったりします。おそらくは、Samsungロゴにしても戦える、という勝ち筋が見えたのでしょう。

日本版Galaxyが“SAMSUNGロゴ隠し”をする理由

日本版Galaxyが“SAMSUNGロゴ隠し”をする理由

2022年9月16日

サムスン電子ジャパンに期待すること

最後に、今回のSamsungロゴへのリブランディングから、サムスン電子ジャパンに期待する事柄を挙げていきます。

SIMフリースマートフォンの積極投入

期待すること①、SIMフリースマートフォンの積極投入

日本では長らく、『Galaxy』ブランドのスマートフォンというのは、大手携帯キャリアの専売端末となっており、SIMフリーモデルとしてオープンマーケットで購入することができませんでした。

Galaxy M23 5G

それが昨年、日本国内初となるSIMフリーモデルのGalaxy、『Galaxy M23 5G』が登場したことで、少しずつ流れが変わろうとしてきています。

端末の刻印やブートアニメーションも“SAMSUNG”に切り替わることが確定しているので、今後は『Galaxy S23 Ultra』のようなハイエンドモデルについても、オープンマーケットでSIMフリーモデルが投入されることも期待できるのではないでしょうか。

日本未発売製品群の投入

期待すること②、日本未発売製品群の投入

日本でも、Androidタブレットである『Galaxy Tab S8+』『Galaxy Tab S8 Ultra』が発売されたことによって、輸入に頼らずとも、Galaxyファミリー製品が揃えやすくなりつつあります。

Image:Samsung

ただ、Windows PCである『Galaxy Book』シリーズだけは、まだ日本で購入することができません(一時期、コストコで販売されていたが)。

今までは販売チャネルの問題がありましたが、公式直販サイトである『Samsungオンラインショップ』が開設されたことで、この問題もクリア。

ぜひとも、直販限定でもよいので、『Galaxy Book3 Pro 360』などのGalaxy Bookシリーズを日本でも正式発売してほしいものです。やはり、輸入するとなると、技適マークの問題がありますので。

まとめ「帰ってきた“SAMSUNG”」

まとめ
サムスン電子ジャパンの発表内容
  • 日本でのブランド展開を Galaxyロゴ → Samsungロゴ に変更
  • 公式直販サイト『Samsungオンラインショップ』を開設
サムスン電子ジャパンに期待すること
  • SIMフリースマートフォンの積極投入
  • Galaxy Bookなどの日本未発売製品群の投入

日本における、久方ぶりの“SAMSUNG”ロゴ刻印。
今後のサムスン電子ジャパンの展開も含めて、いろいろと期待しております。

二条ねこ

サムスン電子ジャパンが『Galaxy Book3 Pro 360』を取り扱うアナウンスとかしてくれないかなー!?

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2023年2月1日

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2023年2月10日
記事に登場したガジェット

おまけ

二条ねこ

地味だけど、大きなニュースなのであーる!

まの

Samsungを隠していた背景から察するに、大きな決断だったのでしょうね。

さたえり

これが吉と出るか凶と出るか、やね!

おわり