- Galaxy Tab Active3 = 物理的に最強な8インチタブレット
- IP68等級準拠の防塵防水なので『お風呂タブレット』としても有用
- SoCがちと古いがデジタイザーペン『S Pen』対応なのは素敵
Androidの8インチタブレットを物色していたら、Samsung『Galaxy Tab Active3』を発見。防塵防水かつ耐衝撃、しかもDeXやS Penまで対応。……というわけで、買うか悩んでます。


確かに、すっかり見なくなりましたよね。

特に日本では、“iPad mini一強”って感じやもんね。
“全部入り”の8インチタブレットを発見
冒頭で触れたとおり、良さげなAndroidの8インチタブレットを物色していたところ、Samsung『Galaxy Tab Active3』というデバイスを発見しました。
このGalaxy Tab Active3、どうやら日本では販売されていないのですが、Amazon.comから個人輸入が可能です。Amazon.comでの販売価格は、Wi-Fiモデルが$460前後、Cellularモデルが$590前後、といった感じ。輸入関税を考慮しても、そこまで高価なタブレットではありません。

米ドル円レート次第では、もう少し安く買えるんだけどねー。

そればっかしは…ですわね。
『IP68』等級の防塵防水性能を備える。
このIP規格とは、国際電気標準会議が定める防塵防水性能に関する規定。IP68というのは、防塵・防水の両方において、もっとも優れた等級となっている。
米国国防総省『MIL-STD-810H』認定の耐衝撃性能を備える。
このMIL-STD-810Hでは、高温、低温、降雨、高湿、振動、落下、粉塵、低圧、塩霧、温度衝撃、という試験を幅広く行なっている。
PCモード『Samsung DeX』に対応している。
本機のSamsung DeXは、外部モニターを接続して利用する方式。なお、外部モニターとの接続は、ワイヤード接続だけでなく、ワイヤレス接続にも対応している。
デジタイザーペン『S Pen』を同梱している。
S Penは、Wacom EMR(feel IT technologies)に対応したデジタイザーペン。付属のS Penは、本体と同様にIP68等級の防塵防水性能を有している
なぜ、Galaxy Tab Active3を“全部入り”と称したのかですが、なんとこのデバイス、防水(IPX8)・防塵(IP6X)・耐衝撃(MIL-STD-810H)・PCモード(Samsung DeX)・デジタイザーペン(S Pen)、これらすべてに対応しているのです。
加えて、最近オミットされがちな、microSDカードスロットも搭載。さらに、バッテリーが交換可能で、『No Battery Mode』というバッテリーなしでも駆動できるモードまで実装されているのです。

なーんか、聞いたことある特長やね。

……ですわね。
ここまで話してきて、察しの良い読者ならお気付きかもしれません。
そうです。日本に先日上陸したばかりの『Galaxy Tab Active4 Pro』の“8インチタブレット版”、というわけなのです。ですなの。

要するに、“兄弟機”ですな。

今回の『Galaxy Tab Active3』は、『Galaxy Tab Active4 Pro』の弟分というわけですね。
『Galaxy Tab Active3』のスペック
なお、『Galaxy Tab Active3』のスペックは下表のとおり。
OS | Android 10 |
プロセッサ | Samsung Exynos 9810 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
microSDスロット搭載 └ 最大1TB |
|
ディスプレイ | 8.0インチ |
TFT LCD | |
WUXGA └ 1,200×1,920 |
|
フロントカメラ | 5MP |
リアカメラ | 13MP |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax └ 2.4GHz + 5GHz |
Cellular | 4G LTE |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 5,050mAh |
インターフェース | USB 3.1 Gen 1 Type-C Pogo Pin |
本体サイズ | 126.8×213.8×9.9mm |
本体質量 | 427g |
防塵防水性能 | IP68 |
耐衝撃性能 | MIL-STD-810G |
搭載されているSoCである『Samsung Exynos 9810』なのですが、リリースされたのが2018年第1四半期。なので、世代的にはかなり前のモデルになります。CPU Monkeyが公開しているAnTuTu 8 Benchmark結果によると、Qualcomm Snapdragon 765GやMediaTek Dimensity 800と同程度のスコアのようです。
Snapdragon 765Gというと、『Google Pixel 5』に搭載されているSoCです。そこから鑑みると、モッサリ感はなさそうですが、超快適とはお世辞にも言えないでしょう。無論、ゲームなどの高負荷な作業をしなければ、Exynos 9810でも全然事足りるでしょうが。

ま、お風呂タブレットやお絵描きタブレットとしては、問題なさそうであーる。
まとめ「ポチるかは米ドル円レート次第」

『Galaxy Tab Active3』とは、Samsungの法人向け8インチタブレット。
- 『IP68』等級の防塵防水性能
- 『MIL-STD-810H』認定の耐衝撃性能
- PCモード『Samsung DeX』に対応
- デジタイザーペン『S Pen』を同梱
搭載されているSoCが『Samsung Exynos 9810』で世代が古く、Snapdragon 765G程度のスペックということ。
サクッと買いたいのですが、どうにも昨今の米ドル円レートが不安定で、ちょっと手が出しづらい感も。なので、あと数円程度、円高方向に触れたら買うかもしれません。

もちろん、技適マークの問題もありますな。
おまけ

というか、普通に日本でも売ってほしいのであーる。

兄貴分の『Galaxy Tab Active4 Pro』は、日本でも正規流通していますからね。

そう考えたら、次のモデルからは日本でも発売されそうやんね。
おわり
Androidの8インチタブレットは“絶滅危惧種化”してるから、端末を探すのも苦労するあーる。