- 『AQUOS R6』は SHARP × Leica のダブルネームカメラスマホだ!
- カメラに加えて有機ELになったPro IGZOディスプレイも気になる!
- AQUOS “R”シリーズなのでSIMフリー版が出ない可能性が高いのが残念!
その手に「答え」を。
2021年5月17日にYouTube(SHARP AQUOS Mobile)上で、SHARPが新型スマートフォン『AQUOS R6』を発表しました。そのスペックや特徴についてチェックしてみます。
面白くなってきましたわね。
SIMフリー版も出してほしいやんね!
目次
SHARP『AQUOS R6』発表
シャープ スマートフォンAQUOS 新製品発表会 - YouTube
SHARPがYouTube(チャンネル名:SHARP AQUOS Mobile)にて、5G通信に対応した新型スマートフォン『AQUOS R6』を発表しました。
発売は2021年6月中旬以降とのことで、docomo・SoftBankの2キャリアから販売されます。現時点はSIMフリー版やau版の投入はアナウンスされていません。
スペック
AQUOS R6 | ||
---|---|---|
メーカー | SHARP | |
OS | Android 11 | |
SoC | Qualcomm snapdragon 888 | |
CPU | Qualcomm Kryo 680 | |
GPU | Qualcomm Adreno 660 | |
DSP | Qualcomm Hexagon 780 | |
ISP | Qualcomm Spectra 580 | |
RAM | 12GB(LPDDR5) | |
ROM | UFS | 128GB(UFS 3.1) |
ディスプレイ | 画面パネル | OLED(Pro IGZO・240Hz) |
画面サイズ | 6.6インチ | |
画面解像度 | 1,260×2,730(WUXGA+) | |
カメラ | フロント | 12.6MP(f/2.3) |
リア | 20.2MP(f/1.9) + ToF | |
ネットワーク | 無線LAN | Wi-Fi 6 (IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax) |
Cellular | 5G Sub6 4G FDD-LTE/TD-LTE 3G W-CDMA 2G GSM |
|
バッテリー | 5,000mAh | |
インターフェース | データ | USB Type-C ×1 |
ビデオ | - | |
オーディオ | 3.5mmステレオミニジャック ×1 | |
ネットワーク | nanoSIM(最大1TB) ×1 | |
その他 | microSD ×1 NFC FeliCa |
|
サイズ | 74×162×9.5mm | |
質量 | 207g | |
備考 | 生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
防塵防水 | IPX5・IPX8 IP6X |
|
その他 | ハイレゾ対応 HDR対応 |
AQUOS R6のスペック
特徴
- カメラ:1″センサー × Leica Summicronレンズ
- ディスプレイ:最大120Hz・2000nitのPro IGZO OLED
- テクノロジー:Payトリガー + 2本指認証機能 + ハイレゾ
カメラ:1″センサー × Leica Summicronレンズ
■概要
- カメラモジュール搭載数
- フロント ×1
- リア(+ ToF) ×1
- 1インチセンサー(リアカメラ)
- Leica Summicronレンズ(7枚構成)
AQUOS R6の大きなトピックと言えるのが、高性能なリアカメラを搭載してきたこと。
搭載されているリアカメラは、スマートフォン最大級となる1インチセンサーを搭載(ちなみに、Xiaomi Mi 11 Ultraは1/1.12インチのセンサー搭載)し、レンズもLeica社のSummicronレンズを採用。レンズは7枚使用しており、従来機との比較で1/10の歪みになっているとのこと。
最近のスマートフォンカメラのトレンドとは逆行した、シンプルなリアカメラ1基構成。しかしながら、搭載されているToFとの組み合わせによって、この1つのカメラモジュールで、広角から望遠までカバーさせているそうです。
イベントの中で「ライカカメラ社と長期的なパートナーシップを結びました」って発言してたから、今後もLeica冠のあるAQUOSスマートフォンが出るみたいですなー!これは気になるぞっ!!
Carl ZeissのXperia。
LeicaのAQUOS。
…興味深いですわ。
ディスプレイ:最大120Hz・2000nitのPro IGZO OLED
■概要
- 6.6インチPro IGZO OLED搭載
- 画面解像度 1,260×2,730 HDR対応ディスプレイ
- 世界初 1Hz–240Hz 可変リフレッシュレート
- ピーク輝度2,000nit
- コントラスト比 200万:1
カメラ性能と並んでAQUOS R6で注目すべき点が、高解像度・高リフレッシュレートを実現したOLEDを搭載していること。
ディスプレイにはSHARPおなじみの『IGZO』を採用。しかし、AQUOS R6で採用しているIGZOディスプレイは液晶ではなく有機EL。このIGZO技術を使った有機ELを『Pro IGZO OLED』と、SHARPは呼んでいます。
Pro IGZO OLEDディスプレイは、リーク電流の少なさを活かして 1Hz–240Hz の範囲でリフレッシュレート可変するようになっています(1Hz–120Hz:アイドリングストップ機能)。この可変リフレッシュレートは、利用しているコンテンツ内容によって最適化されるようになっているそう。
…IGZO化したOLED!?
OLEDを自社開発できるSHARPだから、カラーバランスも調節しやすいと思うし、カメラと同じくらい気になるところであーる。
テクノロジー:Payトリガー + 2本指認証機能 + ハイレゾ
■概要
- 指紋認証
- 3D超音波式指紋認証センサー
- 世界最大の検出エリア
- 2本指認証対応
- Payトリガー対応
- ハイレゾ対応
AQUOS R6の生体認証は、指紋認証と顔認証の両方に対応。
指紋認証センサーはディスプレイ内埋め込み型となっており、センサーサイズは世界最大となる『Qualcomm 3D Sonic Max』を採用。その巨大な指紋センサーを活用して、よりセキュリティレベルの高い2本指での指紋認証にも対応しています。
ほかにも、SHARP製スマートフォンおなじみの決済アプリを瞬時に起動可能にする『Payトリガー』機能や、ハイレゾ(Hi-Res Audio)にも対応。AQUOS R6には最近のフラグシップモデルスマートフォンではオミットされがちな、φ3.5mmステレオミニジャックも搭載しています。
まとめ「指名買いしたくなる国内スマホ登場」
この『AQUOS R6』は、まさに“SHARPの本気”を感じる次世代のスマートフォン。
5G通信がSub6のみでmmWave非対応なことと、Qiワイヤレス充電に対応していないことはちょっと残念。ただ、気になるのはそこくらいで、何よりLeica冠の1インチリアカメラと4倍速表示対応のPro IGZO OLEDは超魅力的。
AQUOSのRシリーズはSIMフリー版を出してくれない傾向にあるので、実際にローンチされるのはキャリア版だけ…となりそうなのが懸念材料。せっかくのハイエンド国内スマートフォンなので、ぜひSIMフリーでも出してほしいところです。
Leica Summicronレンズで1インチセンサー…欲しすぎるっ!
おまけ
いっそのこと『LUMIX DMC-CM1』ぐらい、カメラ然とした意匠でもよかった気がするんだけどねー。“一般”女子にウケるかは微妙になっちゃうけど。
懐かしのPanasonicスマートフォンですわね。
そう考えると、Leica冠のスマートフォンって結構手広くやってるんやね。
おわり
■Source
SHARP
…こ、これはっ!?