- ついにSurface Duoが予約&発売へ!
- まずは米国で発売なので日本発売はまだ先!
- 買うか買わないかはSurface Pen次第!
日本にも…こいこい!?
Microsoftが2020年8月12日(米国時間)に、折りたたみ型Androidスマートフォン『Surface Duo』を同年9月10日から出荷開始されることが発表されました。なお、価格は1,399.99ドル(約15万円)から。日本での発売は言及されてませんが、すでに技適通過済なので、発売はされるはず。なので、一足先にスペックを見ていきます。
あれ…あまり食いついていない?
Galaxy Z Fold2と比べると…ですからね。
Surface Duo概要
- 発売日:2020年9月10日(出荷開始)
- 価格:1,399.99ドル(128GB)・1,499.99ドル(256GB)
- 主要スペック
- OS:Android 10
- SoC:Qualcomm Snapdragon 855
- RAM:6GB
- ROM:128/256GB(UFS)
- ディスプレイ:5.6″ ×2
- SIM:nanoSIM・eSIM
2019年10月3日(日本時間)に、ニューヨークで開催されたMicrosoft Event 2019にて発表されていた折りたたみ型スマートフォン、『Surface Duo』が予約開始されました。主な概要は上記のとおり。
なお、2020年8月13日時点では、日本市場への投入時期は不明。ただ、技適は通過しているので、発売はされるはず。個人的な予想では、日本での発売はキャリアとの兼ね合い次第と見ており、コンシューマー市場に投入される確率は70%ぐらいと予想。米国のMicrosoft StoreではSIMフリーでの販売を行っているので、出るとすればSIMフリーモデルとして米国と同様の形式で出るのでは、とは予想しています。
フタを開けてみないと…ですわね。
そうだよねー。
日本でも発売されたけど、法人にしか卸さないってオチだけはやめてほしいなー。ありそうで怖いけど……。
デザイン
Surface Duoは“折りたたみ”スマートフォンなので、画像のように閉じることが可能。折りたたみであって、折り曲がりではないので、フォルダブルスマートフォンではありません。
SamsungやHuaweiのフォルダブルスマートフォンとの決定的な違いは、画像のように360°コンバーチブルタイプという点。いわゆる“Yogaる”ということ。
ヒンジ感は丸出しで、人によっては前時代的と思ってしまう人もいるかもしれません。ただ、ビジネス寄りな製品であることや、堅牢性という面では、Surface Duoのベーシックなスタイルもありだと言えるはずです。
米国のMicrosoftのスペックシートに寸法の仕様が出ていたので、それを基にしてベクター図として作ってみたのが上画像。
スペック
OS | Android 10 | |
SoC | Qualcomm Snapdragon 855 | |
CPU | Kryo 485 | |
GPU | Adreno 640 | |
RAM | 6GB | |
ROM | UFS | 128GB 256GB |
ディスプレイ | 画面サイズ (開いた状態) |
8.1インチ(3:2) |
画面サイズ (閉じた状態) |
5.6インチ(4:3) ×2 | |
画面解像度 (開いた状態) |
2,700×1,800 | |
画面解像度 (閉じた状態) |
1,800×1,350 | |
カメラ | フロント | 11MP(f/2.0) |
ネットワーク | 無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n/ac(Wi-Fi 5) |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | |
バッテリー | 3,577mAh(最大15.5時間)*1 | |
インターフェース | USB 3.1 Type-C ×1 nanoSIMスロット ×1 |
|
サイズ | 開いた状態 | 186.9×145.2×4.8mm |
閉じた状態 | 93.3×145.2×9.9mm | |
質量 | 250g | |
備考 | eSIM対応 Qualcomm aptX Adaptive対応 加速度センサー ジャイロセンサー 磁力計 環境光センサー 近接センサー ホールセンサー 指紋センサー DP Alt Mode対応 Surface Pen(Surface Slim Pen・Surface Hub 2 Pen)対応 |
Surface Duoスペック表
*1ローカルビデオ再生時。
対応バンド
- FDD-LTE:1・2・3・4・5・7・8・12・13・14・19・20・25・26・28・29・30・66
- TD-LTE:38・39・40・41・46
- WCDMA:1・2・5・8
Surface Duoが対応しているバンドは上記のとおり。
docomo | au | SoftBank | Rakuten | |
対応具合 | ○ | ○ | ○ | △ |
対応バンド | 1・3・19・28 | 1・3・26・28・41 | 1・3・8・28・41 | 3 |
日本国内MNOとSurface Duoバンド対応表
上表は、日本国内の大手キャリア(MNO)の4社が取り扱っているバンドと、Surface Duoの対応バンドを照らし合わせた結果です。
完全ではないものの、日本のキャリア(MNO・MVNO)で使うのに問題ないバンドの仕様。海外スマートフォンで悩まされるau系バンドについても、Band 26に対応している点から問題なさそう。このあたりは、すでに日本でLTEモデルの販売実績があるMicrosoftならでは。
バンドの仕様については、米Microsoftを参照しているので、絶対このバンドで出るとは明言できませんが、仮に日本のコンシューマー市場で発売された場合には、キャリアを選ばずに運用ができそうです。あ、楽天モバイルはauローミング回線が拾えないのでちょっと微妙ですが……。
まとめ「書けるスマートフォン目的ならアリ」
ついに発表された、Microsoftの折りたたみスマートフォン『Surface Duo』。
最後にSurface Duoについて要約すると、
- 2020年9月10日発売だけど日本ではまだ先
- 価格は約15万円〜と若干高価
- SoCの古さや5G非対応がネック
- Surface Pen利用可能
という感じです。
正直、イノベーティブな折りたたみやフォルダブルなスマートフォン狙いなら、Samsung『Galaxy Z Fold2』を買うほうが懸命。ただ、Surface Duoの面白いところは、デジタイザーペンである『Surface Pen』が使えるところ。なので、Surface Penに興味がない人ならばスルー。Surface Pen最高と思えるなら、購入検討の余地あり…でしょう。
思っていたよりも高い…うーむ、うーむ……。
おまけ
買うと意気込んでいたのに、ここにきて悩んでいますわね。
だって、15万円!…高いんだよー。
でも、Surface Penは捨てがたいやんね?ねこさん、デジタイザーペンヲタだし。
そうなんだよねー。
Galaxy Z Fold2がS Pen対応だったら、そっち一択だったんだけど…悩ましいぞー!
おわり
正式なスペックを見たけど…
って、感想かなー。