- microSDカードスロット搭載のXperiaは偉い!
- イヤホンジャック搭載でXperiaはもっと偉い!
- SIMピン不要だしSRC回避もできるから最高!
“「だから私は、Xperia。」”
Xperiaの愛すべき点。それは『SDカードスロット』と『イヤホンジャック』を両方搭載してること。この2つ、なぜかハイエンドスマホだと非搭載になりがち。なので、Xperia 1やXperia 5は“最後の砦”なのです。ですなの。
意義なしッ!!
は、はぁ……。
目次
消えゆく『SDカードスロット』搭載機種
「Androidスマートフォンは『SDカード』が挿せる!iPhoneとは違うのだよ!!」
…と声高に叫べたのも、今は昔。
デバイス自体の大容量化やクラウドストレージの普及により、SDカードスロットを搭載しているスマートフォンは減りつつあります。とりわけ、ハイエンドスマートフォンになればなるほど、SDカードスロット非搭載の傾向が顕著というイメージも。
こんにちは、iPhoneです。
こんにちは、Androidです!
はいはい、ラーメンズのCMのオマージュね。
確かに、Googleが提供しているクラウドストレージ『Google One(Google Drive + Gmail + Google Photos)』は非常に便利。
とりわけ『Google Photos』は、スマートフォンで撮影した写真を自動的にクラウドへアップロードしてくれる。なので、データのやり取りや管理が、SDカードのそれに比べてかなり簡単になっています。
スマートフォンを音楽プレーヤー代わりにするなら、SDカードが欲しい。
そう思いたくなるのですが、音楽ストリーミングサービスに加入すれば、そもそもデバイスに音楽データを保存するという概念すらもなくなってきます(オフライン再生用のキャッシュ保存は除く)。
「ならば、SDカードスロットなぞ、もはや不要では?」と言われそうですが、確かに必須とは思いませんし、実際はSDカードスロットが非搭載でも困ることはそこまでありません。
ただ、“ある”と“ない”とでは、やっぱりあるに越したことはないのです。
SDカードスロット非搭載だとできないことはありますが、反対にSDカードスロットが搭載していることによるデメリットは特段ありません。そう思うと、「AndroidスマートフォンにSDカードスロットは必須」と仰る方の気持ちも分かってくるはず。要は、流派の違いでして。
「あるとき〜」「ないとき〜」ってね!
…551。
…33-4。
なんでや!
Xperiaは『SDカードスロット』搭載である
そこで行き着くのが、Xperia。
Xperiaシリーズは伝統的にSDカードスロットを搭載する傾向があり、ありがたいことに現行モデルについても、しっかりとmicroSDカードスロットが搭載しています。
ハイエンドモデルである、『Xperia 1 III』や『Xperia 5 III』についてもmicroSDXC対応(最大1TB)で、プレミアムな『Xperia PRO-I』も当然microSDXC対応(最大1TB)です。まさに抜かりなし。
しかも、microSDカードスロットが、SIMピン不要で開閉できるようになっている。
このSIMピン不要でmicroSDカード(とnanoSIMカード)が交換できる仕組み、ふと出先でカード交換をしたくなったとき、地味ながらその効力を発揮してくれます。
SIMピン方式のほうが、「カチッ」としっかりトレーが嵌まる感じがして安心という面もある。とはいえ、最近のXperiaは防塵防水対応になっているので、かなりしっかりと嵌まるようになっています。不意にトレーが取れるということもありません。
Xperiaには『イヤホンジャック』もある
さらに嬉しいのが、『イヤホンジャック』も搭載されていること。
SDカードスロット非搭載というのはスマートフォン全体の流れだと思うのですが、こと『イヤホンジャック(φ3.5mmステレオミニ)』について言うと、なぜかハイエンドモデルほど非搭載になる傾向があったりします。
そんな流れはあるが、そこはオーディオ屋のSony。ハイエンドモデルである『Xperia 1 III』や『Xperia 5 III』であっても、イヤホンジャックをしっかりと搭載してくれています。もちろん、『Xperia PRO-I』も。
しかも、単にイヤホンジャックを搭載しているのではなく、大音量時でも歪みのない音が出せるように作り込まれている。安価な他社製スマートフォンであるような、イヤホンジャックは搭載されているけど肝心の音質がお粗末…なんてことも一切ありません。
さらに、最近のXperiaシリーズは、AndroidのSRCを回避して、ハイレゾ音源をビットパーフェクト出力できるようになっています。まさに、イヤホンジャックをフル活用してください、と言わんばかりの充実っぷりなのでして。
AQUOSもハイエンドスマホ最後の砦
余談ですが、『SDカードスロット』と『イヤホンジャック』を両方搭載しているスマートフォンには、SHARPのAQUOSシリーズもあります。
1″センサーを搭載したフラグシップモデル『AQUOS R6』についても、ちゃんとその両方が搭載されています。軽量ハイエンドモデル『AQUOS zero6』も同じくです。
まとめ「Xperiaはスルメスマホ」
ガラケー(フィーチャーフォン)時代は、『ワンセグ』・『赤外線センサー』・『おサイフケータイ』、この3つが三種の神器なんて言われていました。
もしかすると、『SDカードスロット』・『イヤホンジャック』・『おサイフケータイ』、この3つが現代の国内メーカーにおける三種の神器なのかもしれません。
Xperiaは超正統派スマートフォン(だと思っている)なので、ちょっと面白みに欠ける感もある。ただ、三種の神器を“痒い所に手が届く”ように作られているので、使えば使うほど、その良さを気づかせてくれます。
…そう、Xperiaは『スルメスマホ』なのです。
Xperia PRO-Iは『ストラップホール』もある!偉いぞ!!
おまけ
あとは、全部のXperiaを『eSIM』対応にしてほしいっ!
Xperia PRO-IはデュアルSIM構成ですが、片方はmicroSDと排他仕様ですものね。
そこなんだよねー。
nanoSIM + eSIM + microSD 希望ですな!
うん、それが最高やんね!
おわり
そういうわけで…『Xperia PRO-I』が大・正・義!