OneNote(Mac版)テンプレート作成不可で開けない問題

OneNote(Mac版)テンプレート作成不可で開けない問題
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記事のポイント
  • Win版OneNoteにはテンプレート作成機能がある!
  • Mac版OneNoteにはテンプレート作成機能はない!
  • ダウンロードしたテンプレートも展開不可!

あれ…テンプレート?ない!?

Microsoftのノートアプリ『OneNote』。便利だけど…デフォルトの用紙タイプに、Rhodiaでおなじみドットパッドがない!でも、OneNoteには『ページテンプレート』なる機能があり、自分の好きな用紙デザインを使えるゾ!だったのですが……。

さたえり

…ですが!?

二条ねこ

ちょ、ページテンプレートなんてないじゃんっ!?どゆことー!?

まの

いきなり雲行きが怪しいですわね…。

Mac版OneNoteはテンプレート利用不可

MicrosoftのノートアプリOneNote。

MicrosoftのノートアプリOneNote。

おそらく、私のようにMac使いでOneNoteを使っていて、『ページテンプレート』(用紙のテンプレート機能)を使いたい人は少なくないはず。

二条ねこ

デフォルトの用紙デザインが微妙なんだよねー。(ごめんぬ)

iOS/iPadOS/macOS版OneNoteではテンプレート利用不可。

iOS/iPadOS/macOS版OneNoteではテンプレート利用不可。

しかし、残念ながら…iOS/iPadOS/macOS版OneNoteでは、ページテンプレート機能は使えないし、ダウンロードしたテンプレートファイルを開くこともできないことが分かりました。ああ、悲しみ。

二条ねこ

今回のネタは終了!さよならあーるっ!

さたえり

こらっ!勝手に終了させないでよ!!

ページテンプレート自体の項目がない

■ページテンプレート作成手順

  1. ページの追加を選択。
  2. 表示タブ内の用紙サイズを選択。
  3. 用紙サイズの設定をする。
  4. 用紙サイズのウインドウ内の現在のページをテンプレートとして保存を選択。

上記のページテンプレート作成手順はWindows版のもの。
では、この手順に沿って、実際にMac版OneNoteでページテンプレートを作成しようとしてみます。もちろん、オチは“できない”のですが…。

[ ページの追加 ]を選択。

[ ページの追加 ]を選択。

まずは、新規でページを追加しろと書いているので、とりあえず左下のページの追加を選択して、新規ページを作成します。

[ 用紙サイズ ]そのものが…ない!

[ 用紙サイズ ]そのものが…ない!

次に、表示タブ内の用紙サイズを選択するとなっているので、タブを『表示』に切り替えて…!?

そうです。そもそも『用紙サイズ』という項目自体が、Mac版のOneNoteには存在しないのです。なので、当然ページテンプレートなんて作ることはできません。残念ながら、ここで無念の終了です。

二条ねこ

ページテンプレートは、どうやらWindows版のみの機能みたいですなー。

ページテンプレートの展開も不可

Microsoft公式サイトから、OneNoteのテンプレートをDLしてみる。

Microsoft公式サイトから、OneNoteのテンプレートをDLしてみる。

OneNote自体でページテンプレートが作成できない。ならば、Microsoftが公式で配布しているOneNote用のページテンプレートをダウンロードして、それを展開して使ってみよういう算段。

ページテンプレートのZIPファイルが展開できない。

ページテンプレートのZIPファイルが展開できない。

なんと、ダウンロードしたOneNote用ページテンプレートファイル自体が、展開できないというトンデモなオチでした…。

二条ねこ

これで本当に詰みあーる…。

OneNoteの複数シリーズ混在問題

そういうわけで、Windows版OneNoteではテンプレートは作成・読込できるのですが、Mac版OneNoteではテンプレートの作成不可。しかも、外部からページテンプレートファイルを読み込むのもできないという残念すぎる結論になりました。

要するに、OneNoteの機能は提供されているデバイスによって“バラバラ”ということです。

同OSで複数のOneNoteが混在している問題もある。

同OSで複数のOneNoteが混在している問題もある。

しかも、面倒なのが同じOS向けにも2種類OneNoteが提供されていて、その2種類のOneNote内にでも機能の差異があるという、とんでもないややこしい事態になっています。

この同OS複数OneNote問題は、フリーアプリ版とMicrosoft Officeバンドル版という2つのインストール元から起こっている。前者は単に『OneNote』という名前で提供されており、後者はOfficeバンドルなので『OneNote 2019』のように年号が入っている。この2つにも現状、機能的な差異が生じているということのようです。

せっかく複数OSにまたいでリリースしている稀有なノートアプリなので、OS間の機能的な差異についてはアップデートで補完していってほしいところ。モバイルOSはさておき、パソコンOS(Windows 10とmacOS)ぐらいは、機能的な差異についてはなくしてほしいですね。

二条ねこ

OS屋というよりは、インフラ屋・クラウド屋になっているから、ちょっと期待したいところなんだよねー。Microsoftさん、お願い!

まの

Macユーザーの切実なお願いですわね。

まとめ「アプデでMac版でもテンプレ機能ください」

まとめ「アプデでMac版でもテンプレ機能ください」

せっかく好きな用紙デザインが選べる『ページテンプレート』という機能があるので、Mac版のOneNoteにもアップデートで機能追加してほしいところ。

デフォルトで使える用紙デザインがイマイチ使い勝手が良くないので、余計にページテンプレートが使えないことにフラストレーションを覚えてしまいます。うーん、Microsoftのアップデートに期待という感じになりそうです。残念。

二条ねこ

Rhodia風ドットパッドをOneNoteで使いたかったあーる…。

この記事で紹介したガジェット

おまけ

まの

残念ですわね。

さたえり

提供先のOSによって、機能が違うのはややこしいやんね。

二条ねこ

まったくであーる。

おわり