- 時期が悪いのは否めないけど自作PCをそろそろ組まないといけない!
- Thunderbolt 4のサポートと取るならばIntel CPUで組む!
- 単純に基本的な性能を求めるのであればAMD CPUで組む!
今度こそは自作PCツクール。
やるやる詐欺になっていた、自作PCづくり。今はまさに“時期が悪い”なタイミングですが、作る必要性が出てきたので、そろそろ自作PCを作る準備に入っていきます。問題は、Intelか、AMDか……。
いい加減に有言実行してほしいですわね。
目次
今度こそ自作PCを組みます!
——本当の本当に自作PCを始めますぞ!
私の中での“やるやる詐欺”の代表格、それが自作PCを組み上げること。自作PCを最後に組み上げたのは、確か…IntelがHaswell世代のとき。なので、ブランクがかなりあり、すっかり自作PCの知識も乏しくなってしまいました。
自作PCから縁遠くなってしまった要因としてあるのが、仕事でMac環境が必須だからというのがあったりします。しかも、MacがApple Silicon化していくので、このままだとIntelからも縁遠くなってしまいそう。さすがに、これはまずい。
そんな折、仕事でWindows環境が必須化されたり、Macでは実現が厳しい検証環境が必要になりました。半ば強制感もあるのですが、これをチャンスとして自作PCを“今度こそ”組み上げることにした、というわけです。
必要になったから作る。健全な動機なのであーるっ!!
本当かなぁ!?
仮の自作PCパーツ選定
先にIntel中心の自作PCを組むか、それともAMD中心の自作PCを組むか、そもそもこの時点で悩んでいる(理由は後述)ので、ここでは“仮”のパーツ選定という形にしています。
そもそもの話ですが、CPUとGPUの供給が間に合ってませんよね。
そうなんだよねー。
正直、今のタイミングでの自作PCづくりはタイミングが悪すぎるかも。とか言ってると、2021年が終わっちゃいそうだから怖いけど……。
Intel中心編
種類 | 製品名 | 参考価格 |
マザーボード | ASUS ROG Maximus XIII Extreme | 推定約10万円 |
CPU | Intel Core i9-11900K | 約8.5万円 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3070 | 約10万円 |
RAM | G.SKILL F4-3200C16D-32GTZRX(16GB ×2) | 約2万円 |
ROM | Western Digital WD_BLACK SN850 NVMe SSD(1TB) | 約2.5万円 |
PCケース | MSI Creator 400M | 約2万円 |
Intel CPUを軸とした自作PCのパーツ選定
Intel CPUを中心として組むのであれば、CPUはIntel『Core i9-11900K』を選びます。マザーボードもASUS『ROG Maximus XIII Extreme』で決定。あとのパーツは…なんとなくの仮設定です。
Core i9-11900Kは、1つ前の世代であるCore i9-10900Kと比べるとコア数が減少している(10コア・20スレッド → 8コア・16スレッド)ので、マルチコア重視用途だと性能向上は見込めない。この点が不評になりそうな予感ですが、それでもCore i9-11900Kを選びたいのは、『PCI Express 4.0』と『Thunderbolt 4』を使いたいからだったりします。
マザーボードをROG Maximus XIII Extremeを選んだ理由も、この『PCI Express 4.0』と『Thunderbolt 4』の2点から。
Thunderbolt 4を搭載しているマザーボードは比較的少なく、しかも価格が高価になってしまう傾向がありますが、ここだけは絶対に譲れないので致し方なし。拡張カードでThunderboltポートを増設したくないタイプなので、必然的に数が絞られて、このROG Maximus XIII Extremeに落ち着いたというわけです。
▽Intel Core i9-11900K
▽G.SKILL F4-3200C16D-32GTZRX
▽Western Digital WD_BLACK SN850 NVMe SSD
AMD中心編
種類 | 製品名 | 参考価格 |
マザーボード | ASRock X570 Taichi Razer Edition | 約4.5万円 |
CPU | AMD Ryzen 9 5950X | 約12.5万円 |
GPU | AMD Radeon RX 6800 XT | 約16万円 |
RAM | G.SKILL F4-3200C16D-32GTZRX(16GB ×2) | 約2万円 |
ROM | Western Digital WD_BLACK SN850 NVMe SSD(1TB) | 約2.5万円 |
PCケース | Razer Tomahawk ATX | 約2.5万円 |
AMD CPUを軸とした自作PCのパーツ選定
AMD CPUを中心で組むのであれば、CPUはAMD『Ryzen 9 5950X』一択。
相変わらずの在庫枯渇状態が続いているので、ずっと待ち状態になってしまうのですが、対Intelを考えると、意地でもRyzen 9 5950Xを選びたいところ。ご時世的に出歩いて探すのがはばかられるのですが、都市部のPCパーツショップだと、ごくまれに入荷があるようです。
マザーボードをASRock『X570 Taichi Razer Edition』にしているのは、Razerで揃えてみたいという完全なる趣味です。
AMD系はThunderbolt周りが弱いので、AMD機の自作PCでのThunderboltポートの導入は現時点では見送りました。このあたりは、ThunderboltはIntelとAppleのもの、ということにして諦めました。
▽ASRock X570 Taichi Razer Edition
▽AMD Ryzen 9 5950X
▽Razer Tomahawk ATX
Intelで自作PCを組む理由
Intel CPUで自作PCを組む理由は、『Thunderbolt 4』が欲しいから。
当初は、 Ryzen 9 5950X + X570 Taichi Razer Edition という組み合わせにして、そこにThunderbolt 3の拡張カード『Thunderbolt 3 AIC R2.0』を追加するという形を検討していました。ところが、この組み合わせだと、検出できるThunderbolt 3デバイスが3台までだったり、S3/S4スリーピングモードから復帰時に再起動する場合がある、という厄介な仕様が付いてきてしまうのです。
AMDマザーボードでも、Thunderboltを使えるようにしたASRockはさすがとは思うのですが、やっぱりモヤモヤ感が残ってしまう。なので、ThunderboltのためだけにIntel CPUで組もうと思ったというわけです。
Thunderbolt 4が欲しいのであれば、別に自作PCでなくてもよいのでは?
そう言われてしまうと…うーむ。
でも、Thunderbolt 4にプラスして、USB 3.2 Gen 2×2も欲しい(Thunderboltとは別に拡張カードでね)から自作したいっていうのもあるからね。こっちはAMDでも達成できちゃうんだけど……。
AMDで自作PCを組む理由
AMD CPUで自作PCを組む理由は、単純にぶっ飛んだ性能のCPUが欲しいから。
個人的にAMD系でネックだと思っているのが、Thunderboltポートの拡張ぐらい。AMD CPU利用時におけるHyper-V導入の障壁も薄れつつあるので、私の利用用途だとThunderboltの問題ぐらいしかデメリットがなかったりします。
どちらから自作すべきか?
2021年4月時点では、半導体関係の価格高騰や流通量の激減のような問題があるので、今すぐに組み上げるというのは、さすがに“時期が悪い”と思っています(時期が悪いおじさんではない)。特に、GPUの価格高騰が尋常ではないので、少しずつ買い揃えていくという形にはなりそうです。
そうはいっても、やるやる詐欺ばかり見せても申し訳ないので、2021年中に最低でも1台は組み上げます。…それはそうとして、Intel・AMDのどちらから作るべきか?
私ならAMDですわね。
うちはIntelかなぁ……。
うむむー、CPUが入荷したほうから作ろっかなー!?
…身も蓋もないですわね。
私の中で、Intel CPUで自作PCを組む理由がThunderbolt 4が欲しいだけなので、気持ち的にはAMD寄りだったりします。どちらにせよ、すぐにパーツが手に入りそうにないのて、このあたりはもうちょっと悩ませてもらいます。
本音を言うと、IntelはAlder Lake世代以降で手を出したいんだけどねー。
まとめ「決意はしたのでパーツの安定入荷希望」
どのCPUで自作PCを組むかは決めかねている(気持ちはAMD寄りだけど)のですが、ちゃんと自作PCを今年中には組み上げます。これ以上のやるやる詐欺はまずいのです。
それはそうとして、半導体全体が枯渇していて価格が高止まりしているのが困りどころ。やっと重い腰を上げたときにこうなってしまうとは…何とも、間が悪いことになってしまいました。
組み始めるときには告知するのであーるっ!
おまけ
言ったからには…ですよ?
これ以上はナシやからね?
任せろりんであーる!
だから、パーツを安定供給してくださりー。
おわり
今度こそ作るぞー!