『ASUS Chromebook Detachable CM3』を開発&お絵描きタブとしてポチった話

『ASUS Chromebook Detachable CM3』を開発&お絵描きタブとしてポチった話
記事のポイント
  • 初Chromebookとして『ASUS Chromebook』を購入した!
  • SoCは非力ながらも高性能USIデジタイザーペンに期待したい!
  • ChromebookはChrome OS・Android・Linuxの三位一体が良き!

はじめてのChromebook。

ライトなウェブ開発とお絵描き目的で、ASUS Chromebook Detachable CM3というChromebookを買いました。SoCがMediaTek MT8183、RAMが4GB…と控えめなスペックですが、これでどこまで戦えるかも含めて試験導入なのです。

二条ねこ

好感触だったら、次はIntel CPU搭載モデルを狙うぞー!

まの

まずはエントリーモデルから、ということですね?

さたえり

スペックはお察しやけど、デジタイザーペン対応は面白そうやんね!

ASUS Chromebook Detachable CM3を購入した

ASUS Chromebook Detachable CM3

そういうわけで、冒頭で話したようにASUSのASUS Chromebook Detachable CM3という、Chromebookを購入しました(人気すぎて到着はまだ先)。

二条ねこ

発売記念で安くなってて数が出てるから、手元に届くのはしばらくかかりそうなんだよねー。

まの

少し前にも、Lenovo『IdeaPad Duet Chromebook』でも似たような現象が発生してましたよね。

二条ねこ

…これはChromebookの時代が来たのかもっ!?

ASUS Chromebook Detachable CM3
型番 CM3000DVA-HT0019
メーカー ASUS
OS Chrome OS
SoC MediaTek MT8183
RAM 4GB(LPDDR4X)
ROM eMMC 128GB
ディスプレイ 画面パネル LCD
画面サイズ 10.5インチ(16:10)
画面解像度 1,920×1,200(WUXGA)
カメラ フロント 1.92MP
リア 8MP
ネットワーク 無線LAN Wi-Fi 5
(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)
有線LAN
Cellular
Bluetooth Ver. Bluetooth 4.2
コーデック 非公表
バッテリー 12.3時間
インターフェース データ USB 2.0 Type-C ×1
ビデオ
オーディオ 3.5mmステレオミニジャック ×1
ネットワーク
その他
サイズ 255.44×167.2×7.9mm
質量 506g
備考 生体認証
その他 USIデジタイザーペン対応

ASUS Chromebook Detachable CM3のスペック

簡単にASUS Chromebook Detachable CM3の基礎スペックをおさらいしてみると、SoCが『MediaTek MT8183』という4コアのものを採用し、RAMが4GB、eMMCが128GB、10.5インチのWUXGAディスプレイ…となっています。いわゆる、廉価タブレットといった性能でしょう。

ASUS Chromebook Detachable CM3

MediaTek MT8183を採用しているタブレットといえば、Amazonの『Fire HD 10(2019)』が有名どころ。この点からも分かるように、SoCは価格なりで、必要最低限といったところ。とはいえ、RAM自体は4GB確保されているので、そこまでモッサリとはならならそうな予感。

価格が安価ということもあり、いろいろコストダウンの形跡があるのですが、画面解像度が 1,920×1,200 と、比較的高解像度になっているのが嬉しいところ。ここが、WXGA+(1,440×900)やWSXGA+(1,680×1,050)だったら、おそらく購入は見送っていました。それくらい高解像度は利点ですし、モダンなタブレットデバイスには求められるスペックだと思っています。

二条ねこ

SoCの貧弱さよりも低解像度のほうが気になるからねー。

まの

昨今のSoCはローエンドといっても、絶望的に遅いということはないですものね。

ASUS Chromebookの魅力

お絵描きタブレットとしての魅力

ASUS Chromebook Detachable CM3

個人的に注目しているのが、『USI(Universal Stylus Initiative)』というプロトコルを採用した、デジタイザーペンに対応しているという点。

さたえり

ほんと、デジタイザーペン好きやね……。

Windows界隈だと、Wacom AES・Wacom EMR・MPP等が主流です。なので、とりあえずは触れたことのない、このUSIというペンプロトコルの実力を体感してみたいというのもあったりします。USI自体は標準規格化されており、ASUS Chromebook Detachable CM3以外のChromebookでも多く採用されています。

Hands-On: USI Pens for Chromebooks are Finally Arriving – YouTube

USIの簡単な技術仕様を調べてみると、

  • 筆圧感知対応(4,096段階)
  • 傾き検知対応
  • パームリジェクション対応
  • バッテリー駆動方式

…となっており、MPP 2.0やAES 2.0に近いものになっています。

デジタイザーペン沼の住人的には、4,096段階の筆圧感知に対応していることもそうですが、ちゃんと傾き検知もすることに驚き。

Surface Pen

少し前のWindowsタブレットだと、対応しているペンプロトコルがMPP 1.5やAES 1.0というものが多かった。これらのプロトコルは、傾き検知に非対応だったり、そもそもの筆圧感知レベルが低いということもあり、メモ書きには使えるけれどもお絵描きには微妙、というイメージでした。それくらいに、傾き検知と高い筆圧感知レベルというのは、クリエイティビティーな作業をするのには必須な性能なのです。

いわゆる“第3の”ペンプロトコルについては、遠い過去にSynapticsで痛い目に遭っているので、個人的には多少警戒していたりします。ただ、USIの技術仕様を見る限りは、かなり良い働きをしてくれるのではないかと、密かに期待を抱いています。

二条ねこ

Apple Pencil vs AES vs EMR vs MPP vs Huawei M-Pen
…で対決とかしてみたいっ!

まの

増殖し続けるデジタイザーペン……。

筆圧感知ペン対応Androidスマホまとめ

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2021年3月13日

ウェブ開発タブレットとしての魅力

ASUS Chromebook Detachable CM3

搭載SoC(CPU)が、Intelではなく非力なARMなので、どこまで満足に動作するか…という懸念材料は残っているのですが、Visual Studio Codeを利用したウェブ開発マシンとして働いてくれることも期待していたりします。

開発マシンとしてChromebookを購入するのであれば、非力なARM搭載機は避けるべきでしょう。とはいえ、実際に動かしてみて、意外と動くという結果にもなるかもしれませんし、ダメならダメでも気にしない、というスタンスでもあったりします。…要するに、今回はChromebookを開発マシンにするためのテスト的導入です。

iPad Pro 11インチ(2020)

タブレットデバイスでいえば、もっと高性能なご存知『iPad Pro』もあります。また、Androidにも『Galaxy Tab S7』という、高性能で有用なデバイスが存在しています。

これらのタブレットは、ビューアー用途としては大変便利なのですが、本格的に開発マシンとして運用するには、厳しいものを個人的には感じています。

iPadOSには、優秀なテキストエディターがApp Store上に複数あるのですが、そもそものOS側の制約がありすぎて、結果いくつか導入するもつらくなり断念。Androidにしても同じ感じで断念しています。もっと頑張れば、これらのデバイスでも開発できるのでしょうが、意地になって変なところにリソースを割くのは嫌なので、しばらくは見て見ぬ振り……。

そうはいっても、MacやWindowsで開発するのは面白さに欠けるのでして……。そこで思いついたのが、Chromebookという選択肢だったというわけです。

開発マシン用Chromebook候補5機種—Chrome OSで環境構築したいのだ

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2020年11月6日

驚異的なChrome OSの進化

ASUS Chromebook Detachable CM3

Chrome OSないし、Chromebookに関しては、その存在は認知しつつも追いかけるまでには至っていませんでした。その理由としてあったのが、 Chromebook = 文教向け という先入観。

それこそ、数年前のChrome OSのイメージだと、『Google Chrome』と『Chrome Extensions』が用意されているだけ。その2つだけで、あとはユーザーがオンライン上で努力しよう。そんな、原則インターネットありき、というイメージでした。

ところが、最近のChrome OSでは、素の状態でAndroidアプリがインストールできるようになっていたり、Linuxコンテナの『Cronstini』が利用できるようになっています。つまり、Chromebookというのは、Chrome OS・Android・LinuxのマルチOSデバイスに進化していたわけです。これだけでギークは脳汁が溢れ出てしまうというもの。

そんなお膳立てにより、 Chromebook = 文教向け という私の中でのイメージは払拭され、Android OSとLinuxを内包した、開発もお絵描きもこれ1台なデバイスへとランクアップしたわけです。

二条ねこ

Chromebookはエクスポネンシャルに進化したデバイス…なはずっ!

まとめ「iPadとSurfaceの中間デバイスの魔力」

まとめ「iPadとSurfaceの中間デバイスの魔力」

今回購入した『ASUS Chromebook Detachable CM3』で、ようやくChromebookデビューを果たします。うーん…遅い。

Chromebookの面白いのは、iPad以上Surface未満の絶妙なポジショニング。しかも、Androidアプリも対応しているので、ピュアタブレットとしてのポテンシャルもきっと高いはず。あとは…どうか、開発マシンとして使えますように!

二条ねこ

Androidタブレットとしても使えるといいなー。

この記事で紹介したガジェット

おまけ

二条ねこ

デジタイザーペン対応のスマートフォン、ASUSから出ないかなー!?

まの

以前は、ZenPad 3S 10やFonepad Note 6をリリースしてましたから、ぜひ出してほしいですよね。

さたえり

こうやってデジタイザーペン教が広まっていくんやね……。

おわり