- 『Apple Pencil (USB-C)』の魅力は“iPad側面に吸着可能”
- 『Logicool Crayon』の魅力は“価格の安さ”と“対応機種の多さ”
- 双方とも筆圧感知“非対応”なのでお絵描き用途には不向き
Apple純正の新型『Apple Pencil (USB-C)』。
LogicoolのApple認定品『Logicool Crayon (USB-C)』。
これらのスペックを比較表にまとめた上で、どちらを買うべきかを考えていきます。
クリエイター向けというよりかは、文教向けですよね。
筆圧感知機能が不要な絵師にとっては、選択肢に入るかもやけどね。
目次
はじめに
『Apple Pencil (USB-C)』について
『Apple Pencil (USB-C)』は、Apple純正のiPad用デジタイザーペン。
Apple Pencilには、すでに『Apple Pencil (第2世代』と『Apple Pencil (第1世代)』が存在しておりますが、この『Apple Pencil (USB-C)』は“最廉価モデル”に位置しております。
『Logicool Crayon (USB-C)』について
『Logicool Crayon (USB-C)』は、Logicool(海外では『Logitech』)から発売されている、Appleから正式認定を受けたiPad用デジタイザーペン。
いわゆる『ジェネリックApple Pencil』のひとつ。ただ、ちゃんとAppleから認定を受けており、Apple Pencilと同等の書き心地を備えております。ペン先の質感も、Apple Pencilとほぼ同じ。
『Apple Pencil (USB-C)』と『Logicool Crayon (USB-C)』の比較
そういうわけで、『Apple Pencil (USB-C)』と『Logicool Crayon (USB-C)』の各種仕様について、比較表にしてまとめてみました。
| Apple Pencil (USB-C) | Logicool Crayon (USB-C) |
筆圧感知 | ||
傾き検知 | ||
パームリジェクション | ||
ポイント機能 | 不明 (おそらく非対応) |
|
ペン先交換 | ||
マグネット吸着 | ||
充電コネクタ | USB Type-C | USB Type-C |
バッテリー駆動時間 | 不明 | 最大7時間 |
基本的なスペックについては、ほぼ同じ。
いずれも、傾き検知やパームリジェクションには対応しているものの、筆圧感知には対応しておりません。なので、お絵描き用途として使う場合には、その点に注意が必要です。
Apple Pencil (USB-C) のメリットとしては、iPadの側面にマグネットで吸着できること。これにより、持ち運びが容易になります。また、iPad吸着時には、バッテリー節約のためにスリープモードに入るように設計されております。
なお、『ポイント機能』とは、一部のiPad Proで利用できる機能のこと。これがあると、ポインティングカーソルをiPad上に表示できるようになります。
| Apple Pencil (USB-C) | Logicool Crayon (USB-C) |
iPad Pro 12.9インチ |
第3世代 第4世代 第5世代 第6世代 |
第3世代 第4世代 第5世代 第6世代 |
iPad Pro 11インチ |
第1世代 第2世代 第3世代 第4世代 |
第1世代 第2世代 第3世代 第4世代 |
iPad Air | 第4世代 第5世代 |
第3世代 第4世代 第5世代 |
iPad mini | 第6世代 | 第5世代 第6世代 |
iPad | 第10世代 | 第6世代 第7世代 第8世代 第9世代 第10世代 |
対応しているiPadについて見てみると、かなり異なっております。
端的に言えば、Apple Pencil (USB-C) で対応しているiPadに加えて、さらに対応機種が増えているのがLogicool Crayon (USB-C) です。
どちらを買うべきか?
どちらも“お絵描き用途には不向き”と前置きした上で、筆者としては『Logicool Crayon (USB-C)』をおすすめします。
はて、その心は?
- Apple Pencilよりも価格が安い
- 対応しているiPadの種類が多い
- バッテリーインジケータが存在する
- 電源スイッチが存在している
- 転がりにくい筐体形状である
以上の理由から、『Logicool Crayon (USB-C)』推しあーるっ!!
『Logicool Crayon (USB-C)』のほうが、使い勝手が良いからってことやね!?
ま、そういうことですな。
比較表では触れなかったけど、電源スイッチが搭載されているから、完全に電源オフにして運用できるのも魅力なのであーる。
それなら、サブのiPad用デジタイザーペンとしても使えそうですわね。
まとめ「筆圧感知不要ならおすすめ」
Apple Pencilの最廉価モデル。
筆圧感知は非対応。ポイント機能に対応しているものの、本機をiPad Proで使うことは考えられないので、機能的なメリットは少ないかも。
Apple認定のジェネリックApple Pencil。
筆圧感知は非対応。ポイント機能には対応していないが、大半のiPadで使えるのが魅力。また、価格もApple Pencilより安い。
というか、『Apple Pencil (USB-C)』のボジションが微妙すぎる気も。
文教向けなのは理解していますが、それにしては価格が高すぎる。ポイント機能を削ってよいので、1万円を切る価格設定にしてほしかったかと。
とりあえずUSB Type-Cに対応させた感がすごいのであーる。
おまけ
こういうトンデモを、たまにAppleはやらかすからねー。
それもご愛嬌ということで。
『弘法にも筆の誤り』やね。
おわり
どっちも筆圧感知には対応していないので、そこは注意してほしいのであーる。