- 発表されたのは5製品。
- 新旧iPhoneを比較してみた。
- 進化しているのはカメラだけ。
タピオカとボトムズカメラ。
日本時間11日2時から行われた『Apple Special Event』にて、新型iPhoneこと、『iPhone 11』・『iPhone 11 Pro』・『iPhone 11 Pro Max』が発表されたので、スペックを見ていきます。
賛否がありそうなデザインではありますよね。
名前の論理性も何だそれって感じなんだよねー。悪夢だぁ…。
目次
Apple Special Eventで発表されたもの
■発表されたもの
- iPad(第7世代)
- Apple Watch Series 5
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
発表されたハードウェアとしては上記のとおり。
ほかにサービスとして、
- Apple Arcade(9月20日開始・600円/月)
- Apple TV+(11月1日開始・600円/月)
についても発表された。
Appleは近年、サブスクリプションビジネスに力を入れていることもあり、このApple ArcadeとApple TV+については、発表イベントの最初のほうで紹介されている。
Apple TV+は気になってるし、日本でもサービス開始されたら加入する気がするな〜。
iPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxについて
ここからは、おそらく多くのユーザーが良くも悪くも気になっている、
- iPhone 11(iPhone XRの後継機)
- iPhone 11 Pro(iPhone XSの後継機)
- iPhone 11 Pro Max(iPhone XS Maxの後継機)
について見ていくとする。
なお、発売日に関しては9月20日となっていて、予約開始は9月13日21時からとなっている。なので、購入をするなら消費増税前に買うのが、もっとも賢い買い方になるはず。
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | iPhone 11 Pro Max | |
64GB | 74,800円 | 106,800円 | 119,800円 |
128GB | 79,800円 | 122,800円 | 135,800円 |
256GB | 90,800円 | - | - |
512GB | - | 144,800円 | 157,800円 |
新型iPhoneの価格比較表。
なお、各iPhone 11シリーズについては、上記のような価格(すべて税別表示)になっている。個人的には『iPhone 11 Pro』のシルバーの64GBモデルを購入予定。
結局、買うんやね…。
ダサくてもタピオカっても、儀式ですからな〜♪(洗脳済)
SoC
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | iPhone XS | |
SoC | Apple A13 Bionic | Apple A13 Bionic | Apple A12 Bionic |
新旧iPhoneのSoC比較表。
iPhone 11シリーズでは、SoCが新たに『Apple A13 Bionic』となり、またまたパワーアップ。元がSnapdragonやKirinよりも高速なので…って、もはや何向けなのでしょうか。
カメラ
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | iPhone XS | |
フロントカメラ | 12MP(f/2.2) | 12MP(f/2.2) | 7MP(f/2.2) |
アウトカメラ | 超広角:12MP(13mm・f/2.4) 広角:12MP(26mm・f/1.8) |
超広角:12MP(13mm・f/2.4) 広角:12MP(26mm・f/1.8) 望遠:12MP(52mm・f/2.0) |
広角:12MP(26mm・f/1.8) 望遠:12MP(52mm・f/2.4) |
新旧iPhoneのカメラ性能比較表。
カメラに関しては、如実に進化が表れている。それくらいAppleが力を入れているということでしょう。
iPhone 11シリーズから新たに、『ナイトモード』が追加され、暗所でもクッキリハッキリ撮影できるようになっています。そう、Google Pixel 3aのように…。
デザイン
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | iPhone XS | |
サイズ | 75.7×150.9×8.3mm | 71.4×144.0×8.1mm | 70.9×143.6×7.7mm |
質量 | 194g | 188g | 177g |
新旧iPhoneのサイズと質量比較表。
サイズと質量に関しては、iPhone XRとiPhone XSに比べて、少しずつ大きく重たくなっています。正直、iPhone XS自体が軽いスマホとは言えないので、AQUOS Zeroとまでは言わないが、軽量化を意識してほしかった。
デザイン面で触れておかないといけないのは、タピオカカメラ…ではなく、ガラスの処理の変更。iPhone 11 Pro/11 Pro Maxでは、背面のガラスが従来の光沢ガラスではなく、磨りガラス調に変更されています。なお、iPhone 11は光沢ガラスのままな模様。
バッテリー
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | iPhone XS | |
駆動時間 | ビデオ再生で17時間 | ビデオ再生で18時間 | ビデオ再生で14時間 |
新旧iPhoneのバッテリー駆動時間比較表。
公式サイトではもう少し詳しく用途別でバッテリー駆動時間が書かれていますが、こんな感じでバッテリー持ちは良くなっています。これは素直に歓迎すべきところ。
3D Touch
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | iPhone XS | |
Taptic Engine | -(Haptic Touch) | -(Haptic Touch) | ○(3D Touch) |
iPhoneと3D Touchについて。
個人的にかなり残念なのが、iPhone 11シリーズでは『Taptic Engine』がオミットされ、それに伴い『3D Touch』(強押し)から『Haptic Touch』(長押し)に変わっています。
あれだけ、開発に苦労していて、ローンチ時もドヤっていたTaptic Engineと3D Touchですが、あっけなく終焉を迎えてしまいました。まぁ、iPadシリーズには非採用だったので、Appleとしては体験をブレさせないために統一させたという“大義名分”があるでしょう。
その他
その他のポイントを駆け足で触れていくと、
- 5G:非対応
- Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax):対応
- I/O:Lightning
- 防水性能:水深2mから水深4mに強化
- 付属品:USB Type-C to Lightning に変更(Proのみ)
という感じ。
残念ながら、5Gには非対応。アメリカと韓国が5G先にやったもの勝ちゲーム(?)をやっているのに、意外とAppleは保守的でした。このあたりはSamsungに先を越されたしまった感が強くなってきました。
なお、Lightning端子のままです。おそらくApple MFIのライセンス料が絡んできそうですが、いつまでLightningにしがみつくかも気になるところ。個人的には2020年のiPhoneはUSB Type-Cにすると予想しています。
まとめ「タピオカカメラよりも、問題はカメラしか性能向上がないこと」
iPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxを中心に見ていきましたが、ご覧のとおり、カメラは大幅にパワーアップしたものの、それ以外はそんなに変わっていません。3D Touchにいたっては廃止されています。
iPhone 11はiPhone XRs
iPhone 11 ProはiPhone XSs
iPhone 11 Pro MaxはiPhone XS Maxs
というテンションですね。昔なら。
…でも、買うかもしれません。
増税前だし…そういう理由で買おうっ!(白目)
おまけ
率直な感想をどうぞ。
ノーコメントっ!
え…!?
“閉口”って意味でねー。
…なるほど。
おわり
うーん…タピオカ…ボトムズ……ダサいっ!