- 『Google Pixel Tablet』の発売日は“2023年6月20日”
- 『Google Pixel Tablet』の価格は“79,800円”
- 『USI』デジタイザーペン対応ならばこの価格でもアリ
Redditに投稿された内容によると、Amazon.co.jpが誤って『Google Pixel Tablet』の日本での発売日・価格を掲載してしまったとのこと。
そんなこんなで発売間近となっているわけですが、本当にデジタイザーペンに対応するのか、DisplayPort Alt Modeに対応するのか、というのが気になるところなのです。
過去に発売されていた『Google Pixel Slate』ではデジタイザーペンをサポートしていましたし、引き続きサポートを継続させてほしいところですわね。
ただ、Googleはハードウェアに強くない印象もあるから、ちょっと心配ではあるやんね。
目次
『Google Pixel Tablet』の発売日・価格が流出
冒頭で触れたとおり、Google純正のAndroidタブレットである『Google Pixel Tablet』の発売日および価格を、Amazon.co.jpが誤って掲載してしまったことが話題になっております。
Googleが2022年5月11日/12日(PDT)に開催した、デベロッパーカンファレンス『Google I/O 2022』。
そのイベントで発表されたのが『Google Pixel Tablet』だから、発表から発売までに約1年を要したことになりますな。
かなり待たせてしまった感がありますわね。
Redditのr/GooglePixel subredditに掲載された画像によると、日本での発売日は“2023年6月20日”、日本での価格は“79,800円”、とのこと。なお、すでに誤って掲載された販売ページは削除されております。
この“79,800円”という価格設定に対して、r/GooglePixel subreddit内のコメントを見てみると、どうもポジティブな意見は少ない様子。やはり、予想していたよりも高価だった、ということなのでしょう。
iPad以上、iPad Air以下、という価格設定だから難しいところですな。
廉価なAndroidタブレットじゃない、ってわけやね。
気になる『USI Active Stylus』の対応状況
Google Pixel Tabletで真っ先に気になるのが、『USI Active Stylus』に対応しているのかということ。
この『USI Active Stylus』とは、筆圧感知やパームリジェクションに対応したデジタイザーペンのプロトコルのひとつ。あまり馴染みのないプロトコルのように思われますが、すでにChromebookではかなり採用されているものだったりします。
そんなUSI Active Stylusですが、『Android 13 QPR2 Beta 2』に記述された内容から、Google Pixel Tabletでも対応している可能性が高いと言われております。というのも、USI Active Stylusのバッテリー残量減を示すダイアログが、Android 13 QPR2 Beta 2に記述されているのです。
USI Active Stylusの描画性能はそこまで高くないけど、簡単なイラストぐらいなら余裕で描けるし、Google Pixel Tabletでも対応してほしいところですな。
お絵描きタブレットのしての可能性も生まれますからね。
気になる『DisplayPort Alt Mode』の対応状況
もうひとつ、Google Pixel Tabletで気になるのが、有線映像出力プロトコル『DisplayPort Alternate Mode(DisplayPort Over USB Type-C)』に対応しているのかということ。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、慣例的にGoogle Pixelは『DisplayPort Alt Mode』には“対応させない”ように作られております。SuperSpeed対応のUSB Type-Cを搭載させながら、カーネルレベルでDisplayPort Alt Modeを無効化する。これがいつものパターンなのです。
その悪しき慣習が、今回のGoogle Pixel Tabletでも引き継がれていたら非常に残念。79,800円という価格が本当であれば、決してエントリークラスのタブレットではありません。なので、ぜひとも今度こそは対応していてほしいものです。
『DisplayLink』は使いにくいから、やっぱり『DisplayPort Alt Mode』の対応が望まれますな。
いろいろな使い方ができるタブレットだからこそ、有線映像出力は欲しいですものね。
まとめ「割高なのかは“まだ分からない”」
フライング掲載された内容によると、“2023年6月20日”。
フライング掲載された内容によると、“79,800円”。
デジタイザーペン『USI Active Stylus』に対応しているのか。
有線映像出力プロトコル『DisplayPort Alt Mode』に対応しているのか。
おそらく『USI Active Stylus』には対応してそうなのですが、『DisplayPort Alt Mode』に関しては期待できなさそうな予感。
そうなると、Google Pixel Tabletの“79,800円”という価格設定は、ちょっと微妙な感じも。何れにせよ、割高なのか否かを判断するのは早計。もう少し情報が必要なのです。
『Google Pixel Fold』も発売されるから、様子見をしたいあーる。
おまけ
うーん、そう考えると『Galaxy Tab』の牙城は崩せませんな。
ま、まだ分かりませんがね。
スマートホームのハブになる、っていう『Google Pixel Tablet』の思想は面白そうやねんけどね。
おわり
『Android 13 QPR2 Beta 2』の記述内容から、何かしらのスタイラスに対応しそうなことが示唆されているんだけど…ねー。