- Google OneはGoogle Driveのリネームではない!
- イメージ的にはAppleのiCloudに近いぞ!
- クラウドに強いGoogleだからこそのサービスだ!
Google的iCloudだった。
2018年からサービスインされている『Google One』とは何かのお勉強。Google Driveとの違いやストレージ容量、料金、メリット、ファミリー共有機能、これらについてまとめて調べてみました。


もっと知るべきサービスやね!

さすがはGoogleですわね。
目次
『Google One』とは?
■Google Oneの概要
- Gmail・Google Drive・Google Photosの包括サービス。
- Google Driveのストレージプランをリブランディングしたもの。
- 有料プランでは家族でストレージ容量を共有できる。
- 有料プランではGoogleから特典を受けられる。
『Google One』を端的に言うと、Googleが提供している包括的クラウドストレージのサブスクリプションサービス、という感じ。

もっとまとめると、“iCloudのGoogle版”って感じあーるっ!
このGoogle Oneというのは、単なるクラウドストレージではなく、
- Gmail
- Google Drive(Google ドライブ)
- Google Photos(Google フォト)
のストレージ容量を包括したサービスになっています。
詳しくは後述しますが、Google Oneは無料でも利用可能。無料の場合は15GBのストレージ容量を持っています。有料になりますが、最大で30TBまでストレージ容量を拡張することができます。
なお、以前は『Google Drive』という名前で同様のサービスが提供されていました。これが『Google One』という名前にリブランディングされたというわけです。リブランディングの際に価格改定やサービス追加がなされているので、 Google Drive + α = Google One というイメージになってきます。

それにしても、Google Oneというネーミング、素敵ですわ。

内容を知ると、しっくり感が凄いあるよねっ!
Google Oneの料金プラン
ストレージ容量 | 料金 |
15GB | 無料 |
100GB | 250円/月 2,500円/年 |
200GB | 380円/月 3,800円/年 |
2TB | 1,300円/月 13,000円/年 |
10TB | 6,500円/月 |
20TB | 13,000円/月 |
30TB | 19,500円/月 |
Google Oneの料金プラン
Google Oneの料金プランは上表のとおり。
無料(サブスクリプション非加入)でも15GBのストレージ容量がありますが、Google Oneのストレージ容量には、GmailやGoogle Photosのデータも含まれることに注意。メールや写真のデータの管理を怠っていると、意外とあっさり15GBを消費してしまいます。
Google One | iCloud | OneDrive | Dropbox | |
2GB | - | - | - | 無料 |
5GB | - | 無料 | 無料 | - |
15GB | 無料 | - | - | - |
50GB | - | 130円/月 | - | - |
100GB | 250円/月 | - | 224円/月 | - |
200GB | 380円/月 | 400円/月 | - | - |
2TB | 1,300円/月 | 1,300円/月 | - | 1,500円/月 |
3TB | - | - | - | 2,400円/月 |
10TB | 6,500円/月 | - | - | - |
20TB | 13,000円/月 | - | - | - |
30TB | 19,500円/月 | - | - | - |
主要クラウドストレージサービスの容量別月額料金比較
ちなみに、その他の主要クラウドストレージサービス(iCloud・OneDrive・Dropbox)と比較すると上表のとおり。DropboxはGoogle Oneとは毛色が微妙に異なるサービスですが、比較対象として入れています。
Google Oneと非常に類似しているサービスとしては、Appleの『iCloud』があります。イメージ的には、Google版iCloudがGoogle Oneと言っても差し支えないはず。
そのiCloudと比較すると、全体的にGoogle Oneのほうがリーズナブルな価格設定になっています。特にサブスクリプション未加入時の無料プランの場合、Google Oneの15GBに対し、iCloudはわずか5GB。2TBだと同じ料金になりますが、クラウドへの強さはさすがGoogleと言ったところ。

それにしても、30TBって…19,500円って……凄い。

母艦的なストレージとしても使えるレベルだよねー。
Google Oneのメリット
無料プラン | 有料プラン | |
ストレージ容量 | 15GB | 100GB 200GB 2TB 10TB 20TB 30TB |
デバイスデータのバックアップ | ○ | ○ |
特別サポート | × | ○ |
ファミリーとのプラン共有 | × | ○ |
メンバー向け特典 | × | ○ |
Google Oneのプラン別特典
Google Oneの有料プラン(サブスクリプション)に加入するメリットは、
- Googleから特別なサポートを受けられる
- ファミリーとのプラン共有が行える
- メンバー向けの特典を得ることができる
という3つ。
【メリット1】Googleから特別なサポートを受けられる

1つめのメリットは、Googleから特別なサポートを受けられるというもの。これは読んで字の如く。
Google Oneの有料プランに加入すると、
- 電話(9:00–21:00)
- チャット(9:00–21:00)
- メール(24時間365日)
の3つのサポートを受けられるようになります。
ちなみに、試しにGoogle Oneアプリからメールサポートを受けようとすると、有料プランに加入するように誘導するページに飛ばされました。つまり、サポートは事実上の有料ということになります。
【メリット2】ファミリーとのプラン共有が行える
2つめのメリットは、ファミリーとのプラン共有が行えるというもの。
この『プランの共有』というのは、最大5人までのファミリー(加入者を含めると6人)と、契約しているGoogle Oneのストレージ容量をシェアできるという機能。
なお、あくまで共有されるのはストレージ容量。なので、ユーザー同士のファイルやデータが共有されるわけではありません(ファイルを直接共有する設定にすれば、他のユーザーと共有可能)。また、共有するストレージ容量を、特定のユーザーに割り当てるというような機能はありません。
共有される側(ファミリーグループ側)も、Googleアカウントを作成することになるので、ファミリーグループ側も15GBまではGoogle Oneの無料分のストレージ容量を持っています。この15GBを使い切ると、共有ストレージにデータが入っていく仕組みになっているとのこと。
【メリット3】メンバー向けの特典を得ることができる

3つめのメリットは、メンバー向けの特典を得ることができるというもの。
特典の例として、Google ストアでのキャッシュバック、Google Play クレジット、Google 検索で見つかるホテルの料金割引などがあります。
Source:Google One
Google公式サイトには上記のような記載があり、そのときどきによって異なる特典が貰えるようになっています。
Google Oneアプリを見ると、Google Storeでデバイスを購入すると10%のキャッシュバックが受けられるとの記載がありました。最近のGoogleデバイスはかなり魅力的なので、意外とキャッシュバックが美味しい特典と言えるかもしれません。
まとめ「実は超便利なGoogle One」

最後に改めて『Google One』とは何かを総括すると…
- Google版iCloudという感じ
- Gmail・Google Drive・Google Photosのオールインワン
- 15GBなら無料で使える
- 有料ならば最大30TBまで契約可能
- サブスクリプションに加入すると特定がいっぱい
というような感じでしょうか。
iCloudにはサブスクリプション契約している私ですが、Google OneはAndroidユーザーでありながらスルーしていました。ただ、調べてみると、かなり魅力的なサービスであることを再確認。
大容量のクラウドストレージが欲しい人やファミリー共有が使いたい人、Googleのデバイスを頻繁に購入する人。いろいろな人にとって使えるサービスと言えるかもしれません。

とりあえず、100GB契約してみよっかなー!?
おまけ

同期速度が速かったら、メインのクラウドストレージとしても使えそうっ!

昔のGoogle Driveは微妙なイメージだったのですが、最近は良くなってきているようですわね。

Dropboxの代替になるなら、ワンチャンあるよねー!

容量の選択肢も豊富なわけやもんね!
おわり
■Reference
Google One
実は超便利なサービスだったあーるっ!