- マスクが衣料品からガジェットへと進化した!
- マスクが電動になるだけでギーク感が増す謎!
- マスク生活をとにかく快適に過ごしたいのだ!
“ギークは電動ものが好き”
昨今の世界情勢的にマスクの種類が急激に増えた。そこで感じるのが、電動マスクの高性能ガジェット化…なのです。そんな、『ガジェットマスク』のお話。
“電動”なだけで、謎のガジェット感がありますわね。
マスク生活にもガジェットの波が…来てる!?
目次
マスクのガジェット化
これまでのマスク
マスク = 花粉症対策
マスク = 罹患時のエチケット
従来のマスクのイメージといえば、上記のような花粉やウィルスから守る防御壁。
デザインがおしゃれなマスクはあっても、行き着く方向性としては衣料品(医療品のtypoではないよ)という感じ。なので、ギークやガジェットとは縁遠いアイテムでした。
ところが、昨今の世界情勢からお察しのとおり、マスク需要が急増。それにより、マスクのバリエーションが、以前とは比較にならないくらいに増えました。
しかも、平時ならマスク市場に参入しないであろう、家電系やゲーム系のメーカーまでマスクを作り始めるという、ある意味で凄い状態になっています。
マスクに使用される素材も増えましたよね。
不織布かウレタンって感じだったもんねー!
これからのマスク
マスク × 電動 = 高性能ガジェット
この公式が、新時代のマスクのイメージとして、私の頭の中にインプットされてきています。
つまり、マスクに電気的に動作するというエッセンスが加わったことにより、身に着けるものというイメージから、ギークなガジェットアイテムへと(一部のマスクが)エボリューションしたのです。なんというか…ウェアラブルデバイスになった感。
それこそ、普段はマスクと縁遠い、家電系やゲーム系のメーカーが参入したからこそ起きた、言わば“化学反応”みたいな出来事だったわけなのです。ですなの。
だって、ゲーミングデバイスメーカーがマスクを作る時代なのですぞっ!
まぁ、平時やと考えられない組み合わせやんね。
ガジェットマスクの定義
■ガジェットマスクの定義
- バッテリー内蔵
- 電動ファン搭載
- ギークなデザイン
- 謎のサイバーパンク感
勝手に『ガジェットマスク』と呼称しているだけなので、実際にはそんなものはない…かもしれませんが、電気的なギミックがあれば、それはもうガジェットマスクなのです。
…適当ですわね。
言ったもん勝ちって感じが…ね。
そんなガジェットマスクの中でも、とりわけ実用的なのが、電動ファンが搭載されているというもの。
私は普段から、春頃はマスク生活(花粉症なのです)なのですが、ご時世的にすっかりオールシーズンでマスク生活になりました。そんなオールシーズンマスク生活で感じるのが、夏場のマスク生活の過酷さ、長時間のマスク生活による息苦しさ、だったりします。おそらく、これは万人に共通する悩みなはず。
そんなマスクに関する悩みを解消してくれるのが、ガジェットマスクが持つ電動ファンというギミック。
電動ファンが搭載されていることにより、マスクと密着している部分の蒸れを軽減。それにより、夏場や長時間であっても、快適なマスク生活を過ごすことができるというわけなのです。つまり、ガジェットマスクは実用的ということ。そう、実用的。ここ重要。
イロモノではない、ということを言いたいのですわね?
そゆことあーるっ!!
電動ファン搭載ガジェットマスク
[1]Razer Zephyr
おそらく、ガジェットマスクの中心的存在にあるのが、この『Razer Zephyr』なはず。
ゲーミングデバイスメーカー、RazerのフルLEDで光るゲーミングマスク。CES 2021での発表当初は『Project Hazel』という名前だったのですが、商品化に合わせて『Razer Zephyr』とリネームしたようです。
街中で装着していると変に目立つ気しかしないのですが、N95フィルターを採用していたり、電動ファンを搭載していたり、とちゃんと高性能マスクとしての役目は果たしています。そして、Razerなので…フルカラーLEDで煌々と光ります。まさにサイバーパンク。
発売はまだ先なのですが、コミュニティーベータテストの受付が開始されたので、気になる人はぜひ。
外では絶対着けないけど、とりあえず申し込むぞっ!
夜間にRazer Zephyrを着けて歩いていたら、職質されそうですものね……。
[2]XUPERMASK
Razer Zephyrとセットで紹介されることの多い、『XUPERMASK』もガジェットマスク筆頭格。
電動ファンとHEPAフィルターを搭載…までは、いわゆる高性能マスクのそれなのですが、このXUPERMASKには、Bluetoothイヤホンを搭載。これぞ、ニューノーマルなワイヤレスオーディオなのかも(そんなわけはない)。
ちなみに、Bluetoothイヤホンは、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載。Bluetooth SoCもQualcomm QCC5124を採用していたりと、ちゃんとしたイヤホンになっています。そして、マスクの口元部分にはノイズリダクション機能を持ったマイクを内蔵。
見た目のインパクトに圧倒されがちですが、意外と製品のコンセプトは実用的。日本未発売のようなので、郵便転送サービスを使って直輸入したいのですが、Bluetoothイヤホンのせいで技適認証の問題が……。
…無線機器が搭載されている弊害やんね。
そうなんだよねー。
だからこそ、どこかが正規代理店になって、日本市場向けに扱ってほしいのであーる。
[3]Philips Fresh Air Mask
ここからは普通(?)の電動ファン搭載のガジェットマスク。その1つめが、『Philips Fresh Air Mask』という製品。
ガジェット的な要素としては、3段階で切り替え可能なファンが搭載されている、というもののみ。前2つが斜め上を行っているので、つまらなく感じるのですが、ガジェット感と実用性のバランスという意味では、これくらいが良い落とし所な気がします。
ちなみに、フィルターは米国規格N95に対応しています。
[4]medi+boost
普通に実用的なガジェットマスク。その2つめは、『medi+boost』という製品。
こちらもPhilips Fresh Air Maskと同様に電動ファンを搭載。また、マスクのフィルターは5層式で、ヨーロッパの防塵マスク国際規格である『EN規格FFP2』に適合している。ちなみに、EN規格FFP2は、米国N95規格のマスクと同等の性能を持っているそうです。
まとめ「ガジェットマスクが日常になる日」
ギークとしては、電気的な回路が入っているだけで、マスクというものをガジェット視してしまいます。
…それはともかく、電動ファン搭載のマスクは実用的なので、興味がある人は新たなガジェットとして迎え入れてみませんか!?
ガジェットマスク + Keep distance ですなっ!
おまけ
マスクといえば『The Mask』なんだよねー。
あ、映画のほうですね。
このデザインのマスクがあればっ……!!
うん、100%職質されるやんね。
おわり
Razer Zephyr
XUPERMASK
Philips Fresh Air Mask
…とかとか!!