【レビュー】SIMGOT『EM2』—ハイレゾ&ハイブリッドな1粒で2度美味しいIEM[PR]

【レビュー】SIMGOT『EM2』—ハイレゾ&ハイブリッドな1粒で2度美味しいIEM[PR]

この記事はSIMGOT JAPAN様よりレビュー用サンプルを頂いて記事を書いております。

記事のポイント
  • 1DD+1BAのハイブリッド型が1万円ちょっとで買える!
  • ハイレゾ対応なのでハイレゾ入門機としてもバッチリ!
  • ケーブル遊びやイヤピ遊びを覚えるのにも良き!

入門用IEMの決定版…かも!?

高コスパで人気のハイレゾ対応IEM、SIMGOT『EM2』をレビュー。1万円台前半なのに、1DD+1BAの2ドライバー構成。しかも、ケーブルは着脱式で、肝心のケーブルもHi-Fi仕様の銀メッキケーブル。…ん?ボーカル域が……凄い!!

さたえり

高級イヤホンの扉を開く前に聞いてほしい機種やね!

二条ねこ

まさに“沼の入り口”ですなー。

まの

それだけ楽しめるIEMというわけなのですね。

SIMGOT『EM2』って?

SIMGOT『EM2』全体画像。

SIMGOT『EM2』全体画像。

EM2ってなに?

1万円ちょっとで買える、1DD+1BA仕様のハイレゾ対応モニターイヤホン。

8
  • 圧倒的コストパフォマンス。
  • ケーブル遊び・イヤピ遊びを覚えるのに最適。
  • 付属のケースが質感も高く使いやすい。
  • エージングに時間を要する。
  • MMCXでなく2pinは好みが分かれる。
さたえり

IEMが欲しいけど、どれを選べばいいか分からない…。
っていう人こそな、入門用IEMのベストバイかもやね!

スペック表
製品名 EM2
型番 EM2
メーカー SIMGOT
オーディオ性能 ドライバー ダイナミック(10mm) ×1
バランスドアーマチュア ×1
再生周波数帯域 15Hz – 40,000Hz
インピーダンス 10Ω
ケーブル長 0.12m¹(着脱可能)
プラグ 3.5mm(アンバランス)
インターフェース ステレオミニプラグ ×1
サイズ 非公表
質量 非公表
備考 BAドライバー:Knowles RAF-32873

¹実測値。

本体チェック

EM2全体。

EM2全体。

価格は1万円台前半ですが、見た目はまさにIEMそのもの。IEMとしては安価な部類に入りますが、非常に作りはしっかりとした印象を受けます。

なお、このEM2にはカラーバリエーションが5色(パープル・グリーン・ピンク・クリア・クリアブラック)あり、今回は『クリア』カラーをレビューしています。

EM2シェル部分。

EM2シェル部分。

EM2は、ダイナミックドライバー1機・バランスドアーマチュア1機というハイブリッド型。なので、よーく見ると、シェルの中に2つのドライバーが搭載されているのが見えます。

ちなみに、ダイナミックドライバーはチタンコーティングされた10mmのタイプ。そして、バランスドアーマチュアはKnowles製のフルレンジユニットが、それぞれ採用されています。

EM2プラグ部分。

EM2プラグ部分。

■インターフェース

  • 3.5mmステレオミニプラグ

プラグは、3.5mm(3.5φ)のごくごく一般的なステレオミニプラグ。

当然ですが、プラグは金メッキ加工済。スリーブの部分が金属の削り出しになっており、滑りにくいようにローレット加工がされているこだわりようです。ここにメーカーの本機における姿勢を感じます。

EM2ケーブル部分

EM2ケーブル部分

ケーブルは非常にしなやかでクセはナシ。取り回しの良さで言うと、かなり良好な部類に入るはず。ケーブル自体も4芯銀メッキ混合編ケーブル仕様で、断線しにくいように400Dのケブラー素材で被覆されています。

2pin仕様で着脱可能。

2pin仕様で着脱可能。

■インターフェース

  • 2pin(0.78mm)

EM2は、0.78mmの2pinコネクターでリケーブルできるタイプ。

付属のケーブルは着脱がしやすく破損もしにくいので、規格が合う2pinケーブルともリケーブルしやすそう。そういう意味でも入門用としてよさそうです。

付属品チェック

EM2付属品。

EM2付属品。

■EM2の付属品一覧

  • 広域強調型イヤーピース(S・M・L)
  • バランス型イヤーピース(S・M・L)
  • レザーキャリングケース
  • VIPカード
  • 保証書
  • 取扱説明書
イヤーピースは2種類付属。

イヤーピースは2種類付属。

イヤーピースは2種類(広域強調型イヤーピース・バランス型イヤーピース)付属しているので、追加投資なしでイヤピ遊びができる。ここも入門用として良き。

ちなみに、軸の部分にコシがあるのが『バランス型(均衡型)』のイヤーピースで、軸が柔らかいのが『広域強調型(高透過)』のイヤーピースになっています。

レザーキャリングケース。

レザーキャリングケース。

1万円ちょっとのIEMと思えないほどしっかりとしたキャリングケースが付属。

ケースは非常にシンプルでサイズもちょうどよく、EM2を収納するときの取り回しも良好。イヤホンを入れてもまだゆとりがあるので、一緒に変換アダプターを入れてもよいかもしれません(私はLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタを入れています)。

さたえり

高級イヤホンのような革ケースが付属しているのが嬉しいところ!

注目ポイント

■EM2のポイント概要

  • Hi-Res Audio:この価格でもハイレゾサウンド
  • デュアルドライバー:1DD+1BAで分離感もバチバチ

Hi-Res Audio:この価格でもハイレゾサウンド

EM2はJASのハイレゾ認証済。

EM2はJASのハイレゾ認証済。

まず注目すべきなのが、このEM2は日本オーディオ協会(JAS)の『ハイレゾ(Hi-Res Audio)』の認証を受けているハイレゾ対応のイヤホンということ。

EM2はハイレゾ入門機として最適。

EM2はハイレゾ入門機として最適。

せっかく有線イヤホンを買うならば、ハイレゾに対応したものを選びたいと思っている人も少なくないはず。そんなハイレゾ入門機として、このEM2は価格的にもかなり有力な候補になってくれるのではないでしょうか。

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2019年11月26日

デュアルドライバー:1DD+1BAで分離感もバチバチ

ダイナミック1機とバランスドアーマチュア1機のハイブリッド型。

ダイナミック1機とバランスドアーマチュア1機のハイブリッド型。

EM2は1万円ちょっとという低価格IEMながら、 ダイナミックドライバー1機+バランスドアーマチュア1機 というハイブリッド型のデュアルドライバー構成となっている。

詳しい音質評価はこの後で話すとして、このEM2はダイナミックドライバーとバランスドアーマチュアの分離感が結構出ているモデルになっているので、“ハイブリッド感”と楽しむのに適していると言える。ハイレゾ対応というのも相まって、レンジの広さを1万円ちょっとで体感できるというコスパの高さこそ、EM2に特筆すべき点なはず。

音質チェック

音質評価:★★★★☆

1万円台前半で買えるとは思えないスッキリした解像感が特徴。

1万円台前半で買えるとは思えないスッキリした解像感が特徴。

高音域:★★★★☆
中音域:★★★★☆
低音域:★★★☆☆

音質の傾向については、全体としてスッキリした音を出す印象。1万円台前半で購入できることを考慮すると、この清涼感と解像感はかなり良好だと言えるでしょう。うーむ、これはボーカルのためのイヤホンかも!?

ハイブリッド型らしい分離感もEMの特徴。

ハイブリッド型らしい分離感もEMの特徴。

面白いのが、ダイナミックドライバーとバランスドアーマチュアのハイブリッド型の中でも、ハイブリッド感を主張している音を出してくるところ。

良いように言えば、ちゃんと分離していて音場感が出ている。悪いように言えば、分離しすぎている。そんな感じです。音場と分離感に関しては決してダメというわけではなく、好みが出そうという表現が正しい気がします。

高音質のスッキリ感が好き、ULTRASONEのヘッドホンのようなぶっ飛び音場感が好き、そういう音質の傾向が好きならハマる音と言えるかもしれません。

さたえり

ハイブリッド感を楽しむなら、むしろアリって感じの音質なんよね!

EM2に合いそうな曲

スッキリ音質なので、女性ボーカル系が合う!

スッキリ音質なので、女性ボーカル系が合う!

■こんな楽曲が合いそう!

  • バンド感のない女性ボーカル系Pops。
  • ハイトーンボイスなアニソン。
  • 浮遊感のあるTechnopop。

EM2のハイブリッドらしさと高音質の清涼感を活かすなら、やはり女性ボーカルの曲を選びたいところ。バンド系もいいけれど、できればボーカルがしっかり主張しているような曲が良き。

とにかくボーカルを聞きたい人に。

とにかくボーカルを聞きたい人に。

巷ではすでに、“ボーカル最強”との呼び声が高いEM2。確かに高音域と低音域のそれぞれがボーカルを邪魔しない程度に鳴ってくれるので、その異名も納得の音質。こういうボーカルを聴かせる系のIEMって、この価格帯では少ない印象なので、なかなかに貴重な存在な気がします。

そんなEM2に合いそうな曲の中でも、イチオシなのが石川智晶のアルバム『物語の最初と最後はいらない』から『landscape』を紹介。

個人的に石川智晶が大好きなのですが、彼女の澄んだクリアな歌声がME2にバッチリ。よく分からない喩えかもですが、昼下りの公園で聞いていると、そのままどこかの不思議な世界に吸い込まれそうな感じ。EM2の清涼感の高さと独特な分離感を楽しむのに、ぜひ石川智晶の曲と合わせて聞いてみてください。

さたえり

EM2は実力派だけど、不思議系イヤホンかも!?

ここがすき!

とにかく高コスパIEM

1万円台前半で購入できると考えると…。

1万円台前半で購入できると考えると…。

音質について深堀りし始めると、もっと高価格帯のイヤホンに比べたら…となってしまうのですが、この音質で1万円台前半と考えると、とにかく良い意味で恐ろしい

IEMで1万円台というのは、エントリー機中のエントリー機という位置づけ。しかし、このEM2はそんなエントリー機のポジションの中でも、しっかりと作り込みがされている印象。工作精度の高さや付属品の質を見ると、それが改めて感じられます。

○○遊びの入門用途してバッチリ

リケーブルやイヤピ遊びを覚えるのに最適。

リケーブルやイヤピ遊びを覚えるのに最適。

個人的にEM2の一番好きなところは、IEMの醍醐味でもあったりする“リケーブル”や“イヤピ遊び”ができるという点。

リケーブルは一般的な2pinなので、他社の対応ケーブルはもちろん、Bluetoothイヤホン化もできそう。そして、ステム径も4mm(実測値)ぐらいとこちらも一般的なサイズなので、探したら対応しているイヤーピースはいくらでも出てくるはず。このへんの遊べる感が楽しかったりします。

ここがうーん?

リケーブルが2pinなのは評価が分かれる

MMCXのほうが好きという人はいそう。

MMCXのほうが好きという人はいそう。

個人的には気にならないポイントなのですが、人によっては2pinよりもMMCXのほうがよかったと思うかもしれません。MMCXのほうがリケーブルは簡単なので。

個人的には2pinでも問題ないが…。

個人的には2pinでも問題ないが…。

特にMMCXのほうがコネクターの着脱は簡単(だと思う)なので、リケーブルの入門機と考えるならば、2pinよりもMMCXのほうが好ましいかもしれません。個人的にはMMCXに良い思い出があまりないので、2pinでも全然構わないのですが…ね。

まとめ「とにかく“遊べる”し“楽しい”IEM入門機」

有線イヤホンの沼に引きずり込まれたい人は…ぜひ。

有線イヤホンの沼に引きずり込まれたい人は…ぜひ。

今回のSIMGOT『EM2』のレビューを総括すると…

  • 1万円台前半で購入できる納得の音質
  • ハイブリッド感が楽しめる 1DD+1BA 構成
  • ハイレゾ認証済なのでハイレゾイヤホン入門としてもアリ
  • イヤピ遊びとリケーブル遊びが楽しい

といった感じです。

有線イヤホンの音質は上を見ればキリがない世界。そんな有線イヤホン沼の入り口にあるのが、このEM2といった感じ。完全ワイヤレスイヤホン全盛の時代ですが、有線イヤホンの沼も奥が深いので、「沼に引きずり込まれたい!」と思う人は…ぜひぜひ!

さたえり

IEM入門機として、試してほしい1機種って感じやね!

この記事で紹介したガジェット

おまけ

二条ねこ

中国メーカーの勢いが…しゅごいっ!

まの

新興メーカーとは思えない作り込みですものね。

さたえり

これからSIMGOTは、もっと注目されてきそうな気がするんよね。実際、今回のEM2もボーカル系イヤホンとしては、かなりの人気やったりするし!

おわり