- 充電しながらオーディオ出力可能。
- 48kHz/24bitでハイレゾ級出力。
- DAC機能+ADC機能搭載。
- 純正と見間違える製品クオリティー。
- 本体がちょっと大きめ。
- ケーブルにしなやかさが欲しい。
実はいろいろ遊べる子!
Lightningを3.5mmステレオミニに変換できるアダプター、Belkin『3.5 mm Audio + Charge RockStar』をレビュー。充電しながらイヤホンが使えるのがウリの本製品。実は、D/Aコンバーター内蔵なので、小型DACとしても遊べちゃう!


ただ変換したい人にも、小型DACとして使いたい人にも…ってことですなー!?

若干説明くさいけど、そんな感じやね!
目次
Belkin『3.5 mm Audio + Charge RockStar』って?
■3.5 mm Audio + Charge RockStarを3行まとめ
- iPhoneを充電しながらイヤホンが使える。
- 本体にDAC機能とADC機能を搭載。
- 48kHz/24bit出力対応でハイレゾ級出力可能。

iPhoneユーザーなら、とりあえず持っておきたい超便利アイテムって感じやね!
デザイン
本体:もはや純正のような装い
本体上端には、
- Lightning(オス)
を搭載されています。
さすがはBelkinというか、本体の質感はかなり高い。おそらく、Belkinロゴを隠すと。Apple純正品と見間違えるはず。それくらい“純正感”アリアリな作りの良さ。
本体底面には、
- Lightning(メス)
- 3.5mmステレオミニプラグ
が搭載されています。
これで、Lightningを二股に分けて、充電しながら音楽が聞ける感じ。なお、オーディオスプリッターとしては使えないので注意。あくまで、充電とオーディオを同時に行うアイテムです。
付属品:最低限のシンプル
■3.5 mm Audio + Charge RockStarの付属品
- クイックスタートガイド
ポイント
■3.5 mm Audio + Charge RockStarのポイント概要
- I/0:充電&通信しながらイヤホン利用可能
- DAC・ADC:デジタル出力+マイク入力の両対応
- 48kHz/24bit:ハイレゾ級で音楽が楽しめる
I/O:充電&通信しながらイヤホン利用可能
この3.5 mm Audio + Charge RockStar最大のポイントは、やはりiPhoneを充電しながら音楽が聞けるということ。
Lightningを3.5mmステレオミニに変換するアダプターは、純正の『Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ』をはじめ、各所から発売されている。
ただ、これらはあくまで変換であって、同時に充電ができない。そこで今回の3.5 mm Audio + Charge RockStarの出番…というわけだ。
DAC・ADC:デジタル出力+マイク入力の両対応
充電しながら音楽が聞ける!…というだけなら、ただの便利グッズ的に収まってしまうのだが、DAC機能とADC機能が搭載されているなら話は別。そう、3.5 mm Audio + Charge RockStarは、オーディオ的アイテムでもあるのだ。
Lightning自体にアナログ出力がないので、この手の製品(Lightning to 3.5mmステレオミニ)は自動的にDAC機能を搭載しないとオーディオ出力ができない。逆に言えば、お手軽DACが簡単に手に入るとも捉えることができるわけ。
さらに、ADC(アナログをデジタルに変換)機能も搭載されているので、マイク入力がついているイヤホンでも利用可能。分かりやすく言えば、充電しながらイヤホンでLINE電話できるわけだ。うーん、至れり尽くせりで実に便利ではないか!
48kHz/24bit:ハイレゾ級で音楽が楽しめる
そして、オーディオ的に楽しめる大きなポイントとして、48kHz/24bit出力に対応しているというのも大きい。
48kHz/24bit、つまり『ハイレゾ』のDACとして使えるというわけだ。ただ、この製品自体はハイレゾ対応を謳っていはいない。なので、ハイレゾ対応というよりは、“ハイレゾ級”という表現に留めおくのがよさそう。一応、規格的にはハイレゾで出せるというニュアンスで。
まぁ、そんな言葉遊びをさておき、充電しながら48kHz/24bit出力が可能な小型DACと考えると、非常に感慨深い。だからこそ、「実は真面目なオーディオデバイスでは?」とふと思ってしまうのです。もっと注目されるべき製品ですね、これ。
補足
兄弟機バリエーション
Lightning Audio + Charge RockStar
こちらは、
Lightning - Lightning ×2
という変換アダプター。
iPhoneと接続したいイヤホンが、3.5mmステレオミニではなく、Lightning端子なタイプの場合はこちらをどうぞ。
RockStar USB-C to 3.5mm アダプタ
こちらは、
USB Type-C - USB Type-C + 3.5mmステレオミニ
という変換アダプター。
USB Type-C搭載のAndroidスマホや、iPad Pro(2018)で利用可能です。
純正アダプターとの比較
純正のApple『Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ』と比較するとこんな感じのサイズ感。
まとめ「便利アイテムだし、小型DAC&ADCでもある…って凄いじゃん!」
今回レビューした3.5 mm Audio + Charge RockStarを総括すると、
- 充電しながら音楽が聞けるって便利
- 小型DAC兼ADCとしても利用可能
- 質感がApple純正っぽい
という感じでした。
有線イヤホンを充電しながら使いたいiPhoneユーザー、DACとして使いたいオーディオユーザー、そのどっちもが満足して使えるアイテムという感じでした。

持っておいて損はないグッズやね!
おまけ

地味なアイテムだけど、こういう変換アダプターってあると便利なんよね。

イザというときに頼れるアダプターというわけですわね。

バッグに常に忍ばせておいてもいいかもだねー!
おわり
便利グッズな感じだけど、意外とオーディオ製品な気がするんよね!