- デジタイザーペン対応の変態ノートパソコンを探した!
- ただ探すのではなく本当にプライベート用で使いたいのだ!
- 変態端末を相棒にするには“使い倒す覚悟”が必要なのかも!
変態端末を真面目に選ぶの巻。
プライベート用のパソコンとして、“変態”なWindowsノートパソコンを買いたい。なので、真面目に探してみました。当然、ちゃんと使う覚悟なので、実利用ベースで考えますの。
仕事もプライベートもMacメインあーるっ!
…でも、変態的な魅力はないんだよねー。最近のMacさん。
Windowsに浮気フラグやね。
目次
理想の変態ノートPCの条件
- 価格:10万円〜25万円
- スペック
- CPU:Intel Coreプロセッサー以上
- RAM:8GB以上
- サイズ:13インチ前後
- 機能
- タッチパネル搭載
- デジタイザーペン利用可能
- USB-C搭載
- USB PD対応
- DP Alt Mode対応
変態ノートパソコンをただ探してみた…というわけではなく、本当に買う心づもりで探します。なので、自分の環境と利用シーンを想定して、どういう変態ノートパソコンを買いたいのかの条件を整理してみました。それが上記です。
変態ノートパソコンを買うぞー!(買うとは言ってない)
…今、保険かけたやんね?
基本的なスペックについては、プライベート用なので特段こだわりはナシ。とはいえ、Intel Coreプロセッサーファミリー搭載で、RAM 8GB以上は最低要件。
ただ、イラストを描いたり、仕事の資料の赤入れはしたいので、タッチパネルとデジタイザーペンのコンビネーションは必須事項。特にこの2つはMacではできない芸当なので、デジタイザーペンが使えるというだけで、Windows機は絶大なるアドバンテージがあると思っています。
iPadではダメなのですか?
作業が1アプリで完結するならiPadのほうが便利なんだけど、複数のアプリを往来したり、クラウドと連携するってなると、やっぱパソコンのほうが楽なんだよねー。…iPadはクラウド系に縛りが多いあーる。
あとは、『USB Type-C』は、2020年のモダンな変態端末(表現が怖い)を求めるなら必須。できれば、USB Type-CがUSB PDとDP Alt Modeに対応していると、使い勝手が向上するので嬉しい限り。もちろん、Thunderbolt 3やThunderbolt 4なら、もっと歓迎です。
USB Type-CハブとThunderboltドックは家に転がってるから、それをWindowsでも使いたいんだよねー。
“転がってる”ってことは、使ってないんやね……。
変態ノートPCの購入候補
【候補1】Lenovo ThinkPad X1 Fold
- 価格:約35万円
- タッチパネル:対応
- デジタイザーペン:対応
- USB-C
- USB PD:対応
- DP Alt Mode:対応
2020年ベスト変態端末(変態ノートパソコン部門)なのは、このLenovo『ThinkPad X1 Fold』で間違いない。きっと、多くの人がThinkPad X1 Foldをベストオブ変態端末に選ぶはず。それくらいに変態だし、イノベーティブなでトレンド感も満載。
Lenovo ThinkPad X1 Fold Accessories – Reshape Your Reality - YouTube
ThinkPad X1 Foldは、いわゆる“折り曲がり”ディスプレイ(フレキシブルディスプレイ)。もはや、これは言わずもがな。それに加えて、デジタイザーペンに対応しているという点が変態すぎる。ThinkPadブランドの代名詞である、剛性感を維持するのが大変だったことは容易に推測できる。
欲しいか欲しくないかで聞かれたら、欲しいのは間違いない。ただ、約35万円という価格は完全にプレミアム。フレキシブルディスプレイの進化を考えると、あと2世代か3世代は待ちたい感じなのが本音。
うーん、ThinkPad X1 Foldは悩むけどスルーでっ!
【候補2】ASUS ZenBook Duo
- 価格:約15万円
- タッチパネル:対応
- デジタイザーペン:対応
- USB-C
- USB PD:非対応
- DP Alt Mode:非対応
実用的でかつ、手が届く価格な変態ノートパソコン。そう考えると、ASUS『ZenBook Duo』が、かなり有力候補になってくる。
ASUS ZenBook Pro Duo - The laptop of tomorrow | ASUS - YouTube
ZenBook Duoは、通常のディスプレイに加えて、キーボード面の上部にもディスプレイを備える2画面PC。MPPのデジタイザーペンに対応しており、上画面で資料を見ながら、下画面で描画も可能で非常に実用的な変態さ。
非常に残念なのが、搭載しているUSB Type-Cポートが、USB PDとDP Alt Modeに非対応なこと。せっかくUSB Type-Cポートを搭載しているのに、データ転送のプロトコルしか対応していないのがいただけない。もし、USB PDとDP Alt Modeが対応していたら、ここまで悩むことなく買っていました。
痒いところに手が届かない感が、このZenBook Duoの悩みどころ……。
【候補3】Lenovo ThinkBook Plus
- 価格:約13万円
- タッチパネル:対応
- デジタイザーペン:対応
- USB-C
- USB PD:対応
- DP Alt Mode:対応
電子ペーパーヲタク的に、2020年の変態ノートパソコンを語る上で避けては通れないのが、Lenovo『ThinkBook Plus』という製品。変態度では上の2製品に負けるけど、こちらも充分変態端末。
ThinkBook Plus - YouTube
開いた状態は普通のクラムシェルなノートパソコンなのですが、閉じた状態の天板の部分に10.8インチのE Inkディスプレイを搭載しているという変態っぷり。ここが単なるLCDだと、懐かしのASUS TAICHI 21なのですが、ThinkBook Plusは『E Ink』。この斜め上のチョイスが変態っぽい。なお、E Inkディスプレイ側のみデジタイザーペンで描画可能。
スペック的には私の要望を満たしているのですが、良くも悪くもE Inkなのが引っかかるところ。電子ペーパー好きとしては欲しいのですが、本来やりたかったこと(お絵描き・PDFの赤入れ)が厳しそうな予感……。コンセプトは大好きなのですが、購入後にどう使うべきか悩むデバイスな気がしています。
電子ペーパー信者的には、ThinkBook Plusを選ぶべきなんだけど…悩ーむ。
私はどれを買うべきか
範囲をUMPCや非デジタイザーペン対応まで伸ばすともっと選択肢があるのですが、実用的なサイズ感とデジタイザーペンにこだわると、前述した3つの変態ノートパソコンに自動的に絞られた感じ。さて、私はどれを買うべきなのでしょうか。
ネタとして面白いのは、『ThinkPad X1 Fold』でしょうね。
無難な線やと『ZenBook Duo』、電子ペーパー推しなら『ThinkBook Plus』、やんね。
うーむ…悩むぞぞぞ……。
本当に欲しい変態端末が出るまで待つという選択肢は?
あるにはあるけど、プライベート用のWindows機は欲しいんだよねー。
Apple M1環境でのVMの対応状況が分からないし、そもそもMacはタッチパネル非対応だし……。
それなら、普通に『Surface Pro 7』でも…よくないですか!?
変態方向なら『Surface Pro X』もあるやんね!
…んごぽよっ!?余計に悩ませたなーーー!?
まとめ「実用的な変態ノートPC選びは難しい」
ただ単に、変態ノートパソコンを探すということであれば簡単なのですが、自分の利用用途に即した変態端末となると…なかなかに頭を悩ませてくれます。
変態ノートパソコンにコストパフォーマンスなんて求めてはいけないので、価格に関しては気にしたら負け。ただ、使い勝手と変態さのバランスは、ちゃんと熟慮した上で選びたいところ。私の場合は、デジタイザーペンが譲れないポイントになっているので、ここを軸にして考えるのですが、やっぱり難しい。
いくら変態ノートパソコンといえど、いざ買って、おもちゃや置物止まりになるのは悲しい。だから、真面目に検討するのですが…それが余計にドツボになってきましたとさ。
デバイスは買って満足だともったいないからねー。
おまけ
Apple、Google、Microsoft、Samsung、Huawei…以外の面白いデバイスを探してるのであーる。
何、その謎の縛りプレイ!?
エコシステムに縛られない縛りっ!
よく分からないことが分かりましたわ。
…やね。
おわり
ねこさんって、Macユーザーですよね?