- SliceCharge 3 Pro EditionというQi充電器を出資した!
- 一度に6デバイス充電できる“充電ステーション”である!
- これさえあればAirPowerもMagSafeも不要になる…かも!
AirPower…っぽい!
クラウドファンディングサイトMakuakeにて、Apple Watch対応のQiワイヤレス充電器『SliceCharge 3 Pro Edition』を出資しました。これを見た瞬間、「AirPowerはもういいや」と思ってしまいました。


これの前モデル、持ってますよね?

それにしても、Qiパッド好きやねぇ。
目次
SliceCharge 3 Pro Editionを出資した
Appleの“幻”のワイヤレス充電器『AirPower』。
頓挫してしまってからしばらくが経過し、すっかり存在を忘れられている予感。当の本人であるAppleですら、『MagSafe(MagSafe for iPhone)』という新規格を立ち上げてしまい、完全に過去の産物となりかけています。

過去の産物というか、“死産”ですわね。

うぐぐ…痛恨の一撃、ねこは100ダメージを受けた!

とんだ茶番やね……。
AirPowerが黒歴史化したとしても、Apple信者的には、やっぱりAirPowerの代替になりそうなワイヤレス充電器が欲しい。
そこで、Makuakeで出資受付中な、Hard Cider Labsというメーカーの『SliceCharge 3 Pro Edition』をサクっと出資しました。ちなみに、私は以前、同メーカーのワイヤレス充電器『SliceCharge Pro』というのを出資しており、今回はそれの最新モデルという形になるそうです。
スペックと特徴
SliceCharge 3 MagSafe Mount Edition - YouTube
SliceCharge 3 Pro Edition | ||
---|---|---|
メーカー | Hard Cider Labs | |
インターフェース | 入力 | DCジャック |
出力 | Qi ×3 Apple Watch Charger ×1 USB Type-A ×1 USB Type-C ×1 |
|
入力 | AC電源:65W | |
出力 | Qi:最大10W Apple Watch Charger:最大5W USB Type-A:最大18W USB Type-C:最大30W |
|
備考 | MFi認証済 |
SliceCharge 3 Pro Editionのスペック
このSliceCharge 3 Pro Editionの凄いところは、
- Qi ×3
- Apple Watch Charger ×1
- USB Type-A ×1
- USB Type-C ×1
という、多彩な出力系統を持っているという点。
Qiデバイスが同時に3台ワイヤレス充電可能なだけでも嬉しいのに、Apple Watchも充電可能。当然、Apple Watchの充電部分はMFi認証済。しかも、ワイヤレス充電に加えて、USB Type-AとUSB Type-Cが1ポートずつ搭載されているという豪華仕様。つまり、SliceCharge 3 Pro Editionたった1台で、同時に6デバイス充電できてしまうわけです。
なお、以前のSliceCharge ProはUSB Type-C(USB PD)から電力供給を受けて動作するタイプだったのですが、今回のSliceCharge 3 Pro EditionはACアダプターで駆動するタイプに変更になったようです。ここだけがちょっぴり残念。

画像を見た感じ、AC/DCコンバーター内蔵っぽくないから、きっとトランス方式のACアダプターな気がするーる。FINsixのDARTぐらいのサイズだといいんだけどねー。

ACアダプターのサイズが心配というわけですね?

そういうことあーる。
65W駆動だし、形状さえ合えばDARTにリプレースできるかもだけどねー。
出資した理由
AirPowerの代替に一番近そう
私は『Qi』というワイヤレス充電規格自体が好きで、今までいくつかQi対応のワイヤレス充電器を買ってきました。その中でも、今回のSliceCharge 3 Pro Editionが、もっともAirPowerの代替になりそうな気がしています。つまり、一番AirPowerっぽい。
2020年にもなると、本来AirPowerがやるべきだった、QiデバイスとApple Watchを同時充電できるワイヤレス充電器も選び放題の域。ただ、あの1枚の板のようなAirPowerっぽい、モノリス感のあるQiワイヤレス充電器は意外となかったりするのです。
MagSafeデュアル充電パッドが微妙だった
AirPowerの代替として一番期待していた、Apple純正の『MagSafeデュアル充電パッド』。ですが、購入して使ってみたところ…なんとも言えない感が。旅行や出張時のモバイルなワイヤレス充電器としては便利ですが、普段使いとなると、低出力がネックだしコストパフォーマンスが微妙なのが本音。
据え置きのワイヤレス充電器として使うには、MagSafeデュアル充電パッドは心許ない。そこで見つけたのが、SliceCharge 3 Pro Editionだったというわけです。

MagSafeデュアル充電パッドは悪くないんだけど、汚れやすいのと、価格が高いっていうのがネックなんだよねー。

約16,000円やもんね……。
Qiを起点とした充電ステーションが欲しい
SliceCharge 3 Pro Editionを出資した最大の理由がここ。Qiワイヤレス充電器を起点とした、マルチな充電ステーションが欲しかったということ。
以前に、Scosche『BaseLynx Modular Charging System Kit』という、ちょっと変わったワイヤレス充電器ステーションを購入したのですが、これにはQiやApple Watch Chargerだけでなく、USB Type-AやUSB Type-Cという従来のUSBポートも搭載されているのです。つまり、Qi非対応なデバイス(iPad等)もまとめて充電できるということになります。
ただ、このBaseLynx、とにかく巨大(サイズ感はレビュー記事参照)。デスクの上に設置すると、かなり場所を取ってしまいます。しかも、USB Type-C(USB PD)の出力が18Wと、MacBookを充電するには厳しいW数。かなり気に入っているのですが、デスクの上に設置してガシガシ使うというよりかは、シェルフの上にポツンと置いて使うくらいが良さげなのです。
そこで今回のSliceCharge 3 Pro Editionの話に戻るのですが、搭載されているUSB Type-C(USB PD)は、最大30W出力と申し分なし。これなら、MacBook Airの充電ぐらいならいけるんじゃないか…と淡い期待を抱いているわけです。もしくは、ここに『MagSafe充電器』を挿すのもアリかも。
まとめ「AirPowerより凄い!1台で充電が完結する凄み」

同じメーカーの現行機種『SliceCharge Pro』使いとしては、今回Makuakeで出資受付中の『SliceCharge 3 Pro Edition』は、無条件で欲しくなるQiワイヤレス充電器。電源がACアダプターになったのが痛いけど、それ以外は私の理想に近そう。
AirPowerの夢を見るのも疲れてきた…というのもありますし、普通にSliceCharge 3 Pro Editionは、ある面においてAirPowerを超えてきている気もしなくもない。夢のワイヤレス充電ステーションが、眼前まで来ているのです。ですなの。

あとは到着を待つばかーりっ!どんちきっ!!
おまけ

着々とQi環境を揃えていますわね。

手持ちのスマートフォンも全部Qi対応にできたし、これで充電環境がスッキリする気がするぞっ!

これからはワイヤレス充電が当たり前になってくるかもやね!
おわり
…これで勝つるっ!