- 楽天モバイル版のGalaxy Note10+を購入した!
- 見た目も中身も国内向けでは一番グローバル版に近い!
- キャリアアグリゲーションと起動時ロゴが懸念点!
国内向けでは一番海外版に近い!
ついにSamsung『Galaxy Note10+』を購入しました。購入先は楽天モバイルの楽天市場店。そう、いわゆる楽天モバイル版のGalaxy Note10+を買ったわけなのですが、国内版ではもっともグローバル版に近い感じ。それらの仕様をこれから購入する人向けに見てみます。
やはり買ったのですね。
うぬっ!
ってことで、レビュー前に全体をチェックしてみるぞー!
目次
Galaxy Note10+(楽天モバイル版)を購入した
以前から気になっていた『Galaxy Note10+』ですが、楽天モバイル楽天市場店で…ついに購入しました。
やったあーる!買ったあーる!!(写真ぶれてたあーる)
Galaxy Note10+自体は、すでにNTTドコモとauという、2つのキャリアから先立って発売されています。しかし、この2キャリアのGalaxy Note10+は、いわゆる“キャリア版”なのでSIMロックがかかっています。だから、MVNO派にはちと辛い。しかも、キャリアの消せないアプリまで入っているので、無効化する手間が出てくる。
ところがどっこい、今回私が楽天モバイル楽天市場店にて購入したGalaxy Note10+というのは、なーんとSIMロックフリー。そう、“SIMフリー版”なのです。なお、楽天モバイルを契約していなくても端末のみで購入可能です。なので、かなり注目している人も多いはず。
▼今回購入したGalaxy Note10+
仕様チェック
楽天モバイル版のGalaxy Note10+の仕様が気になる人もいると思うので、先にスペックと対応バンドを掲載しておきます。なお、型番は『SM-N975C』となっています。
スペック:いたって普通の国内モデル
製品名 | Galaxy Note10+ |
型番 | SM-N975C |
メーカー | Samsung |
OS | Android 9 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 855(2.8GHz+2.4GHz+1.7GHz・8コア) |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
画面サイズ | 6.8″(19:9) |
画面解像度 | 3,040×1,440(QHD+) |
カメラ | フロント:10MP リア(超広角):16MP(f/2.2) リア(広角):12MP(f/1.5・f/2.4) リア(望遠):12MP(f/2.1) リア(TOF):0.3MP |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 145時間(4,300mAh) |
インターフェース | USB 3.1 Type-C microSDXC(最大1TB) |
サイズ | 162.3×77.2×7.9mm |
質量 | 197g |
備考 | IPX5・IPX8準拠防水対応 IP6X準拠防塵対応 指紋認証 顔認証 S Pen対応 USB PD対応 Qi対応 NFC・FeliCa対応 |
楽天モバイル版Galaxy Note10+(SM-N975C)のスペック。
スペックは国内版Galaxy Note10+に準拠している様子。
なので、当然FeliCaチップ搭載で、おサイフケータイも利用可能。SoCもExynosではなくSnapdragonになっています。つまり、楽天モバイル版だからといって、基本スペックにdocomo版やau版と差異はないというわけになります。
対応バンド:docomo・au・楽天は利用可能
4G・LTE | Band 1/3/4/7/12/13/18/19/20/21/28/38/39/40/41/42 |
W-CDMA | 850MHz・900MHz・1.8GHz・1.9GHz |
楽天モバイル版Galaxy Note10+(SM-N975C)の対応バンド。
docomo | au | SoftBank |
◎ | ◎ | × |
各キャリアとの相性表。
楽天モバイル版Galaxy Note10+(SM-N975C)の対応バンドと各キャリアとの相性を照らし合わせると、docomo系・au系のMVNOなら問題なし。高速通信に必要なバンドはすべて網羅しています。楽天モバイルがdocomo系とau系のMVNOを運営しているので、これは当然と言われればそうでしょう。
ちなみに、楽天モバイル自体もMNO(大手キャリア)になりますが、その楽天回線にもGalaxy Note10+(SM-N975C)は対応しております。
反対にSoftBank系MVNOと組み合わせるのは厳しそう。楽天モバイル版Galaxy Note10+(SM-N975C)がBand 8が非対応でVoLTEも使えないので、SoftBank回線とは相性が悪く、マトモに使えないと思っておくほうがよさそうです。
デザインチェック
本体デザイン:国内版ではもっともグローバルに近い
そういうわけで、まずは気になる楽天モバイル版Galaxy Note10+(SM-N975C)の外観をチェックしてみます。
表面はいたって普通。
そもそもがベゼルレスデザインなので、特に印字や刻印ができるようなスペースがないこともあり、そう考えると当たり前ですね。
気になる裏面ですが、印字されているのは
- Galaxy
- FeliCaロゴ
- IMEI
の3つのみ。
そうです、キャリア版にあるような忌まわしきキャリアロゴはなし。これはかなり嬉しいポイント。ここにデカデカと「Rakuten」なんて書かれていた日には…ですからね。
SIMフリーにふさわしい外観だから、これには大満足ですな〜♪
なお、パッケージにも「Rakuten」的な印字はありません。さすが、SIMフリー版。うんうん、最高ですな。ほかのキャリアもこういうグローバル準拠にしてくれたら…なんて、思ってしまう今日このごろです。
内部デザイン:楽天アプリは消去可能
そして、外観の次に気になる内部をチェックしてみます。
プリインストールされているアプリに関しては、上画像のとおり。
楽天系のアプリがプリインストールされている以外は、特にこれといった差異はありません。NetflixやSpotifyはプリインストールじゃなくてもよい気もしますが、これはSamsung側の仕様なのでしょうかね。
一番左上に、『Rakuten』というフォルダーがあります。これがプリインストールされている楽天系のアプリです。なんと、これらのプリインストールアプリ、すべてアンインストール可能でした。これは嬉しい。
docomo版やau版のキャリア系プリインストールアプリというのは、アンインストールできないのが常。しかし、楽天モバイル版のGalaxy Note10+では、システム系アプリ以外はまるっとアンインストールができる仕様。こちらもグローバル版に近い仕様を取ってくれています。
懸念点
キャリアアグリゲーション問題
ちょっと気になるのが、楽天モバイル版Galaxy Note10+(SM-N975C)では、キャリアアグリゲーションが無効化されているということ。
このGalaxy Note10+には、LinksMateのSIMを挿す予定なのですが、まだ肝心のSIMが到着していないのでNO SIM状態。おそらくNO SIM状態では、言われているキャリアアグリゲーション無効化(CA-DISABLED)が表示されませんでした。なので、またSIMを挿した状態で検証してみたいと思っています。
解除方法自体は知ってるから、それも含めて検証って感じですなー。
起動時のRakutenロゴ
楽天モバイル版Galaxy Note10+(SM-N975C)は、見てもらったように、外観も内部もSIMフリー機らしくグローバルモデルっぽい感じです。
ただ、起動時に“Rakuten”と一瞬だけ表示されてしまします。これにはちょっと残念。おそらく、この起動ロゴさえなければ、誰がどう見ても楽天モバイルで買ったとは思わなかったのに…。ちなみに、このRakutenロゴ、root権限さえあれば消すことができます。
Androidスマホの起動時のアニメーションは『bootanimation』で調べれば、いっぱい出てくるし、やろうと思えばって感じなんだよねー。
自己責任にはなるが、ということですね。
まとめ「SIMフリーでMVNO派には嬉しいGalaxyだ!」
キャリアアグリゲーション問題と起動時のRakutenロゴ表示という2点だけは気になりますが、それを除けば待望のSIMフリーGalaxyという感じ。
キャリアアグリゲーションに関しては、今後の楽天側のアップデートでオフィシャルで有効化してくれる可能性もありますし、最悪自分で有効化もできるので、なんとか許容できそうな感じ。どちらにせよ、やっと出てくれたSIMフリーなGalaxy Note10+は…いいのだ!
キャリアアグリゲーションだけは要検証ですなー。
おまけ
完璧じゃないけど、ねこちゃん的には大満足っ!
ほんと嬉しそうですわね。
そりゃそうだよー。待望のGalaxy Note10+、しかもSIMフリーだもんっ!
おわり
SIMフリー版Galaxy Note10+ちゃん降臨っ!