生産完了は狙い目。MDR-Z1000とTHP-01が激安なので確保したぞ!

生産完了は狙い目。MDR-Z1000とTHP-01が激安なので確保したぞ!
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記事のポイント
  • 生産完了になったMDR-Z1000とTHP-01を確保!
  • 生産完了になるとやっぱり価格が安くなる!
  • バッテリー非搭載だからこそ買うのである!

これが最後にして最高のチャンス。

プロダクトというのは、“発売”があれば“終売”も当然あるもの。そして、生産完了のタイミングというのは、憧れのあの製品が安く買えるチャンスでもあります。そういうわけで、ずっと欲しかったヘッドホンを2つ破格で購入した話。そして、バッテリー非搭載ヘッドホンを勧める話。

さたえり

気づいたらポチってたんよね。

まの

またヘッドホンですか!?

二条ねこ

これは“沼”ですなー。

MDR-Z1000を買った

憧れだった、Sony『MDR-Z1000』というヘッドホンを買った。

憧れだった、Sony『MDR-Z1000』というヘッドホンを買った。

まず購入したのが、SonyのMDR-Z1000というリファレンススタジオモニターヘッドホン。

二条ねこ

おおー!懐かしいっ!!

さたえり

知る人ぞ知るヘッドホンやんね!

2010年発売という超レガシーなヘッドホンですが、発売して数年は人気が高かった印象なので、ご存知な人も少なくないはず。ちなみに、当時の価格は61,950円だったそうですが、現在では3万円台中盤で購入可能。そして、ソニーストアではすでに販売終了となっているので、おそらくディスコンでしょう。

『ハイレゾ』の言葉がない時代からの、ハイレゾ再生機なのです。

『ハイレゾ』の言葉がない時代からの、ハイレゾ再生機なのです。

発売当初は『ハイレゾ(High-Resolution Audio)』なんて言葉もなかったので、このMDR-Z1000にはハイレゾ冠はありません。

ただ、再生周波数帯域が 5Hz – 80,000Hz というとんでもないレンジを持っており、今であればハイレゾ冠だったではず(ヘッドホンは40kHz以上を出すことができるならハイレゾ認定される)。裏を返せば、ハイレゾ云々という時代よりも遥かに前から、ものすごいレンジとポテンシャルを持ったヘッドホンだったというわけなのです。ひたすらレンジを広くするところは、いかにもSonyらしい感じで面白いですよね。

“for STUDIO USE”という文字の輝き、これがモニターヘッドホンの証。

“for STUDIO USE”という文字の輝き、これがモニターヘッドホンの証。

リスニングヘッドホンとしても人気でしたが、元がモニターヘッドホンということもあり、堅牢性の高さも魅力。ハウジングはSonyお得意のマグネシウム合金製で、最大入力は4,000mWという高耐入力。そして、ケーブルはネジ式のφ3.5mmの着脱式ケーブル。この“ネジ式”っていうところが萌えポイント。

このMDR-Z1000は、発売当初からずっと私の憧れのヘッドホンでした。10年という長い年月を経て、ようやく私の手元に……。なんだか感無量。当然、手放すことは今後ないでしょうし、なんならデッドストックとしてもう1つ欲しいくらいです。

さたえり

フラグシップ的位置づけやったし、レンジの広さ的にもまだまだ現役でいけるヘッドホンやと思うんよね。

THP-01も買った

“変形するヘッドホン”で一時期話題だった、TOON WORKSHOP『THP-01』もポチり。

“変形するヘッドホン”で一時期話題だった、TOON WORKSHOP『THP-01』もポチり。

そして、もう1つ。GOOD SMILE COMPANY(グッスマ)が、TOON WORKSHOPというブランドでリリースしたTHP-01というヘッドホン。

さたえり

こっちもずーっと欲しかったんよね。

まの

話題になった、変形するヘッドホンですわね。

これぞギークの憧れ、変形するヘッドホンなのだ!

これぞギークの憧れ、変形するヘッドホンなのだ!

こちらは2015年発売で、すでにディスコンになっており、流通分のみの在庫となっている模様。変形ギミックがド変態ということと、ねんどろいどで有名なグッスマがヘッドホンを出すということで、当時はかなり話題になっていました。当時は45,000円〜でしたが、現在では1万円ちょっとで購入可能。もはやワゴンセール価格

いわゆるキワモノ系のヘッドホンですし、グッスマというイメージから、音質は二の次な話題性重視のネタヘッドホンというイメージですが、ちゃんと音響設計と製造はFOSTEXが担当している真面目っぷり。しかも、Linkin ParkのMr. Hahnとのコラボ。そう、全然ネタじゃないのです。

工業チックなデザインも美しき。無骨は愛だ。

工業チックなデザインも美しき。無骨は愛だ。

このTHP-01は、何度かクリエイターとのコラボモデルを出していますが、その中でも東亜重工とのコラボモデルが有名なはず。THP-01はすでにディスコンになっているので、手に入らないモデルもありますが、まだ東亜重工モデルは若干残っているようです。

さたえり

保守部品が先に生産完了しちゃってるから、数個買うのもあり…なはず!

非Bluetooth・非ANCなヘッドホンのすゝめ

最近のヘッドホン(イヤホン)界隈で思うことを最後に1つだけ。

ワイヤレスヘッドホンの憂鬱。これが有線ヘッドホンにはない。

ワイヤレスヘッドホンの憂鬱。これが有線ヘッドホンにはない。

Bluetoothヘッドホンやアクティブノイズキャンセリング(ANC)ヘッドホンが、ヘッドホンのメインストリームになりつつある昨今。もちろん、ワイヤレスやノイズレスで音楽を楽しめるようになるのは嬉しいことなのですが、この手のヘッドホンにはバッテリーがつきもの。

そうです。バッテリーが内蔵されているということは、そのバッテリーが寿命を迎えると、ヘッドホン全体の寿命も来てしまうというわけなのです。

もちろん、非Bluetooth・非ANCヘッドホンでも寿命はあります。ただ、それは物としての寿命なので、使いようによっては数年、もしくは十数年は使えることもあります。しかし、バッテリーが内蔵されているヘッドホンだと、リチウムイオンの充電可能回数が寿命に直結するわけです。ちなみに、リチウムイオンのバッテリーフル充電サイクルは500回ぐらいなので、数年が限界でしょう。

最近はすっかり有線ヘッドホンが少なくなってる…悲しみ。

最近はすっかり有線ヘッドホンが少なくなってる…悲しみ。

個人的にはBluetoothヘッドホンも完全ワイヤレスイヤホンも好きで買い漁っていますが、それとは別に、今回のようなバッテリーが内蔵されていないヘッドホンを買いたくなるわけです。

…それにしても、すっかりBluetoothヘッドホンがメインストリームになってしまった昨今。有線ヘッドホンを探してみると、めっきり中価格帯(3万円〜10万円)の製品が少なくなりました。ちょうどBluetoothやノイズキャンセリングヘッドホンとかぶる価格帯なので、仕方ないですが、なんだか時代を感じてしまいます。

まの

だから、今回は普通の有線ヘッドホンを購入したわけですね?

さたえり

そういうことなんよ!
THP-01はちょっと違うけど、MDR-Z1000はピュアにオーディオを楽しめるヘッドホンやからね。

まとめ「生産完了はヘッドホンの買い時である」

まとめ「生産完了はヘッドホンの買い時である」

まとめ「生産完了はヘッドホンの買い時である」

気づいたら生産完了になっていた、

を購入したという話でした。うーん、ただの日記ネタ!

ヘッドホンに限らず、プロダクトというのはモデル末期や生産完了になると、価格が極端に安くなったりします。ヘッドホンに関しては、モデルサイクルがマチマチなので、いつ買えばよいかの判断は難しいですが、逐一製品情報をチェックしておくといいかも。

特に有線ヘッドホンでハイエンドモデルは、一生モノ…とまではいかなくとも、長い年月使うことができる相棒になってくれるはず。うん、有線ヘッドホンもいいものですよ。

さたえり

今度は有線ヘッドホン沼にズブズブと……。

この記事で紹介したガジェット

おまけ

さたえり

音響機器好きとしては、最近のBluetoothヘッドホンとかノイズキャンセリングヘッドホンは、どうしてもガジェット感が強くて、それ一辺倒だと面白くないんよね。

二条ねこ

DSLRとミラーレスの立ち位置的なー?

さたえり

近からず遠からず…やね。

まの

時計とスマートウォッチの違い、的な感じですかね?

さたえり

うーん、それもしっくりこないかも……。

おわり