記事のポイント
- Webには“海”と“山”がある!
- 良質コンテンツが埋もれちゃう!
- 情報を自身で精査する時期が来た!
情報化社会って怖い。
今の時代、Google検索やSNSと使わないことがないぐらいになりました。でも、本当に欲しい情報が少なく、逆にノイズが増えた気が…!?
目次
基礎知識
本題に入る前に、『バズる(バズり)』についてと、『SEO』についての解説を少しだけします。
バズるとは?
『バズる』とは、短期間で爆発的に話題が広がり、その事象が多くの人に認知されることです。特にTwitterでバズることが多い印象。
このバズる行為は、“偶然”と“意図的”があります。後者はいわゆる炎上系です。どちらにせよ、SNSマーケティングの手法として重要な位置づけになっています。
SEOとは?
『SEO』はSearch Engine Optimizationの略で、検索エンジン(GoogleやYahoo!など)の最適化を意味します。
よく聞く『SEO対策』を技術面やマーケティング面で施して、どのサイトも検索結果の上位を狙っていこうとしています。
問題は“良質なコンテンツが埋もれる”こと
簡単ではありますが、『バズり』と『SEO』について、なんとなく理解できたところで、昨今のWebについて思うことがあります。
それは、“良質なコンテンツが埋もれる”という問題点です。
良質と良質でないコンテンツをどう定義するかは、当然、人それぞれです。なので、良質でないコンテンツは何かと聞かれると難しいですが、欲しい情報が埋もれてしまっている感じはあると思います。(良質も低質も有象無象に入り乱れてしまう)
どちらにせよ、良質でないコンテンツが“ノイズ”とすれば、どうしてそれが発生するのでしょうか。
バズりとSEOの“ノイズ”の原因
SNSはマーケティングとプロモーションの海
まず、バズる・バズりによるノイズの考察。
バカッター的(承認欲求?)なのは別として、SNSでバズる・バズりを起こしたい大きな原因は、TwitterなどのSNSによるマーケティングやプロモーションのためでしょう。
TwitterやInstagramの影響は文春砲以上。だからこそ、SNSはマーケティングやプロモーションに埋もれる“海”なのです。
なので、集客のためにもバズり・バズるのが頻繁に起こるのかも知れません。
検索結果はSEOとテクニックの山
お次は、SEO・検索結果によるノイズの考察。
どれだけSNS流入が多くとも、どんなブログや企業でも、やはりGoogle検索結果で上位を取りたいものです。そこで起こるのが、キュレーション乱立や似たようなサイトが上位を占めるという問題。
YouTuber含め、先駆者(イノベーター)が成功すると、それに追従するように似たようなコンテンツが乱立します。最近だと、YouTubeでいうとVTuberがその例でしょう。もちろん、VTuberがダメということではなく、追従した中に低質が混ざってしまうということです。無論、これはどの業種業界にもある現象です。
こうやって、乱立に次ぐ乱立、SEOやテクニックによって、良質なコンテンツと低質なコンテンツが混ざりあふれる“山”のようになってしまうのです。
ノイズレスで良質は難しい現実
当然、極端に低質なコンテンツを上位(SEO的にもSNS的にも)に持ってこないように、Googleなども改善しています。
しかし、低質(と自分が思う)なコンテンツページの検索上位を占める現象や、ネガティブな要素が多いツイートでのバズる・バズりが生まれるのは、どうしても避けられない問題でしょう。
人によって低質コンテンツや、不快なSNSのバズりの尺度は異なります。ある人にとっては低質や不快でも、またある人にとってはそれを望んでいるかも知れません。
結局は、検索アルゴリズムやSNSのバズりにしても、それをフィーチャーしているのは機械ではなく人間ですからね。バズり至上主義・SEO至上主義のノイズは、いろんな思想を持つ人によって作られた“必然的な”ものな気がします。
総評「コンテンツの整理を再考する時期が来た」
本記事で伝えたいのは、バズり至上主義・SEO至上主義がWebのガンというわけではなく、自分にとって必要なコンテンツだけを流入させる手立てを再考する時期が来たということです。
この8vividはブログなので、ブログに限った話にすると、FeedlyやInoreaderなどのRSSリーダーを使ったり、プッシュ通知を受け取るとよいと思います。
コンテンツの海と山。自分自身が、自分のためのフィルタリングをする時期が来たのかも知れません。
おまけ
おわり