- Samsung『Galaxy Tab S9』シリーズはIP68等級の防塵防水対応
- IP68等級準拠ということは“完全防塵”で“水中型”のお風呂タブレット
- スペック的にも“今シーズン最強の防水タブレット”と言って間違いない
SamsungがAndroidタブレット『Galaxy Tab S9 Series』を発表しました。
なんと、Galaxy Tab S9 Seriesは、いずれもIP68等級準拠の“防塵防水”設計に。IP規格的にも最高の性能を有しており、「高性能お風呂タブレットが欲しい」という想いが、ついに現実になりました。


しかも、付属のデジタイザーペン『S Pen』も、ちゃんと防塵防水対応なのですね。素晴らしいですわ。

つまり、お風呂でお絵描きまでできる、ってことやね!?
防水タブレット『Galaxy Tab S9 Series』が発表

Image:Samsung
Samsungは、2023年7月26日に開催した『Samsung Galaxy Unpacked July 2023』にて、Androidタブレット『Galaxy Tab S9 Series』を発表しました。
Galaxy Tab S9 Seriesは、Galaxy Tab S8 Seriesの後継機種に位置しており、同社のフラグシップAndroidタブレットになっております。
なお、Galaxy Tab S9 Seriesのラインナップは、11インチの『Galaxy Tab S9』、12.4インチの『Galaxy Tab S9+』、14.6インチの『Galaxy Tab S9 Ultra』、という構成です。
日本のSamsung公式サイトにも製品ページがあることから、おそらくは日本でも近いうちに発売されるでしょう。
| Galaxy Tab S9 | Galaxy Tab S9+ | Galaxy Tab S9 Ultra |
ディスプレイ | 11″ Dynamic AMOLED | 12.4″ Dynamic AMOLED | 14.6″ Dynamic AMOLED |
OS | Android 13 | ||
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy | ||
フロントカメラ | 12MP(超広角) | 12MP(超広角) | 12MP(超広角) 12MP(広角) |
リアカメラ | 13MP(広角) | 8MP(超広角) 13MP(広角) |
8MP(超広角) 13MP(広角) |
バッテリー | 8,400mAh | 10,090mAh | 11,200mAh |
防塵防水 | IP68 | IP68 | IP68 |
デジタイザーペン | 対応 | 対応 | 対応 |
本体寸法 | 25.4×16.6×5.9mm | 28.5×18.5×5.7mm | 32.6×20.9×5.5mm |
本体質量 | 500g(5G) 498g(Wi-Fi) |
586g(5G) 581g(Wi-Fi) |
737g(5G) 732g(Wi-Fi) |
最大のポイントは“IP68等級準拠の防塵防水設計”

Image:Samsung
今回発表されたGalaxy Tab S8 Seriesにおける最大のポイント、それが“IP68等級準拠の防塵防水設計”になっているということ。
ちなみに、同梱されているデジタイザーペン『S Pen』についても、タブレット本体と同様に、IP68等級準拠の防塵防水設計になっています。
防塵等級 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | X |
保護レベル | 無保護 | 固形物体保護 (φ50mm以上) |
固形物体保護 (φ12.5mm以上) |
固形物体保護 (φ2.5mm以上) |
固形物体保護 (φ1.0mm以上) |
粉塵保護 | 完全防塵 | 省略表示 |
お風呂利用 |
IP68等級準拠ということは、“完全防塵”を意味しており、水滴だけでなく、粉塵にも強いということになります。
なので、小麦粉やベーキングパウダーなどの粉物を扱うことが多い、キッチンでの利用にも適していると言えるでしょう。あと、防塵設計なので、画材代わりに使ってもいいかも。
防水等級 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | X |
保護レベル | 無保護 | 防滴I形 | 防滴II形 | 防雨型 | 防沫型 | 防噴流型 | 耐水型 | 防浸型 | 水中型 | 省略表示 |
お風呂利用 |
さらに、IP68等級準拠ということは、“水中型”の防水性能を有していることに。つまり、完全防水を意味しています。
公式サイトでは、水深1.5mまでの淡水に最大30分間水没させた場合の試験にパスしているとのこと。ビーチやプールでの使用は非推奨とのことですが、お風呂タブレットとして申し分ない防水性能でしょう。もちろん、ボディソープで洗ったり、入浴剤を入れた浴槽に水没させるのはダメですが。

これなら、お風呂で漫画を読んだり、お絵描きしたりできますな。

nasneと組み合わせて、お風呂テレビ環境を構築するのもよいですわね。
まとめ「“Xperia Z4 Tablet難民”がついに救われる」

- 11インチの『Galaxy Tab S9』
- 12.4インチの『Galaxy Tab S9+』
- 14.6インチの『Galaxy Tab S9 Ultra』
- IP6X等級準拠の『完全防塵』保護レベルの防塵性能
- IPX8等級準拠の『水中型』保護レベルの防水性能
日本の公式サイトをよく見ると、『Galaxy Tab S9 Ultra』の製品リンクしか存在しておらず、ひょっとすると、Galaxy Tab S9とGalaxy Tab S9+は出ない可能性も。あと、カラーもグラファイトだけになりそうな予感。
できれば、Galaxy Tab S9とGalaxy Tab S9+も発売してほしいところ。もちろん、ベージュカラーも用意してほしいのです。ですなの。

全部ラインナップしてくれるのが理想なのであーる。
おまけ

なーんか、結局は直輸入しないといけそうな予感もしますな。

そうなると、また技適マークの問題が……。

正直、Androidタブレットの対抗馬は存在していないから、出せば普通に売れそうやねんけどね。

日本だと、iPadが強すぎるのが問題なのであーる。
おわり
今までも、『Galaxy Tab Active4 Pro』や『Galaxy Tab Active3』などの業務機なら防塵防水対応はあったけど、ついにコンシューマ機まで防塵防水になったのであーるっ!