『Google Pixel 7 Pro』エッジディスプレイが残念すぎる

“エッジ”が“エッジ”であるために
『Google Pixel 7 Pro』エッジディスプレイが残念すぎる
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記事のポイント
  • 『Google Pixel 7 Pro』は『エッジディスプレイ』が解せぬ
  • 旧モデル(Pixel 6 Pro)よりマシな感はあるがエッジはエッジ
  • “エッジ”である理由がないエッジディスプレイは廃止すべき

Google Pixel 7 Pro』は、昨年のGoogle Pixel 6 Proと同様に『エッジディスプレイ』が採用されています。……これが非常に残念でして。

二条ねこ

Google Pixel 6 Proに比べたら、エッジの傾斜が緩やかになった気もするけど、エッジディスプレイ嫌いなら避けたほうが無難ですな。(実際に触ってきた感想)

まの

傾斜を緩やかにするくらいなら、いっそ廃止してもよさそうですがね。

さたえり

エッジ部分にギミックがあるわけでもないもんね。

Google Pixel 7 Proはエッジディスプレイ採用

Google公式の3Dモデリングを見れば分かるのですが、『Google Pixel 7 Pro』には『エッジディスプレイ』が採用されています

補足ですが、前モデルである『Google Pixel 6 Pro』でも、エッジディスプレイが採用されていました。なので、Googleとしては、“Pro”モデルはエッジディスプレイを採用する流れのようです。

なお、下位モデルである『Google Pixel 7』は、エッジディスプレイではなく、通常のフラットディスプレイが採用されております。

二条ねこ

今回もエッジディスプレイ……残念。

さたえり

願い届かず、やね。

エッジ具合が気になったので実物を見てきたのですが、Google Pixel 7 Proのエッジディスプレイは、エッジ部分の内側半分がディスプレイ・外側半分がベゼル、という比率でした。要するに、普通のエッジディスプレイのそれです。

Google Pixel 6 Proと比べると、エッジの傾斜がほんのり緩やかになった気も。とはいえ、Google Pixel 7 Pro単体で見ると、エッジディスプレイが嫌いなユーザーは購入を控えたほうがよい気がします。傾斜が緩くなったとはいえ、普通にエッジを感じられるので。

二条ねこ

あとは、“Pro”になると本体サイズが大きくなるのも困りどころですな。

まの

Google Pixel 7の本体サイズでも、それなりに大きいですものね。

エッジディスプレイは廃止すべき(理由がないなら)

エッジディスプレイ好きがいることも、もちろん理解はしています。

とはいえ、エッジディスプレイが苦手な筆者としては、搭載する明確な意図や理由がないのであればエッジディスプレイを採用すべきでない、と思ってしまうものでして。

Galaxy Note Edgeの『Edge Screen』という専用UIの画像

Image:Samsung
Galaxy Note Edgeの『Edge Screen』という専用UI

“明確な意図や理由がないのであれば”と符号を付けたのは、Samsung『Galaxy Note Edge』のような例があるため。

すでに廃止されてしまっているのですが、Samsung Galaxyシリーズの一部には、エッジディスプレイ部分に専用のUIを施した『Edge Screen』というものが存在しておりました。

The Samsung Galaxy Note Edge – Screen

この『Edge Screen』というのは、“エッジ”な部分に専用のUIを設けることにより、エッジ部分がサブディスプレイやランチャーのような振る舞いをしてくれる機能。つまり、ただ単にディスプレイ側面をラウンドさせたわけではない、ということです。

エッジディスプレイには、手に持ったときのフィット感が向上するというメリットはありますが、ラウンドしているせいで映像が見づらかったり、誤作動を誘発してしまうというデメリットもあります。また、良質な保護フィルムや保護ガラスの選択肢も少なくなる。

したがって、メーカーがエッジディスプレイを採用したいのであれば、「なぜ、エッジディスプレイを搭載するのか?」というユーザーの問いに対して、納得がいくようなアンサーがないといけません。その例として挙げられるのが、前述したSamsungの『Edge Screen』だった、というわけです。

筆者としては、エッジディスプレイが搭載されることにより、UX向上が見込めるのであれば、そのまま採用してもよいとは考えております。

しかし、ただ単なるデザイン上の理由だけならば、そんなエッジディスプレイは早々に廃止すべきではないでしょうか。デザイナーのエゴになってはいけないのです。

二条ねこ

デザインは性能の一部である!……以上っ!!

まとめ「好みが分かれる“エッジ”な悩み」

この『Google Pixel 7 Pro』、「エッジディスプレイじゃなければ欲しい」というユーザーも多そうなのですが…ね。

エッジディスプレイが嫌だから、『Google Pixel 7』を選ぶというのも腑に落ちないですし、難しい悩みなのです。ですなの。

二条ねこ

せっかくのエッジディスプレイにするなら、専用のランチャーでも搭載すればいいのにねー。

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おまけ

二条ねこ

今年のGoogle Pixelは、パスするつもりなんだけどねっ!

まの

コッソリ買っていたら怒りますけどね。

さたえり

ねこちゃんなら、やりかねないから怖いんよね。

おわり