- アップデートによりFUJISOFT +F FS050Wに『完全電源OFF』が実装
- これにより電源オフ時のバッテリー消費量が多くなる問題が解決
- 『ウォームブート』と『コールドブート』が選択可能になり利便性が向上
FUJISOFTのモバイルルータ『+F FS050W』向けに、Ver. 1.1.0のファームウェアが配信開始されました。
本アップデートにより、待望の『完全電源OFF』機能が実装。電源オフ時に“完全にシャットダウンできる”ようになりました。
ユーザーの意見をかなり取り入れてくれましたわね。
今回の件で、FUJISOFTのメーカーとしての姿勢が垣間見えたやんね!
+F FS050Wに『完全電源OFF』機能が実装
FUJISOFTは2023年7月13日、同社のモバイルルータ『+F FS050W』向けの最新ファームウェア『Ver. 1.1.0』を配信開始しました。
本ファームウェアアップデートにより、電源オフ時に“完全シャットダウン”が可能な『完全電源OFF』という機能が実装されました。
+F FS050Wユーザーならご存じかと思われますが、同機種は完全にシャットダウンできない仕様となっていて、電源オフ時のバッテリー消費量が他機種と比べて、かなり多くなっておりました。このことから、「いざ使おうとしたら、バッテリーが空になっていた」と嘆いたユーザーも少なくないはずです。
それが今回、『完全電源OFF』機能が実装されたことにより、上記のような事象に悩まされることも晴れてなくなりました。
『ウォームブート』と『コールドブート』での起動時間比較
+F FS050WのファームウェアをVer. 1.1.0にアップデートすることにより、『完全電源OFF』機能が追加されるわけですが、従来の『電源OFF』機能も残っているので、ユーザーは状況に応じて適宜使い分けることが可能です。
つまり、『完全電源OFF』からのコールドブート、従来の『電源OFF』からのウォームブート、この両方が実装されていることになります。
そこで、手持ちの+F FS050Wを使って、『コールドブート(完全電源OFF)』と『ウォームブート(電源OFF)』からの起動時間をそれぞれ測定してみることにしました。
起動時間の測定結果は上画像のとおりで、やはり『コールドブート(完全電源OFF)』からの起動はかなり時間がかかります。なので、『電源OFF』と『完全電源OFF』は上手に使い分けたいところ。
もちろん、『完全電源OFF』を用いることにより、電源オフ時のバッテリー消費量はかなり軽減されます。これだけでも、かなり使い勝手が向上したと言えるのではないでしょうか。
ストップウォッチでの手動測定だから、この結果は参考値として捉えてほしいのであーる。
そうは言っても、起動時間の差は歴然ですわね。
ウォームブートとコールドブートって、こんなにも時間差があるんやね。
いろんなモバイルルータを使ってきたけど、この+F FS050W、コールドブートからの起動については、ちょっと遅いほうかもしれませぬな。
まとめ「このアップデートは嬉しすぎる」
『完全電源OFF』とは、電源オフ時に“完全シャットダウン”できるようになる機能。
これにより、電源オフ時のバッテリー消費量が格段に抑えられた。ただし、コールドブートになるので、起動時間は従来よりも遅くなる。
できれば最初から搭載してほしかった機能ではあるのですが、これでようやく『ウォームブート』と『コールドブート』が選択できるように。
今回のファームウェア『Ver. 1.1.0』では、接続安定性やeSIMの使い勝手も向上しているので、+F FS050Wユーザーはアップデートしておくことをおすすめします。
これでガンガン使い倒せるあーるっ!!
おまけ
ようやく、万人におすすめできるモバイルルータになった感じですな。
デュアルSIMかつ、eSIMが使える、貴重な5G対応モバイルルータですものね。
これで数年は、『+F FS050W』だけで戦えそうな感じがするやんね。
おわり
今回のファームウェアVer. 1.1.0では、
という、大幅な機能改善が行われたのであーる。