- Sony wenaの『おサイフリンク』が2023年末でサービス終了
- サービス終了後も使うには終了前にセットアップしておく必要有
- これを機会にいつか来る『wena 4』では新システム導入を希望
wena 3などにおける、Suica以外の電子マネーサービス(楽天Edyなど)が、提供元の『おサイフリンク』終了により、2023年12月31日をもってサービス終了となる。そこで、サービス終了による電子マネーサービスへの影響を整理しておきます。
サービス終了は分かりましたが、早期に代替サービスや後継機種のアナウンスをしないと、せっかくのユーザーが離れてしまいそうで心配ですわ。私も含めて。
唯一無二のコンセプトやし、ずっと続いてほしいもんね。
wena『おサイフリンク』が2023年末で終了
Sonyは2022年11月4日(JST)、『wena wrist』『wena wrist pro』『wena wrist active』『wena 3』における、『おサイフリンク』サービス終了を発表しました。サービス終了日は、2023年12月31日。
『おサイフリンク』は、フェリカネットワークスが提供元のサービス。そのおサイフリンクアプリの提供とサポートが2023年12月31日にて終了することとなったため、それに付随する形でwenaシリーズのおサイフリンク機能も利用できなくなります。
それにともない、2024年1月1日以降、おサイフリンクアプリの新規ダウンロードおよび、おサイフリンクアプリの機能全般が利用できなくなるとアナウンスされております。
wena『おサイフリンク』終了による影響
『おサイフリンク』を利用しないため、影響ナシ。
継続して、wenaを用いてSuicaを利用可能。
『おサイフリンク』アプリ内の機能利用不可。
サービス終了日以前に、おサイフリンクアプリから発行済みの楽天Edyでは、“店頭での支払い”・“現金でのチャージ”・“楽天Edyアプリを使った各種サービス”、が継続利用可能。
『おサイフリンク』アプリ内の機能利用不可。
サービス終了日以前に、おサイフリンクアプリから発行済みのQUICPayモバイルでは、“店頭での支払い”、が継続利用可能(ただし、サポート対象外)。
『おサイフリンク』アプリ内の機能利用不可。
サービス終了日以前に、おサイフリンクアプリから発行済みのiD対応カードでは、“店頭での支払い”、が継続利用可能(ただし、カード有効期限内に限る)。
『おサイフリンク』アプリ内の機能利用不可。
サービス終了日以前に、おサイフリンクアプリから発行済みのゴールドポイントカードは、そのままゴールドポイントカードとして利用可能。
『おサイフリンク』アプリ内の機能利用不可。
サービス終了日以前に、おサイフリンクアプリから発行済みのモバイルdポイントカードは、そのままモバイルdポイントカードとして利用可能。
『SKiPサービス』自体、2023年3月31日をもってサービス終了予定。
Sony wenaでは、『楽天Edy』『QUICPay』『iD』『Suica』などの非接触型決済が利用可能ですが、そのうちSuica以外のすべての電子マネーにおいて、おサイフリンクアプリ終了の影響を受けることになります。
公式アナウンスによると、サービス終了日(2023年12月31日)以前に、wenaでのセットアップを済ませておけば、登録されているぶんに関しては、継続して利用可能とのこと。ただし、おサイフリンクアプリ自体が終了してしまうので、あくまで暫定措置にはなります。
新システム導入と『wena 4』発売を期待
こうなってくると、『おサイフリンク』に依存しない新たな電子マネー連携サービスの導入および、新モデル『wena 4』の発売を期待したい。
『wena 3』は筆者を含め、多くのユーザーを魅力したウェアラブルデバイスだと認識しているので、ユーザー離れが起こらないうちに、このあたりのサポートに関するアナウンスを早期に行ってほしいところ。そうでないと、ユーザー離れはもちろんのこと、メーカーに対する不信感にもつながってきますので。
もし、今回のプレスリリースを見て、「こういうところがSonyの嫌なところ」と悪い印象を持たれているユーザーがいらっしゃるなら、ぜひ『最先端と成熟の共存。「wena」に流れるものづくりの思想。』という、wena事業責任者である對馬哲平氏へのインタビュー記事をぜひ読んでください。
企画立案者の想いを身近に感じ取ることができますし、プロジェクト自体を応援したくなる。このインタビュー記事から、おそらくは『wena 4』の発売も想定されていることが推測できるので、あまり焦らずに待ちましょう。もちろん、早期のアナウンスが望ましいですが…ね。
まとめ「『wena 4』の発売を待ってます」
『おサイフリンク』のサービス終了は、2023年12月31日。
これについては数年前から予想していたことなので驚きませんが、できるだけ“次はどうなるのか”というアナウンスだけは、多くのwenaユーザーのためにも早期に行ってほしいところ。あと、『wena 4』の発売も待ってます。
『wena 4』が発売されたら買うぞっ!
おまけ
Apple Watch Ultraのバンドに『wena 4』を付けたいので…頼んだ!
wenaの開発コンセプト的にはズレてますがね。
まぁ、こういう使い方もあるってことやね。
おわり
すでに『おサイフリンク』自体が化石化してたし、サービス終了の話は数年前から出てたから、驚くよりも「ついにきたか」という感想になるのであーる。