- Steam Deckは6万円からで2022年末発売
- 対応ゲームはライブラリやストアから確認可能
- WindowsとSteamOSデュアルブートは様子見
日本発売が決定した『Steam Deck』。発売まで時間があるので、価格・仕様・対応ゲーム・Windowsのインストール、を中心におさらいしておきます。
OSが専用の『SteamOS』なのがミソですな。
思ったよりも価格が高い印象やけど、どれくらい予約してるんかな!?
『Steam Deck』の概要
- 2022年末
- 64GBモデル:59,800円
- 256GBモデル:79,800円
- 512GBモデル:99,800円
すでに欧米では2022年2月に発売されておりますが、日本では2022年末が初回出荷となっています。日本での販売価格は59,800円から。
余談ですが、先行して発売された欧米(米国・カナダ・英国・EU)はSteamが直接販売しているのに対して、アジア圏(日本・韓国・香港・台湾)は提携先のKomodo(DEGICAの子会社)が販売する形となっています。
ラインナップ
| 64GBモデル | 256GBモデル | 512GBモデル |
---|---|---|---|
日本価格 | ¥59,800 | ¥79,800 | ¥99,800 |
米国価格 | $399 (≒ ¥53,865) |
$529 (≒ ¥71,415) |
$649 (≒ ¥87,615) |
ストレージ | eMMC | NVMe SSD | NVMe SSD |
ディスプレイ | 通常ガラス | 通常ガラス | プレミアム防眩エッチングガラス |
付属品 | キャリングケース | キャリングケース | キャリングケース |
特典 | - | 限定Steamコミュニティプロフィールバンドル | 限定Steamコミュニティプロフィールバンドル |
- | - | 限定仮想キーボードテーマ |
※$1 = ¥135 で計算
Steam Deckのラインナップは、64GBモデル・256GBモデル・512GBモデルの3種類。
各モデルの違いは、ストレージ(eMMC/NVMe SSD)、ディスプレイのガラススクリーン(光沢加工/防眩エッチング加工)、各種特典の数。なお、『プレミアム防眩エッチングガラス』とは、いわゆるアンチグレア加工がされたガラススクリーンです。
スペック
| 64GBモデル | 256GBモデル | 512GBモデル |
---|---|---|---|
OS | SteamOS 3.0 | ||
CPU | Zen 2 (4c/8t|2.4GHz–3.5GHz) |
||
GPU | 8 RDNA 2 CU (1.0GHz–1.6GHz) |
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RAM | 16GB (LPDDR5) |
||
ストレージ | 64GB eMMC (PCIe Gen 2.0) |
256GB NVMe SSD (PCIe Gen 3.0) |
512GB NVMe SSD (PCIe Gen 3.0) |
ディスプレイ | 7インチ 1280 x 800 60Hz IPS LCD (タッチパネル) |
||
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | ||
Wi-Fi | Wi-Fi 5 (IEEE 802.11a/b/g/n/ac) |
||
バッテリー | 40Wh (2時間–8時間駆動) |
||
インターフェース | USB-C(10Gbps/DP Alt Mode/PD 45W対応) microSD(UHS-I対応) φ3.5mm AUX(コンボジャック) |
||
ボディ | 298mm x 117mm x 49mm 669g |
詳細なスペックについては公式サイトに記載があるので、そちらを参照。
Steam DeckのCPU(APU)は、AMDと共同開発したカスタム品を採用。YouTubeチャンネルLinus Tech Tipsの分解動画を見てみると、チップに「VALVE」と書かれたロゴがあることが分かります。
モデルによって異なるのは、ストレージの種類(とガラススクリーン)のみ。microSDに対応しているので、64GBモデルでも事足りそうですが、Windows 11とのデュアルブートを考えているのであれば、最低でも256GBモデルを選ぶほうがよさそう(microSDからのOSブートも可能)。
対応ゲーム
Steam Deck: Introducing Deck Verified
確認済み (Steam Deck対応ゲーム) |
プレイ可能 (手動調整で動作可能) |
非対応 (Steam Deck非対応ゲーム) |
不明 (互換性チェックが未実施) |
対応ゲームについては、Steamのライブラリやストアから確認可能。公式サイトのこちらのページにて、Steam Deck(SteamOS)との互換性チェックが可能です。
Steam DeckにWindows 11のインストールを考えていないのであれば、購入前に公式サイトで対応ゲームを調べておくのが無難でしょう。
セルフリペア
Take a look inside Steam Deck™!
iFixitと協力関係にあるようで、Steam Deckの修理ガイドをユーザーも閲覧することが可能となっています。
交換パーツも購入可能になっており、メンテナンス性はかなり良好。iFixitによると、かなり難しいようですが、ちゃんと交換バッテリーも販売されているため、製品寿命はかなり長くなりそうです。ここはかなりの利点。
Windowsのインストール
Steam Deckは、デフォルトでは『SteamOS 3.0』がインストールされておりますが、別途『Windows 10』や『Windows 11』をインストールすることも可能。
公式でWindows 10/Windows 11用のドライバが提供されており、自作PCの知識があるユーザーであれば、Steam DeckにWindowsを導入することができます。
ただし、現時点(2022年8月18日)ではフルインストールしかサポートされておらず、SteamOSとのデュアルブートについては現在準備中で、後日アナウンスされるとのこと。
まとめ「長く使える設計になっている」
『Steam Deck』に関する、必要そうな情報を確認してみましたが、かなりメンテナンス性に優れており、長く使える製品設計になっておりました。このあたりは、さすがValveと言ったところでしょうか。
価格だけ見ると割高に感じてしまいますが、情報公開も熱心に行われており、信頼性を加味すると妥当な価格設定かもしれません。
問題は“何GBモデルを買うか”なのですよね。
おまけ
『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』ですが、Wii Uのバーチャルコンソール民としては、本当に待ち望んでいた復活なのですわ。
トレーラー映像を見てると、“ベタ移植”っぽいですな!
私としては、変なリメイクをされるよりも当時の映像で楽しみたい派なので、可能な限りそのままなのが理想ですわね。
ウチとしては、Wiiの『ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III』を復活させてほしいんやけどね。できれば『天空三部作』も追加して。
どうでしょうね?
DQシリーズは散発的にリメイクをしている印象ですし……。
おわり
2023年発売の『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』を、Steam Deckでプレイしたいのですよね。……巨大GBAにも見えなくもないですし。